アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
上小30山のブログ
ブログ紹介
上小三十山の「最近の風景」と「山道の自然」を中心に、伝えます。
zoom RSS

NHK・BS3 昨日の「アナザーストーリーズ」を見た

2018/05/09 16:16
 昨日のNHK・BS3「アナザーストーリーズ」という番組を見ていたら、ベトナム戦争の一枚の報道写真が戦争の真実を知らせ、米政府の言っている事のウソが明らかになって、批判が高まり、戦争終結への大きな流れを作る役割をはたしたという内容の番組だった。

アメリカのジャーナリストが政府の圧力に対して忖度せず、正しいと思った事を伝えている姿や、国立公文書館に当時の記録が現在もちゃんと残されていて、大統領やその周辺の間違った言葉や本音まできちんと残され、歴史の検証に耐えうるようになっている事も紹介されていた。

この番組の制作意図は、現在の日本の公文書管理など全く出来ていない問題や、北朝鮮など東アジアの問題などについて、ジャーナリストは政府の圧力への忖度をせず、きちんと真実の報道をするべき、そして、戦争など万一にも引き起こしてはならない、というNHKの一部のまともな勢力からのメッセージのように感じられた。

 再放送は、

5月14日(月) 午後11時45分
アナザーストーリーズ 運命の分岐点「ベトナム戦争 写真の中の少女」
記事へトラックバック / コメント


幕末漂流民を大河ドラマに

2018/05/08 08:58
 これも、先日、弟が置いて行った本の中の物。読んでみたらとても面白かった。

「椿と花水木 万次郎の生涯」 津本陽
「アメリカ彦蔵」 吉村昭
画像


 ジョン万次郎の事は、子供の頃「ジョン万次郎漂流記」という漫画を読んだ事や、「世界ふしぎ発見」などのテレビ番組で断片を見た程度の知識で、漂流記、などの面白い印象は強いが、ぼんやり知っている程度だった。アメリカ彦蔵についてはほとんど知らなかった。

 万次郎はこのごろ、幕末を扱った大河ドラマなどに良くちょこんと必ず出てきたりしている。今やっている西郷隆盛「せごどん」にもちょっと出て来ていた。

 この二冊は作者も違うのだが、ノンフィクション的でもあるので、幕末の日本について「大河ドラマ」的でない、今ではあまり意識されない本当の日本の姿が思い出され?とても興味深かった。

 ご存知のように二人とも幕末に水夫として日本沿岸で船に乗っていて、荒天で難破して漂流しアメリカの船に助けられ、アメリカで生活し、アメリカの人に愛され、文明を学んだ後に日本に帰る事が出来、日本の幕末や明治維新の中で重要な役割も果たしたような人たちだ。
 一種のタイムトラベラーという事ができるだろう。

 当時の日本の「封建的身分制度」や狂信的な「攘夷」、など日本の本当の姿が、平民の漂流民という、侍でない視点や、外国という視点から描かれている事により浮き彫りにされている気がした。

 今から150年前は、「封建的身分制度」「攘夷」的な物はやはり本当に日本人の心の中に
ずっしりと大きく沁みついていた。明治維新などの政変があって西洋文明が流入してきても、その変革は大きいとはいえ人の考え方の基本は急に180度変わる物でもないだろう。

 こういった流れは、戦前の「鬼畜米英」などと言って狂信的軍国主義ともいえる状況になってしまった事や、戦後にアメリカやソビエトがただただすばらしい、と感じてしまった様な心性ともかなりつながっていたのだろうな、という気がする。
 戦前のファシズムの隆盛が、幕末から7,80年たっている頃で、今から7.80年前の事だ。それからさらに7,80年たって現在の日本になっている。

 現在、ネット上にあふれているといういわゆる「ネトウヨ」的な心性も、この「攘夷」⇒「鬼畜米英」、⇒ などと言っていた排外的、狂信的な人たちの心性とどこかで共通するものがあるような気がする。自分の頭で考えず、上意下達の雰囲気や村社会の雰囲気に疑問を持たず、それに従い疑問も感じない人たちの感性も、徳川3百年の「封建的身分制度」ともどこかでつながっているのだろう。

 「大河ドラマ」の主人公が、いつも日本中心の、維新の英雄=正義の味方のようになってで出て来る話ではなく、こういったジョン万次郎たちのような平民の漂流民を主人公にした物語をやれば、日本の外部や足元からの視点から、当時の日本の真実の姿が描かれ、本当に時宜にあって有意義かつ面白いテレビドラマが出来るのになあ〜。



記事へトラックバック / コメント


山急山と五輪岩に登る

2018/05/06 23:49
 「登山道整備」の鳴海さんから「山急山(さんきゅうさん)」にお誘いがあったので、案内していただき登ってきました。
 何人かの山仲間を案内して私が最後だとの事。夏のアルプス登山に向けてのトレーニングになるような面白い山だという。
 鳴海さんの車に乗せていただき、軽井沢を抜け、碓氷バイパスを通り、高速道の橋が見えてきたあたりから林道をちょっと入った所が登山口。
 ここは、安中市松井田町のようだ。山の姿が良く見えなかったのでどんな山かイメージが湧かない。
 登山口にかなり古いがイメージが良く分かる案内板がつけられていた。下の木の板の方は鳴海さんのつけた標識。
画像

 沢道の方から登りましょう、との事で登り出す。暗い杉林を抜けると明るい落葉樹林帯となった。炭焼き釜の跡があったので、昔は薪炭林として利用されていたのだろう。
画像

 間もなく鞍部に到着。二万五千図を見てもそれほど標高差は無いので、急斜面ではあるが、あまり疲れないうちに到着できた。登りは沢沿いの道の方が良さそうだ。
 右手の方が山頂との事。少し休憩する。
画像

 さらに登り出すが、大した事はなさそうだとホッとする。古いトラロープが出てきた。これにつかまって登ったが、登り終わって見てみると、しばりつけてあった木が枯れた木で、さらに枯れてきたら危ない。この古いトラロープはつかまらない方が良い。
 ところがこのあたりからいよいよこの山の特徴が出てきた。
画像

画像

 ここから山頂部をトラバースする道との事。こんな場所もあり、大きくえぐれた場所に祠があった。
画像

このトラバース道は、岩にそった道の部分が狭い所があり、谷側にかなり急斜面だ。斜面は土で、木々も多少生えているので、それほど怖くはないのだが、足元が滑りやすく、ちょっと下を見ると何となく空間がガケのように感じられてしだいに足がすくんだ。
トラロープもはってある場所もありそれに頼って進んだ。
写真は五輪岩から振り返ってその山急山の山頂部を見たのだが、上の方の林の帯の部分にトラバース道がついているので、下が崖だという印象は正にその通りであった訳で、滑って落ちていればこの林の帯の下の崖に飛び出て、真っ逆さまに落ちる事になるのだろう。
画像

 山頂部の東端近くになるのだろうか登る場所があり、鳴海さんの標識がつけてあった。山頂部は細長く中央に三等三角点があった。西端は浅間山の好展望台で、浅間山に雪がある時はすばらしいとの事。今日は、浅間山にすでに雪は無い。
画像

 山頂部から南西方向を見ると眼下に長野道が見え、特徴ある岩峰は、高岩だろう。その遠くに荒船山が見える。長野道からもこの特徴ある岩山が見える事だろう。
画像

 山頂部を下りて、五輪岩へ向かう。途中ルンゼのような場所があり、トラロープがついているがこれも土が滑りやすく下りにとると気が抜けない。
画像

 五輪岩に着くまで気に抜けない道だった。五輪岩は気持ちの良い場所で、ここでお昼とした。ここからは山急山の山頂部から浅間山、高岩、また長野道を隔てた向かい側には裏妙義の山々が間近に見えた。
画像

 これは少し望遠で裏妙義の尾根に見えた丁須岩を見たところ。
画像

 下山は五輪岩から少し戻って下り、748mの水準点の方の尾根へ向かって下りて行ったが、岩と土の急な滑りやすい斜面が続き気が抜けなく長く感じた。しだいに普通の尾根状となって、その下が鉄塔、さらにその下が林道だった。しばらく林道を歩いて出発点に戻った。
 西上州、妙義山近辺の岩山はこういった感じの山なのだろうな、岩を楽しめる人にとっては短時間で楽しめる山なのだろうな。鳴海さんが皆に紹介したくなる気持ちが分かる。
 
 ただ、アルプスの一般的な登山道より返って怖い場所が多いような気がした。アルプスの一般的な登山道は険しい場所は岩の足がかりがあったり、はしごやクサリがついていたりして滑る感じがあまりない。ここは土と石、枯葉のミックスで、トラロープも古い物は今一つ信頼性が低く、私のような年寄りは落ちたらサッと近くの木に飛び移るような事も出来ず怖い。鳴海さんが今まで案内した山仲間の方々の感想もそれに近いものだったようです。

 ユーチューブを見ると、2016年の山急山の感じが良く出た映像、動画が投稿されていた。4月にはミョウギコザクラが咲いているのが紹介されていた。若い人には楽しい山だろう。
その映像に出ていた五輪岩付近の登山道わきにある混棒状の面白い岩は、今回、崩れ落ちて無くなっていて、鳴海さんが驚いていた。この山の岩の不安定さが分かる現象だった。

 ともかく私にとっては、久しぶりにスリルある面白い山登りを体験させていただきありがとうございました。
 
記事へトラックバック / コメント


今度こそ本当の「国難解散」を

2018/05/05 08:54
 昨日、テレビを見ていたら、安倍首相が習近平国家主席と電話会談をして、〜という事で一致しました。密接に連携をとっていく、などとしゃべっていた。
 よくあんな白々しい事が言えるなあ、とあきれていた。

 先日、南北首脳会談の後、安倍首相はトランプ大統領とその結果について電話で話した、と日本のマスコミで報道されたが、ネットを見ると、それについてのトランプ大統領のツイッターでは、ムンジェイン大統領とは良い話し合いを持てた、とTalkを使ってあるが、安倍首相とはSpeakで、これは意味としては、ムンジェイン大統領とは「話し合った」が安倍首相には「伝えておいた」程度の意味だとの事。
 今回の習近平国家主席とも、あたりさわりのないような話をしただけだろう。北朝鮮の中国訪問については圧力一辺倒と言っていただけなので、全く蚊帳の外だったにも関わらず、何かいかにも一緒に問題解決をやってきたようなふりをしていて、本当にみっともない。

 Jアラートを全国で鳴らし、国難解散だとかわめいていた昨年のあの姿をどう総括するのか?
 日本のマスコミは全然、その恥ずかしい姿を恥ずかしいと思っていないようだ。
 二階幹事長は「安倍さんしか外交を出来る人がいないから、首相三選しか考えていない、」などと言っていたがジョークなら納得できるような発言だ。

 東アジア情勢を正しく考えて日本を導いていけるような、歴史的な経過や様々な事を正しく理解し未来を判断できるような、まともなリーダーを一刻も早く選ばないと、本当に日本は亡国の危機になってしまう。
 
記事へトラックバック / コメント


前川喜平氏 「ファシズムの初期警報」を紹介

2018/05/04 13:14
 前川喜平氏が尾道の講演会で語った内容の中に

 現在の日本の状況についての質問で
 『その背景にあるものは何でしょうか?』という質問の答えで、

 『前川:非常に大きな構図でいえば、「全体主義に向かって国を変えて行こう」とする勢力があるのだと思います。「政治を牛耳り、行政も牛耳る」という状況にあると私は危惧をしています。自由に物が言える状況が失われてしまうのではないか。そういうことが起こりうると思います。』

 そして、ファシズム14の初期警報というのを紹介し、今の日本ではこのうち11、か12項目が当てはまる状況だ、と語ったという。

 ファシズムの初期警報というのは下の物。

 【※ファシズムの14の初期警報】米国ワシントンの「ホロコースト記念館」に展示されている、ローレンス・ブリット(政治学者)の言葉。13番目に「縁故主義と汚職の蔓延」がある。

1)強大で執拗な国家主義の宣伝
2)人権の重要性の蔑視
3)団結のための敵/スケープゴートづくり
4)軍隊の優位性/熱烈な軍国主義
5)性差別の蔓延
6)マスメディアの統制
7)国家の治安への執着
8)宗教と支配層エリートの癒着
9)企業権力の保護
10)労働者の力の抑圧もしくは排除
11)知性と芸術の軽視と抑圧
12)犯罪取り締まりと刑罰への執着
13)縁故主義と汚職の蔓延
14)不正選挙

 前川氏は文科省のトップにいたが、修正される前の教育基本法を暗唱していたような話がどこかに出ていた。
 昨日の「山岳巡礼」の根橋さんの「よもやま日記」に憲法前文を暗唱していた話が出ていたのでコピーした。

 『(憲法前文)

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

 そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、 われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、 この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。』

 確かに改憲派が言うように、いかにもアメリカから示された物の翻訳調という感じだが、当時、日本国民がこれを大歓迎して受け入れた事も確かだ。
 改めて読んでみると、その内容は、人類の自由や民主主義の本流の思想が根本にある、先の大戦の惨禍という歴史も踏まえた、世界に誇れる本当に格調の高いすばらしい物だなあ、と感ぜざるを得ない。

 「日本国憲法」をノーベル平和賞に、という話があったが、うなずけることだ。

 この「憲法前文」と、「ファシズムの14の初期警報」を合わせて読むことによって、あらために現在の日本の危機的状況が分かるだろう。
記事へトラックバック / コメント


日本国憲法の上にある日米地位協定

2018/05/02 22:25
 今日の夕方のJNNのニュース番組で、2018年4月:在日米軍三沢基地(青森県)第35戦闘航空団所属のアメリカ空軍F-16ファイティング・ファルコン戦闘機による日本の山間部での低空飛行訓練。で、コックピットからの映像がユーチューブに載せられた。というニュースをやっていた。
 ユーチューブを見るとこれが出ていた。
https://www.youtube.com/watch?v=fhdKp3F6Mx0
 アメリカのミニタリーチャンネルという所の映像だ。

 ニュースでは、日米地位協定によって、国内の航空法ではゆるされないこういった訓練飛行が日本上空で自由に行われている現実を明らかにしていた。
 沖縄の翁長知事が、「日米地位協定が日本国憲法の上にある」と発言している映像や、国会で民進党の議員が「アメリカによって日本国憲法が押し付けられた、と言っているが、憲法はだれも嫌がっていないが、本当に押し付けられて嫌に思っているのは日米地位協定である」と言っている映像が紹介されていた。
 安倍首相は苦虫をかみつぶしたような表情でその発言を聞いていた。
 日米安保改定時の岸首相の映像も映されていた。

 日米安保条約の密約とか日米地位協定が日本国憲法の上にあるのは明らかだ。

 今、変えるのは「日米地位協定」の方であって「日本国憲法」では無い。
 自分の国の空を他国の戦闘機が自由に飛び回り、それを規制することすらできない。
 これが、現在の日本の国の現実である事に気づかされる映像だ。

 明日は、憲法記念日だ、世界に誇る平和憲法、東アジアの人々の未来にとっても有効な武器でありうる憲法、「アメリカから押し付けられたから憲法を変る」なんてことを考える前に、まず「日米地位協定」がどんな物か知り、どうしたら変えられるのか、考える方が先決だろう。

 それにしても、今、なぜこの映像が米軍からユーチューブに載せられたのだろうか?
 北朝鮮へ向けた脅しの映像化か?はたまた、こうやってお前らを守れるのだから文句言わずに安倍を支えろ、という日本に向けたメッセージだろうか?あるいは羽田から入国せず、横田基地から日本に入ってきたトランプ大統領が、日本はアメリカの属国だからでかい顔するな、という意味か?それとも中国向け?
 面白半分に載せたのではないのだろう。

 色々な物を見抜ける真に賢明なリーダーを国民は選べなければ、今のままでは日本は滅んでしまうような危機感を感じる映像だ。
 


記事へトラックバック / コメント


前川喜平氏 大活躍中

2018/05/01 11:54
 『久しぶりにちょっとスカッとしました。
前文科省の前川さんが広島での講演後、いろいろな質問に答えていました。
それがいいね! 今日のヤフーの掲示板にありました。』
 と弟からメールが来たので、ヤフーの掲示板というのを見てみたが良く分からない。

 良く見ている「ジャーナリスト同盟通信」というブログを見ると、デイリー新潮が前川氏の講演の様子を記事にしていて、そこからの引用コピーが載っていた。

そこで、「デイリー新潮 前川喜平 講演」とうちこんだら出てきた。

デイリー新潮に「前川喜平講演会」の記事は、このようなもの。
-https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04250640/?all=1&page=2
 ちょっと斜に構えたコメントが入っているが、ちゃんと内容をおさえて伝えていた。

 この中で、この例えが本当に当たっているなあ〜と感心する。
 教育勅語とその国家観を解説する中で、

 『 〜こういう国家観を持っている人は、実はいまもたくさんいます。私はこれは、戦争に負けた時に、過去の間違った考え方を100%、キチンと清算しなかったからだと思うんです。徹底的な害虫駆除をしなかった。残っちゃった害虫は、しばらくは見えないところに潜んでいたと思うんです。それがちょっとずつゾロゾロッと出てくると、その度に叩いてたんでしょうけれど、叩ききれないほど出てきちゃった。

 どうもそれが、あるところで増殖している。巣があってですね、日本会議とか(会場内から拍手)、最近だと日本青年会議所ですよ。青年会議所って昔はもっとマトモな団体だったんだけど、池田佳隆さん(衆議院議員)って、私が名古屋の中学校での授業を問題にして、文部科学省に圧力かけた政治家で、この人は青年会議所の会頭だった人。あの人あたりからおかしくなってきていますね。

 そういう日本会議とか青年会議所が、害虫が増殖する巣になっている。しかも害虫の数が多いだけでなく、図体が肥大化してきて、大きな害虫があっちこっちから出てきているというのがいまの状況じゃないかと思うんです。これは明日あたり、産経新聞に相当言われそうな気がする(笑い)。「日本会議をゴキブリ扱いしたぞ」なんて相当言われそうですけど、構いませんよ私は。〜』

 国土が完全に戦場となり、国家の分断も味わったようなドイツのような国と違い、日本は本土決戦も避けられ(それは良かったのだが)、ドイツのように徹底的にナチズムについて考え国をあげて反省した国と、直ぐに冷戦が始まり、かつての日本のファシズム的な物がうまく生き残れた国が、このように違ってきてしまった事、今それに本当に気づかなければまた歴史はまた繰り返してしまう。

 前川氏も本当にこのままではいけない、と思い使命感で訴えているのだろう。

 弟のメールには「質問に答える所」とあるので、この講演会そのものの所ではないようだから、またどんな所にあるのか聞いてみよう。

記事へトラックバック / コメント


根橋さんと『秋葉山、ゴシュウ山』を登る

2018/04/30 07:02
 秋葉山とゴシュウ山は西上州の山。
 昨年秋、登山道整備の鳴海さんにこの山の事を教わり、一緒に登ったコースを今度は、根橋さんと一緒に登った。

 秋葉山山頂(861m)からゴシュウ山(940mくらい)を見ている根橋さん
画像

 ゴシュウ山山頂、前に見える山は、物語山
画像


 国土地理院の「ウオッチズ」の地図には、山名も載っていない山なので、やはり、連休初日の日曜日にも関わらず、一人の登山者とも会わない静かな山だった。
途中の多くは杉の植林帯だが、山頂付近や尾根筋一帯は様々な樹種の微妙に違う落葉樹中心の新緑で、その中にヤマツツジやミツバツツジなどの赤やピンクの花の鮮やかな色、アオダモの白い花などがポツポツと見え、野鳥の囀りや爽やかな風など春の山を堪能できた。

 鳴海さんがつけた道標があるので何とか迷わず登れたが、なければ二度目でも不安になりそうな山だなあ、とあらためて感じた。

 「ミニ蟻の門渡り」的なけっこうスリルのある所もあったり、登山道というより踏み跡程度の所も多く、なにより急斜面なので、昨年一年間、腰の骨折治療で苦労され、滑って転ぶのを警戒しながら一瞬も気を抜けず上り下りされていた根橋さんは、さぞ大変だっただろうな、と思いましたが、80歳という年齢を全く感じさせず登山されていて、「昔の事を考えると力が落ちたなあ」と嘆かれていましたが、その年齢の事を考えると、まだまだ「すごい根橋さん」でした。
 
記事へトラックバック / コメント


「ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた」 高橋源一郎著を読む

2018/04/23 21:22
 
画像

 最近、家に来た弟が置いていった本だ。弟は以前、今とても読まれているという「君たちはどう生きるか」のマンガ版も置いて行ったが、今回のこの本の帯には「この本は21世紀版の『君たちはどう生きるか』を目指して書きました」とある。
 どこか新聞でもそんな事が紹介されていたような気もする。

 高橋源一郎という人は、原発事故以来、新聞の評論などで目にしたり、NHK/BSの英雄の選択などでたまに出て来て話を聞くことがあるが、面白く本質的な切り口で問題を語っている。その人の小説はまだ読んだことが無い。室井佑月の夫だった、という事もどこかに出ていたので興味があり読んでみることにした。

 読んでみると、これまたこの本の帯に書かれていた内田樹の「子どもの言葉で語られる、国家と天皇制の本質についての、穏やかで、優しく、根源的な省察」という感想があったが、内容は一言で言えばそのような内容のものなのだろうな、という感じだ。

 そして、これも、カバーの裏に書かれていたこの本の紹介文なのだが、このように書かれている。
「子供たちの独立国家は、本当に実現するのか?そこで浮き彫りになる、日本の現在(いま)とは?本書は、竹島問題、憲法改正、象徴天皇制などのアクチュアルなテーマを、架空の小学校を舞台に平易な言葉で論じる、十八世紀以前にヴォルテールやルソーなどが得意とした「小説的社会批評」だ。〜」
 とあるように、普通の小説や社会批評の形とは違っている。ヴォルテールやルソーなどのやり方(小説的社会批評)を参考にしたもののようだ。読む前にこの帯の文章に気が付かなかった私は、読んでいて今までの小説や批評と違っているので何か戸惑いがあった。

 また、最初から出て来る肝太先生、理想先生、というのが、カントとルソーの事を言っているのだろうという事は見当がつくが、私はカントの思想もルソーの思想もしっかり知らない。また南方熊楠をモデルにした人物も物語の重要人物で出てくるが、伝記は読んだことがあるのだが、本人の書いたものを読んだことは全く無い。また最後にマルクスも出て来る。これとて本格的に読んだことは無いのだ。
 高橋源一郎は学生運動に係わり、その当時、吉本隆明の影響も受けたようだ。読んだことは無いが、吉本隆明の「共同幻想論」という当時話題だった本は、国家や家庭について、国家が幻想で、その対極に家族がある、という内容だととどこかに書いてあったような気がするが、そんな本も影響しているのかなあ?などと想像していた。(全く違うのかも)

 それらの人々の国家論とか世界認識などが基盤にあってこのお話が展開していくようなので、それらを勉強した上で読めば、本当に面白く深く読めるのだろうなあ。子供向けとうたっているが、本当はけっこう難しい本なのかもしれない。「国」について考えるのだから当然かもしれない。

 とはいえ、そういった基礎知識が無くても興味深く読めた。それはまず「国」という物の存在が自明の物では無く、人間の歴史の過程の中に一時的に存在している物だと、次第に気づかされていく感じがあるからだ。私は現在、国家という呪縛のなかに完全にとらわれているような気もし出してくる。
 また、これは本来の読み方では無いのだと思うが、お話の架空の設定が、高橋源一郎の現実の体験などがにじみ出ているような気もして、私小説的な面も何となく入っているのだろうと思いながら読んでいた。
 また、「国」や「憲法」についての雑学的な重要な知識も出てきたりする。
 子供が読んでも、難しい事はさておき、何となく本質的な事が感じられたりするかもしれない。

 この本を読んだ後、高橋源一郎という人はどんな人なのかウイキペディアで調べてみた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%BA%90%E4%B8%80%E9%83%8E
 高橋源一郎の結婚や離婚、子供について書かれたブログなどもあった。
 とても優秀な人、学生運動などから大学を卒業せず肉体労働者として10年ぐらいの体験が有ったり、結婚と離婚を繰り返したり、また子供も多くいてちゃんと優秀な子が育っているらしい。そこらの普通の人とはスケールの違う人間のようだ。
 
 例の私小説的読み方によれば、子供達や通っている学校の様子、父親や母親について、など、それらが高橋源一郎自身や、妻(妻だった人)や子供達、その通っている学校やフリースクールの事などがモデルになっているような気もした。

 「学校教育」という物と「国」という物が大きく関わっている事にもこの本であらためて気がつく。現在、社会が大きく変わろうとして、個々の人間の成長も色々と問題が起きてきたり、何かが大きく変化している時代、「公立学校」の教育もこのままではやっていけなくなり、「国」と「教育」との関係も根本的に変わっていくのだろう。道徳教育を取り入れて解決するなどというおとぎ話が進んでいる現在の有様では全く問題にもならない。

 また、天皇制についても、愛子さまがネットで主人公の少年たちと話しているうちに、皇太子の家庭に招かれてお茶を飲んで皇居の図書室に行くような設定の場面が出てきて、もしかして高橋源一郎は本当に皇太子の家に招かれたのかなあ?などと感じる様で面白い。もちろん小説だから全くの空想なのかもしれない。しかし何らかの現実の欠片はあるのだろう。

 東アジアの情勢が緊迫してきたという事で、日本はもちろん、北朝鮮、韓国、中国、アメリカ、ロシア、などの国々が、あたかもそのリーダーその人か国家のように擬人化されて我々の意識に登ってくる。
 そして、その一挙手一投足によって我々一人一人の人間が、望むと望まないとに関わらず、渦に巻き込まれた小さな葉っぱのようにその動きに巻き込まれてしまう可能性のある事を考えると、この「ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた」という本は、やはり「君たちはどう生きるか」の時代と同じような意味を持ったものなのではないかな、と感じる。

 もう一度、注意深く読み直したり、お話に出て来る先生たちについてちょっと調べてみたりしたいなという気が起こってきた。
 
 

 

 
 
 

 
 

記事へトラックバック / コメント


日本はアメリカの使用人のようなもの

2018/04/08 16:05
  政権に都合が悪いからと言って官僚が現場の事実を隠したり改ざんしたりという事件が次々に明らかになっていて、政府や政治が全く信頼できない状況が続いている。
 日本はなぜこのような状態になってしまっているのだろうか。

 安倍内閣の成立以来、国民の多くが反対している法案が通されてしまっている。ネットを見るとそれらはすべてアメリカの対中国軍事戦略によって望まれている内容だという。
 昨日のテレビを見ていたら、自衛隊の『島しょ防衛部隊』が結成され、第二次大戦中の硫黄島上陸のような感じで米軍と合同練習をしている様子が放送されていた。
 
 中国が尖閣諸島に上陸してきたら、このような方法で日米は再上陸するのだろうか?
 核兵器や航空機、ミサイルなどの発達している現在、敵が上陸してきたらミサイルでも島に打ち込めば上陸部隊は全滅してしまうし、核爆弾を一発落とせば島もろとも無くなってしまうのである。そんな事を考えると、島に上陸した敵を再上陸してやっつけるなどという発想は20世紀の戦争で、何でこんな無駄な金を使っているのだろうという気がするが、おそらく本当にパフォーマンスや武器企業への利益以外、無意味な事なのだろう。
 莫大な金をかけて作ったJアラートが何の役にも立たず、安倍政権の選挙に役だっただけのようなものだ。

 ネットでみると、アメリカは中国が太平洋を自由に行き来しアメリカ本土に近づいて巡行ミサイルなどで攻撃できないように、空母や潜水艦など太平洋へ自由に出入り出来ないよう、日本などを防護柵として利用しようとしているとの事、多分そんな気運を盛り上げるために必要とアメリカが日本に作らせたのだろう。
 もちろん中国は、日本を照準とするミサイルなどたくさん持っているだろうが、アメリカとしてはいざとなったらその付近で戦争が起こり日本が戦場となり被害をうけても、アメリカ本土までは被害が及ばないなら合格と考えている事は理解できる。

 日本人は「日本は完全に独立した国である」と考えている人が多いのだが、沖縄を見れば分かるように現実は違っている事を、もう本当にしっかりと認識した方が良いのではないか。
 以前、話題となった、これらの本で、日本は、本当はちゃんとした独立国では無かったのだと気づかされたのだが。
http://js30.at.webry.info/201606/article_16.html

 今、日本がアメリカの属国的な国になっている事を本当にかみしめる必要があるのではないだろうか。

 安倍首相は日本の憲法はアメリカに押し付けられたものだから「恥ずかしい物だ」としてそれを変える事が夢らしい。そんな事を言っている人が、日本がアメリカの属国的な立場である事を全く気にしないで、さらにトランプ大統領のご機嫌をとり、100%その考えに一致した、などと言っている。
 日米首脳会談に安倍首相が向かう予定らしいが、またまた「売国的」な事を行ってくるのではないか。ネット情報を見ていると、自己の政権維持のためには、日本が不利益を被る事でも飲んでしまう恐れがあると書かれているのをいくつか見る。

 日本が本当に独立していない、と認識せず、その状態を良しとして平気でアメリカの犬になり、政権維持の宣伝のため日本の国益を売るような恐れのある安倍首相の今回のアメリカ訪問は絶対にやめてほしい事だ。

 国民が安倍政権に嘘をつかれても、何をされても平気でおとなしく政治に無関心でいれば、戦前の日本のように、しだいに取り返しのつかない状況に落ちいっていく事だろう。
https://standfortruth.jp/0414.html


 
記事へトラックバック / コメント


東アジア情勢、日本、世界の国々

2018/03/30 17:20
  北朝鮮の核実験やミサイル発射など、朝鮮半島の緊張状態から一転して、南北の雪解けムードや、キムジョンウンの中国訪問など、何か東アジアの歴史が大きく動いていくような感じがしてきた。
 こんな大きな動きの中、日本のお粗末な安倍政権では本当に大丈夫なのだろうか?
Jアラートなど思い起こしてみると本当にお笑いだ。今回の予算では、イージスアショアなどアメリカのいいなりに税金を兵器に使っている。こういう時代にこそ、もっとちゃんとしたリーダーを選んでおくべきだった、と悔やむ結果にならなければいいが。
 日本は今後どうなっていくのか?そんな事が心配になってくるこの頃だ。

 私の子供から青年時代位の頃は、アジア大会などというスポーツの大会では、日本が何と言ってもダントツにすごい成績をおさめていて、中国などは全然物の数にも入らなかったような印象がある。それもそうで、私の大学時代にちょうど中国では『文化大革命』という国家の大混乱があってスポーツどころでは無かっただろう。
 その後、時代が過ぎて韓国でオリンピックが開かれた時、韓国が日本よりメダルを多くとって、韓国の躍進が印象づけられた事もおぼえている。
 もちろん現在では中国は日本など問題なく抜く成績だ。スポーツでは韓国は日本よりいつも良い成績の時が多い。他の分野でも次第にそうなっていくのだろうか。

 そういった事への焦りや、妬みが、偏狭なナショナリズムを生んでいるのだろうか?
 しかし、中国の歴史を見ると、王朝が起こり、最盛期があり、それが衰え、亡び、また次の王朝が勃興するような感じになっているので、勢いで言ったら現在が「清」の『乾隆帝』の時代のような感じに近づいているのかなあ〜、そのうちまた色々な問題が起こってくるのだろうなあ、と想像される。だからそんなに悔しがる事もないだろう。

 世界の国々の『栄枯盛衰』を眺めて見ると、砂漠などにある国々は、かつては歴史の中で栄えて存在していた国や都市が今は無くなっている例が多い事に気が付く。また、新大陸では西欧の侵略によって国や民族が滅んだりしているのだが。
 そういった例を見ると、日本は過去から現在に至るまで、国全体が亡びる様な危機は、第二次大戦の末期などを除けば無かったのではないか、応仁の乱などからの戦国時代でも京の都は荒れ果てても地方はそれなりのペースで発展し続けていたのだろう。
 
 そういった事はなぜなのだろうか?と、考えた時に、日本は島国で外国からの侵略から比較的安全だった事が大きいばかりでなく、もう一つは「自然」に恵まれていた事が大きかったのだろう。もちろん地震や噴火などの天災は多いのだが、一応、歴史時代になってからは、阿蘇のような超巨大カルデラ噴火のような事は無かったから、気温とか降水量とかそういった点では、世界の中でも非常に自然に恵まれた土地なのだと言える。

 そして、季節があったり、天災がある程度多いという事も、適度な攪乱が自然にとって良いように人間の進歩にも良い土地柄であるのだろう。熱帯や極地、砂漠などの事を想像してみても、その事が良く理解される。日本の自然は日本人が思っている以上に心身の深い所で日本人に影響をおよぼしているのではないか。

 こう考えてくると、日本がこれからも何より一番大切にしなければいけない事の一つは、日本の「豊かな自然」であり、それによって生かされ、それとの関わりで進歩していかねばならない事が理解される。日本に豊かな自然があるかぎり、それが日本が滅びずに続いて進歩していける道なのだろう。
 大きく見てそれに反する方向が間違っている生き方だという事に気がつく。

 では、この自然を完全に破壊して亡国の恐れの可能性のある物はあるのだろうか?
 それは「現代の戦争」特に「核戦争」をおいて他に無い。放射能汚染された土地は、ある程度の自然は今まで通りに存在できたとしても、人間が住む事が出来なくなってしまう。
 まあ、これは世界中どこの国でも同じ事だから、これらの核兵器は人類にとって「絶対的悪」という事になる。「原発」も天災や戦争によって放射能汚染の原因になるし、核兵器の材料にもなるから仮に電気を作れるとしても、そんな物で電気を起こすなどという事は勧められる物では無く、今後、無くしていくべき物だという事も根本から分かる事だ。
 公害的な事もそうだろう。

 東アジアやアメリカの激動の政治情勢などに翻弄され巻き込まれるのでなく、日本は「憲法9条を大切にした「絶対平和主義」「自然との共生」といった思想を貫いて地に足を付けてそこから出発していく事が一番大切なことなのではないだろうか。

 前回の「南方熊楠」の番組を見ているうちにそんな気がしてきた。
 
 
 

 

記事へトラックバック / コメント


「英雄たちの選択」で南方熊楠を今、再放送していた

2018/03/29 22:52
 朝、いつもテレビを見ない時間に、ちょっとNHK BS3のチャンネルを入れたら、「英雄たちの選択」をやっていて、南方熊楠をやっていた。

 多分、前にも見たのかなと思ったが面白いので見続けていると、この回は、明治末期の南方熊楠の「神社合祀令」に対する反対運動の事を扱ったものだった。

 番組では、この「神社合祀令」は、日露戦争に勝利したが多大の戦費を使ってしまい疲弊した国家財政を補うために、神社の数を減らしたり、潰した神社の土地や木を売って金にしようとした事、日本的な自然を八百万の神とするような思想を排して、西欧的な人格神(古事記や日本書紀に出て来るような、伊勢神宮を頂点とした)ものに統合しようとする思想、などがそういった政策の元となっていると解説していた。

 貴重な古来から続く鎮守の森の破壊に対し、南方熊楠は熊野の地で自然や文化を守るために反対運動を進める。新聞などに寄稿し、エコロジーという言葉を紹介したりして訴えた。しかし中々思うようにならず、どんどんと貴重な樹木や林が失われていった。

 政府系の集会に乱入して拘束された事もあった。そんな中で、南方は、後に日本の民俗学を作った「柳田国男」の本に出会い、非常に共感する。柳田国男は当時、国の高級官僚であった。そこで、南方は自分よりもずっと若い柳田に現状を訴え、この神社合祀令の廃止をお願いする。柳田も南方の思想に感銘して神社合祀令の廃止という南方の思想を人々に伝えて行く。
 柳田の力や南方のその後の訴えにより、支持者が急に増え、昭和の初めになって議会でもこの『神社合祀令』の廃止が決まる。

 番組では、この熊楠が国の官僚に訴えて政策を動かした事にふれ、市民運動と官僚の命令のような関係について話されていた、磯田が『日本は草に根の市民運動だけではダメで上から命令が無いとダメだ、上からの命令ではサッと動く』と自身の古墳保護運動の体験から話すと、三重県知事の経歴を持つ北川が、「それは逆の立場で言うと、草の根運動があるからこそ行政が動くのであり、それが無いと動かない」と言って皆、納得していた。

 また、最後の皆の意見で、南方熊楠のような広く深い能力や思想を形成する過程というものが現代の日本の教育システムや社会風潮では育っていかない、このままでは日本の未来は危ういといった話がされていたり、磯田も最後のまとめで、現代の日本は今までの20世紀的な行き方はもう行き詰っている、熊楠の自然や共生という思想が大切な時代になっている、方向に迷ったら再度読みそこから学び直そうと思っている、と語っていた。

 この番組で、南方熊楠を再放送しているのは、まさに「政治と官僚」の問題がクローズアップされている今だからなのだろうか?と考えてしまった。
 南方が、高級官僚である「柳田国男」の力を頼ってお願いした事、それに共感して力をつくした高級官僚であるのが柳田だ。

 今週のTBS「サンデーモーニング」で、コメンテーターの寺島実郎が、「今回の森友問題や、自衛隊の日報問題、加計学園問題、など一連の流れが、安倍政権的な低レベルなもので日本が動かされてきた姿を示している」という意味の事を言っていて同感と印象に残っていたが、南方熊楠⇒高級官僚である柳田国男⇒その結果守られた神社の森 と、安倍政権⇒高級官僚⇒その結果として出来た森友小学校(出来なかったが)、加計学園獣医学部、リニア新幹線、原発再稼働、 と働きかけの方向が分かる。

 番組では、東洋と西洋の思想という事で、南方と孫文のイギリスでの出会いとその後の交流や、昭和天皇の南方との交流や思いも紹介され、南方の偉大さを紹介していた。

 子供の頃からの東洋の古今の教養を身に着け、西洋と出会った孫文と南方だから〜、と解説されていたが、安倍首相の自伝の入った「美しい国日本」だったかを読んだ時に、安倍首相が子供の頃、アメリカのテレビドラマ「家のパパは世界一」?だったかが印象に残っているような思い出が書いてあってガッカリした記憶があるが、そんな程度の人によって日本の官僚が動かされ、日本の未来が決められていくのか。また現代の日本の官僚も柳田国男や前川さんのような人は少ないのだろう。

 司会の二人とコメンテーター達の熊楠への尊敬が感じられて、とても感じが良い番組だった。今日の夜の「英雄の選択」を見たら、3月で司会の渡邊アナが代わると今日の番組で言っていた、渡邊アナと磯田氏のバランスが良くとても見やすかったが次の人は大丈夫かな?ちょっと心配になった。

記事へトラックバック / コメント


昨日の佐川氏証人喚問の情報

2018/03/28 09:24
 
 昨日の証人喚問についてネット上で調べてみると、以下のことが分かった。

・陰の総理と言われている今井総理秘書官(昭恵夫人のおつき、谷さんの上司)と佐川氏は、同期で省庁の壁を超えた親しい関係。
 安倍首相は今井秘書官をとても頼って絶対に守ろうとしている。

・昨日の佐川氏の補佐人は、『熊田彰英弁護士。熊田弁護士は小渕優子・元経済産業相の事務所の政治資金規正法違反事件や、甘利明・元経済再生担当相があっせん利得処罰法違反で刑事告発された際にも弁護を担当した人物で、安倍政権の大臣スキャンダルを引き受けてきた“御用弁護士”だ。』ということ。

・昨日の佐川氏は黒塗りのハイヤーでお付きの人を何人も連れてあらわれたという。自民党丸川議員の質問との事もきっと何らかのすり合わせがあったのだろう。

 首相や首相夫人と関係ない、など国民は誰も信じてはいないだろう。
 真相解明に日本国民の「信頼・道義」がどうなっていくかがかかっている。

 国の大元がウソで固められたような国をだれも愛する事など出来ない。と「愛国心」が好きな政権に言ってやりたい。
記事へトラックバック / コメント


鍋鎗山(1207m)へ根橋さんと

2018/03/27 17:33
 以前、根橋さんが、「佐久の「鍋鎗山」へ登りにいったが、あれが鍋鎗山だったのか?違うような気がするのでもう一度、山頂を確認したい、」と言われていたので、国土地理院のネットの地図や、グーグルマップなどで調べると、「野の花山の花園」というtころから送電線巡視路を使えば簡単に登れそうでもあり、すぐ確認できそうだった。春の気楽な山歩きに丁度良いと思い、ご一緒に登ってみる事にした。

 「野の花山の花園」らしいところに到着すると、ちょうどおじさんが草刈りをしていた。聞いてみると、ここがそうだという。その方が個人でやっているのだが、今は山野草が芽吹いても、すぐ鹿に食べられてしまって全然ダメになってしまった、との事。しかし、草刈りだけはやって荒れ果てないようにしているようだった。
 壊れかかった木の彫刻なども置いてあり、「野の花園」を始めた時は、力を入れて作ったのだろうな、という感じがした。
 鹿に荒らされなかったらけっこう面白い場所になっていたのかもしれない。

 送電線巡視路もあるとの事で、それに従って登った。やぶこぎなども必要無く、しっかりとした道だ。しかし、こんな簡単な山でも下りに尾根を間違えて下りそうになる場所がある。

 天気もよく、見通しもきく早春の山は、話しながら歩いていても気持ちが良い。標高差も160m程度だったが、山頂付近は自然の植生がちょっと残っていたり、中々良い山だった。

 午前中で登ってしまったので、午後は家に戻り、佐川氏の国会喚問を見る事が出来た。

 途中の鉄塔の場所から浅間山が良く見えた。
画像

 山頂、二等三角点
画像

 八ヶ岳の方の写真を撮る根橋さん。二等三角点だからもし樹木が無ければ展望がきくのだろう。
画像


 
記事へトラックバック / コメント


 NHKスペシャルで、3号機の放射能大量放出の訳をやっていた

2018/03/18 22:56
 これは、福島原発の深刻な状況が続いている時に、3号機の注水量を2日間の間、減らしたため放射性物質が多く放出されてしまった事を取り上げていた。

 事故後、大気中の微粒子の放射能を測る観測点のデータが取り出され、原発近くのポイントが詳しく分析され、その3号機の放出の状況が明らかになってきた。

 3号機はポンプ車からの注水で温度が下がってきていたが、炉の下のドーナツ状のサブチャンという所が水で満タンになって圧力が高まるのを恐れて注水を減らすという判断を事故対応のマニュアルにそって本店の安全班の方でしてしまい、その方法に対して間違っているという指摘も柏崎原発所長からあったのだが、本店でも今一つ大切にされず、他の事にも忙殺されていた吉田所長の耳にそのやり取りも届かなく、全体が気が付かず放置していた。
 現場では、職員の被曝量の大幅なオーバーや、全体では4号機の使用済み燃料タンクへの注水の方へ気が奪われていて、また現場で同時に作業が出来ないなどがあり、3号機の注水量を減らしたため温度が上昇していることは温度計の電源を復旧させてやっと気が付いた。
 その高温状態で炉の壁についていたセシウムなどが大量に放出された。東京都の葛飾浄水所で基準値以上の放射性セシウムが検出されたのはその時の事だった。

 本店のマニュアルにそった行動が深刻な事故の実態とずれて間違っていた事や、実際の場への情報伝達がうまく出来なかった事、現場で吉田所長の所に負担がかかりすぎていた事、などいくつもの原発で一気に事故が起こった場合、そんなにうまくいく事は無いだろうと言う事がよく理解される。
 番組では、公開された映像や、やりとりされたメールなどすべての情報を分析し、はっきりとその状況を目に見えるように映像化していた。

 おりしも現在、大飯原発で再稼働がされ、大飯原発では3,4号機の複数が動いているという事だ。
このように福島原発の事故の解明すらしっかりされていなく、やっと新しい事が分かってきているのに、かつまだ事故が収束していない最中に福島原発の事故が無かったかのように、国民の気持ちとかけ離れてどんどん原発再稼働がされる事はどういう訳か。

 巨大地震や火山活動も活発化している今、なぜ現在、足りている電力なのに、原子力村の利益のために原発再稼働のようなリスクをとるのだろうか。全く理解ができない。

記事へトラックバック / コメント


本当の事をしゃべって下さい佐川さん

2018/03/17 22:51
 JNN報道特集で、今回の事件について、前川元文科省事務次官にキャスターが聞いていたが、官僚が自分の判断であんな大規模な改ざんなどするはずが絶対に無い。と言っていた。

 他の強い力が働かなければあんな事はありえない。佐川さんも証人喚問で、ちゃんと本当の事を言った方がいい、これから退職後まだ20年、30年、と生きて行くのだから、本当の事を言った方が佐川さんにとってもその方がいい、その方が佐川さん自身大変では無い。と言っていた。
 本当に、そうだ。佐川さん本当の事を言って下さい。大半の国民は拍手喝采すると思います。今のままでは家族もかわいそうです。

 テレビ、新聞、ネットに安倍政権への批判が噴出している。色々な情報を見る事が出来る。

 こんなニュースも

http://lite-ra.com/2018/03/post-3873.html

こんな記事も

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180315-00000013-pseven-soci&p=1

こんな記事も
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54851?page=2

記事へトラックバック / コメント


国民をだました昨年の解散総選挙

2018/03/16 08:36
 ネット上にもいくつか出ているが、昨年の衆院選の選挙は、現在問題になっている森友学園の問題について、偽の公文書を出してきて、国民の目をそらさせるための「大義なき解散」をして、北朝鮮がちょうどミサイルを撃ってくれたのを利用して、だまして勝った選挙である事を思い出す。
 これは、もう全く無効だと言わざるを得ない。

 それにも関わらず、これほど重大な事件を起こした財務省の長である麻生大臣はやめる気配すらない。理性や恥のかけらもないその姿、その妄執にあきれるしかない。
 夫人が本格的に関わっていて、本人も応援していた森友学園のこの事件に、全く関係ないなどと言い張っている安倍首相の姿も、どうしてこんな人をこの国の人たちはリーダーとしているのかと思うと、本当に情けないやら、怒りの気持ちで一杯になる。

 おりしも今日、『財務省2人目の死者 安倍首相、佐川局長の答弁書作成係長』というニュースがネットに出ていた。
 検察は何をしているのか!

 安倍内閣、 一刻も早く総辞職せよ!
記事へトラックバック / コメント


前川喜平氏 須坂市で講演の記事

2018/03/15 06:26
 昨日の地元紙(信毎)に前川喜平氏が須坂市で講演した記事が出ていた。
加計学園の問題と同じだという事が良く分かる。
画像

画像
 

 昨日の、参院での与党の質問は腹立たしくみっともない。

 
記事へトラックバック / コメント


日本の検察はちゃんと動き出すのか?

2018/03/14 06:17
 昨日のテレビを見ていたら、近畿財務局は、本省の理財局の指示で書き換えを行っていた事が職員の遺書からも分かったと報じていた。
 自殺した近畿財務局の職員は、正義感の強い人だったという。またすごい過重労働で転勤したいと人にもらしていたのだという。自分の信念に反した、意に沿わない間違った悪事に加担させられていた事や、労働時間の大幅なオーバーなどから精神的にも追い詰められて自殺したのだろう。

 遺書などから見て、その行動の中には、「抗議の死」的な意味も含まれていたのだと思う。
 官僚たちも、同僚の抗議の死を見たら、立ち上がって正しい道をつらぬいてほしい。

 それに、こういった公文書偽造というような犯罪を引き起こした事について、検察はちゃんと動いているのだろうか?
 大阪では、正直に発言し出した籠池理事長夫妻が、前例の無いような拘束を受けている。
 一方、だれがみても明らかなウソをついている首相夫妻やその周辺には、全く司法の手は及ばず、これでは腐敗の進みどうしようもない、どこかの後進国レベルの国家体制や政治情勢である。

 マスコミもちゃんと報道し出したのだから、検察もそのうちちゃんと動くのだろうか?

 *検察は司法かと思って書いていたら、官僚だった。
記事へトラックバック / コメント


NHKでもちゃんと報道されている

2018/03/13 22:49
 今まで安倍政権よりな報道しかしない感じで気分が悪かったNHKでも今回は分かりやすくどんどん報道している。日本会議が今回の事件に大きく関わっている事が分かる。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/moritomo_kakikae/
 こんなニュースも
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180313/k10011363901000.html

 テレビを見ていたら、経済界すらもこれは重大な問題だと発言していた。

 籠池氏夫妻は今も拘束され、体調を崩して車いすですごしているとネットに出ていた。昨日、明らかにされた事は、国会の証人喚問で籠池氏が言っていた事そのものであるという。
 出てくれば、そういう事を言われてしまうから、という事でまだ拘束されているのであれば、検察は一体どういう事だろうか。
 
 これでも、まだ平気で無視しようとしている安倍政権。真実をはっきりさせようとしない自民党や公明党は一体どういう政党なのだろうか。
記事へトラックバック / コメント


続きを見る

トップへ

月別リンク

上小30山のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる