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zoom RSS 「南アルプスよ永遠なれ」 鳴海友俊 を転載

<<   作成日時 : 2017/03/28 23:21   >>

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 退職した公立学校の教職員が入る「公立学校共済組合友の会」という組織があり、そこで一年に何回か「友の会だより」という小雑誌が配られてくる。

 そこの投稿欄に、「登山道整備の鳴海さん」の投稿を見つけた。鳴海さんは、私の知らない地元の山やコースなど教えていただいたり一緒に山に時々、登ったりすることのある人だ。

 内容に共感したので、鳴海さんに電話をして許可を得て、ここに転載させていただきました。
 
『 百名山病に冒され十数キロのザックを背に汗した青春時代。その想い出の舞台の一つ、南アルプスにトンネル掘さくが始まったと聞いた時にはまさに青天のへきれき、大きな衝撃を受けた。山の日が国民の祝日となり、第一回目は記念にどこへ登ろうかと模索していた時だった。
 長野、山梨、静岡の三県にまたがる日本有数の山岳地帯、3000m級の山が十三連なる南アルプス。そこに貫通する全長25kmの長大トンネルを時速500kmという超々高速リニア新幹線が運転手のいない無人で走るという。

 電力消費は現新幹線の三倍と聞いてただただ驚くばかり。一体この電力をどこから持ってくるのか。完成まで十年間掘り出される土砂は毎日ダンプ五百台分、この行方も気がかりだ。年々人口が減り続ける日本。完成後の乗車率は如何なものか。巨額の国費を投じて採算はどうなのか。水脈を断たれたイワナとヤマメ。千古不滅斧を知らずの巨木群は白骨化し空しく天を仰いでいる。ここを楽園としていた鳥獣は皆姿を消した。

 東京〜大阪間は既に新幹線があり、自然遺産申請も考えている南アルプスに風穴をあけるのは解せない。これ以上の自然破壊はもうゴメン。手つかずの自然をそっくり後の世代に引き継ぎたい。この果てには北アルプスも北の悠久の大地北海道の日高山脈も同じ運命にならないことを心から願っている。』

 良く山にご一緒させていただく「山岳巡礼」の根橋さんは、政治的な問題などについても良く「山岳巡礼」のHPにも書かれていているので、考えておられる事が私と大体同じだと分かっているので、山でも気にせず、そういった政治的な話題を話すことが良くある。

 しかし、鳴海さんは、昔の職場が同じ地区だったりしたので、かつての職場の話が中心で、こういった政治がらみの問題について話した事はほとんど無かった。

 今回電話で聞いてみると、東京で行われたリニア新幹線反対の集会にも行かれたとの事、本当にこの問題については怒りの気持をもっておられるようだ。

 リニア新幹線についてはJR東海の社長と安倍首相が友達である事も良く知られていてこういった事業の推進も現政権の方針の一つなのだろう。
 籠池理事長の話でも、JR東海の社長の話がちょっと出てきていた。日本会議のメンバーなのだろうか?

 この「友の会だより」の巻頭に、音楽評論家・作詞家の「湯川れい子」のエッセイがのっていた。題名は「ただ欲しいのは平和だけ」というもの。

 そこに、最近は平和集会など、頭に「平和」という文字が付いただけで、会場を貸して貰えないといった話を聞く、と始まり、エッセイの最後に「平和はすべての人の願いです」「この地震列島に54基もの原発を作ったのは間違いです」などと色々な場でスピーチしていたら、『〜先日も政府からの助成金が受けられなくなる・・・・と言われて,或る団体の長を辞した。日本が二度と再びあの戦前の暗黒時代に戻る事は無いようにと、私は心の底から強く願っている。』と書いてあった。

 森友学園のように、教育勅語をとなえさせ、安倍首相頑張れ、とやっていれば8億円のものが1億円で手に入る時代だ。原発反対、平和が大切、と訴えていれば助成金などもらえなくなる時代にすでに突入しているのだろう。

 安倍政権、自公政権が倒れなければこのまま日本は、間違いなくあの暗黒時代に戻っていくのだろう。
 この「友の会だより」を編集している人たちも危機感をいだいているのだろう。




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