国体論 -菊と星条旗ー 白井聡著 を読む

 先日、BSプライムニュースで、白井聡という若い論客を初めて見て、その発言に驚いた事を書いた。
 その人の「国体論」―菊と星条旗― という本を読んでみた。
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 テレビでの発言の印象と同じで、とても本質的な事を的確に言っているように感じられ、真実が分かった時の感動にも似たワクワクとした気持ちも起こってきた。

 以前読んだ 『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』矢部浩治著 とも共通する内容だが、さらに明治維新から現在までや、過去の日本の歴史もふまえ日本を広く深く考察している。

 明治維新から大正期、そして昭和の敗戦、までの期間と、敗戦から経済大国、そして現在、までが、ちょうど同じ年月がたっているのだ。そしてそれぞれの時期の「国体」の状況が相似形をなしている事、現在の状況が敗戦の破滅へと向かっている時代と同じという事を述べて日本人に警鐘を鳴らしているようだ。

 テレビでも言っていたが、「奴隷的な状況ではあらゆるものが腐ってくる、だから奴隷的な状況ではいけないのだ。」「奴隷は他の人間が自由な思考と意志をもつことを許さない」などの発言の意味がこの本を読むと明らかになってくる。

 本のカバーの裏側折り込みの紹介文
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 本のカバーの後ろ面にある識者の評
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