アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
上小30山のブログ
ブログ紹介
上小三十山の「最近の風景」と「山道の自然」を中心に、伝えます。
zoom RSS

国民は忘れていません

2017/11/23 18:39
 会計監査院が森友学園の土地値引きはおかしいと国会に正式に報告を出してきた。

 さて、安倍首相は、以前から、会計監査院が調べるから、それによって、と言い続けてきた。
 国民は、安倍首相が国会でそう答えているのは何回も見て忘れないでいる。
 さて、安倍首相は国会でどう答えるか?
 まともな新聞や、昨晩のテレビ朝日の報道ステーションは、この問題をちゃんと扱っていた。 NHKのニュースはこの頃、見ないがまともに扱っていたのだろうか?

 詩織さんレイプ事件について、超党派国会議員で、政権の姿勢を追及する事になったという。
http://www.asahi.com/articles/ASKCP5WNTKCPUTFK01B.html
 ユーチューブでその第一回目の様子を少し見た。
 森友、加計学園の時と同じように、警察や検察などの官僚は、ごまかして全然まともに答えていない。

 こういった事が続けば、本当に「ことば」の意味が失われ、国民の道義とでもいった気風が本当に失われていってしまう。
 超党派の国会議員は、国民のために徹底的に追及してほしい。
 そして、NHKはじめマスコミはちゃんとその様子を報道せよ!
記事へトラックバック / コメント


マルクスとダーウイン

2017/11/20 10:50
 先日、「共産党についてちょっと調べてみる」という内容で、不破元日本共産党書記長の「回想の山旅」の本などの事を自分のブログにちょっと書いた。
 
 その後、朝日新聞にロシア革命100年という事で、不破元書記長へのインタビュー記事が大きく出ていた。
 やはり、読んでみると分かりやすく話している感じだ。

 最近、ふと、進化論の「ダーウイン」と資本論の「マルクス」とは同じ時代の人だったのではないかな?という感じがしたので、調べると、
 ダーウイン・・・1809〜1882 (享和3年〜明治15年)
 マルクス・・・1818〜1883  (文政1年〜明治16年)
 という事で、ほとんど同時代の人であった。

 私は、詳しくはほんとんど知らないのだが、ダーウインの進化論と、マルクスの唯物史観というのかな?は、何となく雰囲気が似ているような気がした。

 そこで、また、ネットで「ダーウインとマルクス」と打ち込んで検索してみると、何と、それについても色々と情報が出てきて、『マルクスは資本論を書くにあったてダーウインの進化論から示唆を受けたので、ダーウインに資本論を贈呈した。しかしダーウインはドイツ語が得意でなくほとんど読まなかった。』など、どの程度正確な情報かは分からないが、色々と出ていて、やはり、「同時代人」の感じという事は確かにあるのでは、という気がした。

 ダーウインについては、『科学者』という事は知っていたが、マルクスについてウイキペディアでざっと見ると、「哲学者」という面もあるが、「ジャーナリストや政治運動家」の面が大きかった事も知った。

 ダーウインの「生物の進化」については、現代では常識的にも受け入れられていてテレビの一般向け科学番組などでも普通に進化という言葉が使われている。ただ、一般社会では「弱肉強食」という感じに誤って理解されている事など最近まで多かったのかもしれない。

 以前、「ダーウインの思想」内井惣七著、という岩波新書を読んだ感想をブログに書いた事があったが、その本の中で紹介されていた、「フィンチの嘴」という本がある。

 『 内井氏は、ジョナサン・ワイナリーの「フィンチの嘴」という、ピューリッツア賞受賞の本を紹介している。
 これは、20世紀の後半に、科学者たちが、ガラパゴス諸島のフィンチ(鳥)を研究し、実際の進化の現場を実証的にとらえた事が描かれている。何年間にもわたって、ガラパゴスのある島のフィンチ類を追跡調査し、えさのタネの強さ、その種類と嘴の大きさなどとの関係、環境の変化によって繁殖の状況など、ものすごく詳しく調べられてデーターがえられ、進化の細かい様子が分かるようになってきた。
 さらに、鳥のエサのタネやクチバシの長さなどから、コンピューターによる計算によって、その適応分散のピークが予測され、それが、実際の観察した鳥の資料と一致してダーウィンの考えが実証されたりしている。
 これによって、進化の現場が、数的にもとらえられていったということである。』

 といった内容だが、「進化論」が理論だけでなく実証科学的にも証明可能になった事を示している本なのだろう。

 この「ダーウイン」の進化論に対する「フィンチの嘴」と同じ事なのかな、と感じるのが
 「マルクス」の資本論に対するピケティの「21世紀の資本」という事になるのだろう。

 最近、出版されたピケティの「21世紀の資本」も分からないながらに読んでブログに書いてみたが、要するに、マルクスの発見した資本の論理を実際の歴史的な会計資料などで実証的、科学的に証明したのがこの「21世紀の資本」という事なのだろう。

 この江戸時代の末期から明治時代の初めに生きた二人の天才たちの直感は、その言わんとした本質の部分は正しいという事はそのように確かに証明されているのだろう。ただ、二人とも今から100年以上前という時代の制約があるので、その言っている事すべてが現在から見て正しいという訳ではないのだろう。
 
 このように、二人の発見した真実は確かにあるのだと思う。不破元書記長の言うような面でのマルクスの思想の再評価が特に現代に必要な気がする。

 NHKテレビで「ダーウインがきた」という生物を扱った面白い番組をやっていて子供から大人までファンも多く、ダーウインという名は皆が親しみを持っている。
 ところが、これに比べて、マルクスは現在、スターリンなど独裁者のせいで非常に割を食って、世界歴史を惑わせた悪い思想家くらいに思われているのではないか?
 こんど、NHKテレビでは、「マルクスがきた」という社会や経済を扱った面白い番組でも作ってみたらどうか。
記事へトラックバック / コメント


NHK・BS 英雄たちの選択で、宮沢賢治

2017/11/17 07:21
 昨晩の題名は、
 「本当の幸いを探して 教師・宮沢賢治 希望の教室」というもの。

 番組紹介をコピーすると、
 『日本が世界に誇る文学を生み出した宮沢賢治。賢治が探し求めたのは「みんなの本当の幸い」。東北の農学校の教師をしながら、人の役に立とうと生きた賢治の理想と葛藤とは?

 宮沢賢治は、25歳のときから4年あまり、地元岩手の農学校の教師を務めた。貧しい暮らしのもと、明るい未来を思い描けない生徒たち。そんな生徒たちに希望を持たせ、そして農村を豊かにしていくために自分は何ができるのか?賢治は「みんなの本当の幸い」のために、たとえ周囲の理解が得られなくても、時代の逆風が吹いても、前に進もうとする。そんな賢治の姿に、磯田道史をはじめ出演者が感動、深いトークを展開していく。

 【司会】磯田道史,渡邊佐和子,【出演】赤坂憲雄,高橋源一郎,大島丈志,【語り】松重豊 』

 というもの。
 この番組で、宮沢賢治を取り上げる意味は何か、どんな風に出席者が語るのか、興味があったので見てみた。

 宮沢賢治については、過去、色々な面から取り上げられているのだと思うが、ここでは盛岡高等農林卒業後、東京に出て結核となり、また盛岡に戻り花巻農学校の教師となった頃や、学校を辞めて羅須地人協会を作り、亡くなるまでを中心に、その頃の日本の時代状況(大正時代、関東大震災、不況、労働運動と弾圧、昭和初期)と関連させて、宮沢賢治について考えていた。

 私も宮沢賢治の童話や、賢治について書かれたものもいくつか読んだ気がするので、知っている事が多かったのだが、今回、初めて知った事として、
 ・賢治の農学校での教育(演劇活動や、岩手の土地に合わせて自らが作ったカリキュラムで教科書を使わない授業など)が、次第に国の教育統制によって出来なくなってきた事。
 ・賢治が設計した花壇が花巻温泉の開発といった事業の中の一コマの例であり、賢治は、花巻温泉の開発という事の影の部分もちゃんと分かっていた事が分かる詩をコメンテーターが紹介して知った事。
 ・羅須地人協会の活動が新聞にも取り上げられ話題にもなり盛んになったが、治安維持法が成立した時代で、農民が集まって色々と活動する事が、社会主義の活動に結び付くと疑われ賢治が取り調べを受けた事も、その衰退の一つの原因という事。
 などが、新たに知った内容だった。

 司会者の磯田道史は、番組で、くりかえし、「宮沢賢治はもっと時代が進んだ世の中になった時に、人類が必要となる重要な思想、ヒントを含んでいるのではないか、未来へのタイムカプセルという風に私は大切に感じている。」というような事を言っていた。
 現代ではなく、もっと何百年後の世界、という意味で言っているのかな?と思って聞いていたが、
 最後にも、「宮沢賢治は、当時の東北の貧しさや時代状況の中にあっては、その思想や行動は現実離れしているように思われ馬鹿にされたのかもしれない、社会が食べるのに精いっぱいという時代ではそうなるのは分かるが、そういった心配の無い進んだ時代になった時に、きっと必要になる大切な思想が賢治の中にはあるのだと思っている。」と繰り返した。

 磯田道史は、現代の日本は、ある程度そのような段階になっている、と言っているような気もしないではなかった。それは、「〜核爆弾を落とすとか落とさないなどと低級な事をやっているのではなく〜」などという言葉を間に挟んでいた事からも想像できた。

 たしかに、現代の日本は賢治の生きた時代の東北と違い「食う事に困る」という状況では無いのだろう。今こそ、宮沢賢治の思想が人類にとって本当に求められるものなのではないか、とも言っているようにも聞こえた。

 渡邊アナウンサーも最後に、「宮沢賢治の童話なども、そういった面からもう一度読んでみる事もできそうですね。」というような事を言っていたが、物質的には豊かで生活は便利だが、世界から軽蔑されるような現在の日本の政治、見かけは豊かでも不安な経済の状況や、いじめや不登校が大勢あったり、自殺を望む人が大勢いたり、振り込めサギが流行ったり、国のトップからウソや権力への醜い姿にあふれている現在の日本。
 確かにもう一度、宮沢賢治を読み直して、「本当の幸せ」とは何かについて考えてみるのも、日本人の進むべき未来を示す光明を見つけるのに良いかもしれない、という気もしてきた。

記事へトラックバック / コメント


 「デモクラシータイムス」でトランプ歴訪をやっていた

2017/11/14 08:36
 ユーチューブでやっている今週の「デモクラシータイムス」を見ると、今回のトランプ大統領のアジア歴訪について色々と語られていた。

 それによると、中国訪問で、北朝鮮へのトランプ大統領の強硬姿勢は取りあえず取り下げられ、一触即発的な危機は無くなったような事が話されていて少しホッとした。
 国連決議を、といっても国連決議は中国とロシアによって骨抜きとなっていて、別に北朝鮮にとってどうという事はないようだ。
 かつての日本の石油禁輸で太平洋戦争へ踏み切ったような事態にはいたらないようだ。
 
 トランプ大統領がアメリカや世界でどう思われているのか、また、トランプ政権の現在の実態が全くガタガタな現状なども分かった。安倍首相だけが世界でトランプを全面的に支持している様子や、日本のマスコミが全く批判的な姿を失って、まるで世界の情勢とかけ離れたような事を国民に伝えている事も良く分かる。

 せめて、このデモクラシータイムスで語られているくらいな事を国民に知らせ続けないと、返って真実を覆い隠して国民の判断を誤らせるのではないか。

 肝心の批判精神、まともな思考や論理を失い、政権ヨイショや野党議員を潰そうとするような事しかしていない状況は本当に「醜い、だらしない」の言葉しか思い浮かばない。
 まさに良く言われているように「マスゴミ」だ。

 今、問題となっている国会の予算員会での質問時間の与野党の割合についても、与党が党内で予算を作り、討論し話し合われてきた物が、野党の前で発表されて、それについて野党が質問する、というのがその本来の意味なのだから、与党が半分も質問するというのは元々おかしな事なのだという。
 つまり、与党がそんな所で半分も質問などするのが当然、ということ自体、官房長官はじめ、議会制民主主義が分かっていないという証拠なのだ。

 コメンテーターの一人が、冗談で、「しかし、今の与党は、自民党内で討論などせず官邸が独断で決めてしまうから与党も質問しないと分からないかも」などと言っていた。
 もちろんこれは冗談な訳で、官邸の思い付きについて「ヨイショ」するような質問ばかりなどだれも聞きたくもないし、無意味だ。

 話は変わるが、昨晩テレビニュースを見ていたら、トランプ大統領の中国訪問後、自身のツイッターで「キムジョンウンと友達になれるかもしれない」などとツイートしていて、このところ北朝鮮は静かだが、何十日か北朝鮮がミサイルを撃たなければ、アメリカと話し合える、という水面下の話し合いがあったというような事で、米中ともその事では一致しているのではないか、と言うような事を言っていた。
 そんな風に緊張が緩和してくればいいのだが・・。

 北朝鮮とアメリカで電撃首脳会談でも行われるようなら、あれだけ「ヘイコラ」してトランプ大統領のご機嫌をとった日本は、拉致問題の解決くらい日本独自でやっていいという許可を得たのだろうか?
 もし、そうでもなかったらあの「ヘイコラ」はいったい何だったのだろう?
記事へトラックバック / コメント


「持丸長者」 広瀬隆著を知る

2017/11/11 14:16
 福島原発事故の後、当時の民主党、菅直人首相が浜岡原発の停止や再生可能エネルギー法案などを出してきた時に経団連などから非常に強い反発が起こった。
 あの事故の直後、だれが考えてみても当然の事をしようとしているのになぜなのか?
非常に不審な気持ちになり怒りも感じた事を思い出す。

 戦前、あの戦争に財閥が協力したので、戦後、占領軍によって財閥解体が行われた、というような歴史の知識があったが、(ただ教科書での文字上の知識)今でも三井、三菱、住友、など日本の中心的な会社だから、もしかして今でも陰で『財閥』が日本を牛耳っておかしなことをしようとしているのか?
 本当はどうなのだろう?とネットで「財閥」を調べてみても、ウイキペディアのある程度の会社の系図などが出てくる程度で、どこにも私の疑問を納得させるような事実は載っていなかった。
 ただ、「ジャーナリスト同盟 通信」という本澤二郎という人のブログが見つかった。
 これは、その時の私の書いたものだ。
http://js30.at.webry.info/201107/article_24.html
 それ以後、折にふれて良く見るブログなのだが、最近、そこに、この「持丸長者」という本を人に紹介された話が載っていた。
 そしてこれが「財閥」について書かれた本らしい。

 著者の広瀬隆という人をウイキペディアで調べてみると、映画「東京原発」の原作者であり、スリーマイル島の事故をきっかけに原発の問題に気づき、原発の問題点をずっと告発してきた人だった。私も福島原発事故当時、テレビかユーチューブなどでこの人の話か対談などを見たような気もする。ただこの人の本は読んでいなかった。

『東京生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業。大学卒業後、メーカーの技術者を経て、執筆活動を開始、医学文献等の翻訳に携わる。〜』といった経歴の人。小説、ノンフィクション、医学書翻訳と巾広い分野で活躍、とある。
 ずっと前から、この原発事故の危機に気づき、警告していた幾人かの先見の明のある知識人の一人であった。
画像


 さて、この「持丸長者」をアマゾンで注文してみると、届いた本は「持丸長者 国家狂乱編」というのであり、この三部作の二冊目の本であった。
『持丸長者 日本を動かした怪物たち 幕末・維新編』2007年2月 (ダイヤモンド社)
『持丸長者 国家狂乱編』 2007年7月 (ダイヤモンド社)
『持丸長者 戦後復興篇』 2008年4月 (ダイヤモンド社)
 東日本大震災前に書かれたものであった。

 この「国家狂乱編」というのは、明治時代の北海道の経営から始まり、大正から関東大震災を経て昭和の初期、敗戦までの事が書かれているものであり、おそらくこの三篇の中心となるものだろう。だが、全体の構造を知るには、さらに他の2冊も読んでみないといけないと分かった。

 「あとがき」にこの本をなぜ書いたかがあった。

 日本人は先の戦争を語る時、日本や日本人への悲惨な被害を多く語る。
『〜しかし、すぐれた書籍を除けば、広く一般に語られる話が、ほとんど日本人の被害であることは、奇妙な印象を与えずにはおかない。戦争を起こしたのは、日本人である。加害者としての日本人はどうなのか。現在の議論を聞いていると、そこから先は、いきなりA級戦犯合祀問題と憲法論議に飛んでしまう。おかしな話ではないか靖国問題も、戦後の新憲法のいわれも、日本人の加害事実を報道メディアが充分に語ってから、おこなうべきでないか。被害者意識は日本に存在する国内問題を、外国を憎む方向にすり替える思考法である。その原因となった、もっとはるかに大きな、加害者としての日本人のアジア侵略と太平洋戦争の流れを知る機会を、大半の日本人はほとんど持たなかった。〜』
 そして、現在の日本人の戦争の原因への無知、それは教科書検定制度によってドイツと違って、子供達にこの戦争の実態や原因をほとんど教えてこなかった事がある。
 大人向けにも、マスメディアは娯楽番組などに走って伝えていない、そして新聞、テレビなどのすぐれた番組が無い訳ではないが、そこでの『軍人と政治家だけが大半の戦争責任者だという視点でよいのか、という疑問である。〜』

 『〜特に、本書第五章でくわしく述べたように、日本は明治維新直後から商人と長者たちを巻き込みながら、朝鮮半島への侵略に手を染めていった。また第一話の「幕末・維新編」で述べたように、台湾への侵略を大々的に行った。これらの行動は、当初から、軍人による武力侵略だけでなく、商人が乗りこんでゆく経済的な侵略と並行して行われたのである。その金銭欲が動機となって、あたかも樽の中で酵母がぐつぐつと発酵するように、日清・日露戦争へと発展してゆき、ついには、財閥一族を中心とした満鉄というマンモス会社を隠れみのにして、満州への明確な侵略の第一歩が踏み出されたのだ。〜』

 『〜メディアは、過去を正視して、その時代の人間を厳しく批判しないのか。日本文化の何も守らなかった人間たちが、「日本を守ろうとしてやむなく防衛戦争をしたのだ」などと、ねぼけた戯れ言を口にするものではない。偉人を持ち上げ、讃える話もよいが、善人の知恵深さは、悪を懲らしめるからこそ、讃えられるのだ。その悪事を語らないのでは、その時に歴史が動きようがない。第二次大戦中の歴史書や伝記類を読むと誰も分からないうちに、いつしか大戦争になっていた、と弁解する言葉によく出くわす。一人前の大人であるなら、このように無責任な言葉を吐いてはいけない。〜』
 本当にその通りである、と共感する。

 そして、米軍への協力の姿など日本の哀れな犬のような状態の現在があり、しかし、戦中でも批判の姿勢を貫いた数少ない人々が存在した事を記し、そのような現在の政治状況の中でこの本を書く意味を述べている。

 この本を読んでみると、明治以来の長者たちが閨閥で結び付き、さらに政治家とも閨閥を作り、巨大な政官財閥といったものを形成し密接に結びついていたことが、詳細に調べられ、系図のように分析されていて、あたかも学術書のようでもあり、その一つ一つを追っていって把握する事は私には一読では不可能だ。ただ、そういった巨大で複雑密接な政官財界の勢力が出来て、日本を牛耳って、アジアへの侵略も進めていったという事は理解できた。
 そして、関東大震災や世界恐慌への対処の間違いによって世相が切迫し、明治維新後に出来てきたアジア侵略の道具であった軍部が今度は、増殖し、その政官財界を飲み込み、一体となり、あの愚かな戦争へと国民を引きずり込んだ姿が浮かび上がってくる。
 その事は怒りと言うよりその巨大な塊は、原発の不気味さと同じ物のように感じられた。
 
 今まで、軍部や政治家にスポットを当てた書物や番組はいくつかあったと思うが、この本のように、そのさらに根本の構造を詳しく明らかにしようとしたものは初めて見るものであり、今までの歴史ではどうも何か足りない事があるなあ、と思っていた原因がはっきりした感じだ。
 今まで読んだり見たりした戦争に関する様々なもの、色々な個人のレベルの深刻な戦争体験のものなども印象に残るが、これほど戦争原因の全体の骨格に肉薄している、と感じられるものは無いかもしれない。

 読んでみると、これは2007年6月8日に書かれていた。ちょうど第一次安倍内閣の発足する直前である。2017年の現在、ますますこの本に書かれた過去の真実は現在と似てきていると思う。これもまた、今後の日本への『予言の書』の一つなのだろう。
 
 アマゾンのカスタマレビューを見ても、現在の日本の状況の中で、多くの人が目が開かれ、たり納得し、若い人にも読んでほしいと感じている事が分かる。

 次は、幕末・維新編を読んでみることにした。
 
記事へトラックバック / コメント


世界から軽蔑されたり、道義を失いつつある日本

2017/11/11 10:59
 ネットを見ると、ゴルフ場でバンカーに入れてしまい何度も打っている安倍首相が、すでに次に行こうとしているトランプ大統領を追いかけて慌ててバンカーを出ようとして、転んでひっくり返ってしまった姿、それも知らずにスタスタと行ってしまうトランプ大統領の様子が映像で映し出されていたり、(これはテレビ東京だけが放映したのだという)
 アメリカの良く知られた番組では、トランプ大統領と安倍首相のやり取りが、お笑いのネタになって、安倍首相が軽蔑の笑いをあびている様子などが伝えられていた。

 加計学園の文科省認可が行われた。あの前川前文科省事務次官が、その事を真っ向から批判している記事がネット上に出ていた。読んでみると以前と変わらずちゃんとした正論を述べているようだ。
 その中に、選挙前にこの認可が行われないよう、大学審議会の結論を遅らせるよう指示があったのだろうというような事も書かれていた。選挙が終わったので出させたのだろう。
 前川氏は、行政が政権によって私物化されていると強く批判している。

 また、森友学園の前の理事長である籠池氏とその妻は、まだ大阪地検に拘束されている。
これは、本当におかしい事なのではないか?
 我々素人が考えても、普通、そんな補助金サギの事件で、こんなに何か月も、しかも夫婦で拘束され続けるものだろうか?
 籠池氏が出てくるとしゃべられてしまうので、口封じのために入れられているのだろうという。まるで、治安維持法が行われていた時代に逆戻りしていくような日本だ。

 国のトップがこんな事を続けていて、それを批判する人が少なく、ただそれに従っているだけの社会になれば、国民の道義や信義は地に落ち、無法国家にだんだんと近づいていくのではないだろうか。こんな状態を続けて行けば、戦争ですべてを失った戦前の日本のような恐ろしい結果が待っているのではないかと不安になる。
記事へトラックバック / コメント


日本はアメリカの属国と良く分かる

2017/11/06 21:21
 孫崎享ツイッターに
『横田基地、どなたか、教えていただけませんか。横田米軍基地から来日した米大統領はトランプの他に誰がいるか。オバマの時(少なくとも一回)は羽田から来ている。何故この異常さを指摘しないのか』
 と、あった。

 この、アメリカの大統領が、横田基地から日本に入ってくるというのは、日本がアメリカの属国のようなものだという事を目の前に明らかにしている。
 せめて、最初の訪問は、日本への敬意を持って羽田から入ってくるべきではないか。
 この本を読むとその意味が良く分かる。
http://js30.at.webry.info/201606/article_17.html
 日本国民は、トランプ大統領のご機嫌取りにばかり腐心している安倍首相や政権の姿に危険やみじめさを感じないのだろうか。
記事へトラックバック / コメント


政権のCMのようなマスコミはいらない

2017/11/04 11:57
 ネットを見ると、『「改憲反対」「9条守れ」憲法公布71年、国会前で集会』というのが行われ、国会前に4万人の人が集まったというニュースが出ている。
 朝日新聞デジタルにも出ていた。
http://www.asahi.com/articles/ASKC35FPVKC3UTIL00V.html
 主催者発表だから仮にもっと少なかったとしても何万人単位で集まっている事は確かだ。
ユーチューブにもいくつか様子が載っていた。
https://www.youtube.com/watch?v=kEBwrzwvKgg&t=60s

 ところが、こういった大きな動きが、昨日の夕方のNHKなどのテレビニュースで全く出てこなかったような気がする。(ニュースをよく見ていないのではっきりと言えないが)
 テレビをちらっと見ると、トランプ大統領の娘のイバンカ氏の女性基金に57億円拠出、というニュースを伝え、安倍首相が講演会の会場や料亭でイバンカ氏をもてなしているような映像を流しているだけだ。(個人で拠出するのはかまわないが、国民の税金だ!)
 
 孫崎享ツイッターを見ると、『今日の写真、イヴァンカ、イヴァンカと騒ぐ日本のマスコミ。同じ報道機関でもワシントンポスト東京支局長のツイートは、イヴァンカの演説時、聴衆はガラガラ』
と、その、イバンカ氏の講演会の会場を後ろから撮影して、半分が空席になっているワシントンポストの記事と写真を紹介していた。

 先日の自民党大勝の選挙以来、マスコミがさらに大本営的というか政権のCMをするだけになってきているのではないか。
 まともなジャーナリズムだったら、例えばイバンカ氏の講演会の様子を伝えるとともに、ワシントンポストの東京支局のように、会場がガラガラでイバンカ氏が専門家などからは相手にされていない存在だという事もしっかり国民に伝える必要がある。

 今日の新聞紙面を見ると、昨日の国会前抗議集会について、地元紙(信毎)には、それほど大きな扱いではないが、この集会の記事が二か所に出ていた。
画像

 ところが、朝日新聞(紙の方の)には、全く出ていなくて横田めぐみさんの両親がトランプ大統領と会うという記事が大々的に載っているだけだった。ていねいに見ればどこかにあるのかな?

 10月26日に紙の朝日新聞に載ったこの記事(大変だと思って切り抜いておいた)記事のこの集会の参加人数は、主催者発表700人の集会だ。
画像

 一方昨日の国会前は主催者発表4万人である。どちらが多くの国民の気持ちがあるのかは明白だ。
 ユーチューブを見たら、社民党の福島瑞穂議員は、来年の6月には安倍首相は憲法改正の国民投票の発議を行う可能性が大きい、と言っていた。
 なぜ、こういった重要な事を載せないのだろうか。

 この、国会前の集会では、立憲民主党、共産党、民進党、社民党、の党首や幹部が訴えていたが希望の党は参加していなかった。
 先の選挙で、長野県2区で希望の党で当選した下条みつ氏は、「憲法9条改正に絶対反対、もし、この考えが党に認められないなら、私は党を出る。」というような事を選挙中に言っていたのが地元のテレビで出ていたが、それならこういった集会に個人として参加しているのだろうか?
 そういった地元の情報も知りたいものだ。

 いずれにせよ、ちゃんとした客観的な真実の情報が欲しいのであって、マスコミは、このような大本営発表風な政権のCM的な方法を続けていたらまた、あの第二次大戦と同じように国民を悲惨な状況に突き落としてしまうようになるのではないか。

 世の中の大体の人は、私のように暇ではないので、色々とネットなどで見て探したり比べたりして真実を探すなど出来ない訳だ。短時間見ても真実の姿が分かる様な情報を提供するのがジャーナリズムの役割ではないのか。

こんな人がこんな事を言っているユーチューブもネットで紹介されていた。
https://www.youtube.com/watch?v=B_cg_mA7W2M


記事へトラックバック / コメント


「日米首脳会談どんな意味があるのか」デモクラシータイムスを見る

2017/11/02 09:04
 3,4日中にトランプ大統領が訪日し、安倍首相と会談を行う。
 ユーチューブ上でやっている「デモクラシータイムス」の最新の内容("第四次安倍内閣と日本の将来" )で、その事を取り上げて配信していた。

 この中の、後半の三分の一では、北朝鮮とアメリカが戦争を始める危機、世界中でただ二人、トランプとアベの二人だけがいかに危険な状態を作り出そうとしているか、日本国民はいかにその事を深刻に考えていないか、について良く分かるように参加者が語っていた。
https://www.youtube.com/watch?v=kYXStGPVsIw

 今回のトランプ訪日では、どうなっていくのか?
 注視して見て行く必要がある。
 今回の選挙に無関心だった日本国民は、その大きな代償を覚悟しなければならないのだろうか?
 それだけは避けなければならない。
記事へトラックバック / コメント


「日本共産党」について、ちょっと調べたら

2017/11/01 21:10
 今回の衆院選は、立憲民主党が出来て議席を増やしたが、共産党は議席数を減らしてしまった。比例区に批判票として共産党と書くことのある人が立憲民主と書くのが多かったのかもしれない。
 せめて共産党が前と同じ議席数なら、もう少し与党への対抗勢力に力がついたのに、と残念だ。筋の通ったまともな事を言っている共産党だが国民への広がりがなぜ出てこないのだろう。

 よく、野党共闘などの話が出るときに、共産党とは組まない、などの話が普通に出てきて、共産党はちょっと「別格」、「共産党アレルギー」といった感じがどういう訳か出てくるがそれはなぜか?国民の意識にもそれがあるのか?
 少し調べてみたりした。

 我々年配の人間の意識の中にまず大きくあるのは、「ソビエト共産党」「中国共産党」というものの大きなイメージだ。
 マルクスの思想を基にして革命を起こし、現代のロシアを中心にしてソビエトという国を作った訳だが、スターリンの独裁、東西冷戦、などを生み出し、アメリカと張り合うも、最後には崩壊してしまった。スターリンの独裁、核戦争の脅威など暗い強権的なイメージしかなく、しかも最後はその政治体制は崩壊してしまった訳で、その国作りの基となっているマルクスの思想は間違っていた、という事の歴史的な証明にもなっているかのごとくだ。
 そして、次は「中国共産党」だ。こちらも現在の拡張主義や人権への抑圧、など良いイメージは無い。毛沢東の独裁者的な実像もユン・チュアンの著作などで広く世界に知られるようになった。
 また、あのキム王朝の北朝鮮も、一応、共産主義の国という事になっているのだろう。
 そういった「共産主義」を国是として作った国々は、とうてい「良い国」「日本もそうなりたい国」という感じではないのだ。
 そんな所から、「共産主義」を根本理念としていると思う「日本共産党」はつきつめると良い政党であるとは思えない、といった所が国民の意識の底に大きいのではないか。

 一方、日本国内の事を考えてみると、戦前の、共産党員が弾圧され、拷問で殺されたり
、転向させられたり、などの深刻な暗いイメージがあり(それは逆に戦前の日本の権力がいかに北朝鮮的な感じのひどいものだったかを示しているのだが)、戦後も政治的、文化的に力を得たとはいえ、内部や他の勢力との対立や事件などの雰囲気がつきまとっていたりする感じがあった。
 そして、それらの事がいまいち「良く分からない難しい感」がある。
 そんな所から、まず日本共産党ぎらいのイメージが生まれてくるのだろう。

 しかし、今の若い世代においては、ちょっと違う感じがする。それは若い世代で「自民党」や「安倍首相」を支持する人が多いという現象の裏返しで、共産党の歴史的な事についての実感が薄く、現在のしっかり政権を批判出来る姿から共産党を支持する人が出て来てもおかしくはない。
 山本太郎のような人もそうだろう。

 私自身が、「日本共産党」へのイメージが大きく変わったのは、この本を偶然読んだからだ。
それは、これ。「回想の山道」山と渓谷社
画像

画像

 不破哲三というのはこういった人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E7%A0%B4%E5%93%B2%E4%B8%89
 当時40代だった私は、山登りが趣味として大きな比重を占めるようになった頃、本屋で偶然これを見つけ、当時は山の本がそれほど無かったり、もちろんネットでの情報も無かったので、不破哲三が当時の共産党のトップだったことくらいの知識しかなかったが、山の読み物の一つとして買って読んでみた。
 ところがこれがとても良い内容で、面白いのである。
不破哲三はウイキペディアを見ると、理論的な論文的な物、政治的な物をたくさん書いていて、これは、本当に趣味として楽しんで書いたもの、という感じだった。
という訳で、この本を読んだために、共産党へのイメージが大分好転したものだった。

 武田泰淳に「政治家の文章」という岩波新書があり、戦前から戦後にかけての日本の政治の中枢にいた政治家の文章を取り上げて、その人間にせまったものがあり、その中には不破哲三の前の日本共産党のトップであった。宮本顕治の文章についても書いていたような気がする。宮本への評価と共に文学者とは違うある面への疑問のようなものが最後に記されていたが。

 横道にそれてしまったが、前述のこの「日本共産党」の分からなさについて、ちょっとネット上で調べて見たら、とても良く分かる話がネット上に出ていた。

 それが、何と、2000年に行われた不破哲三の講演であった。
http://www.jcp.or.jp/jcp/78th_koen/fuwa_78th_honbun.html
 ていねいに読むと、我々がいだいている日本共産党への歴史的な面での疑問が解消した。
う〜ん。アメリカの言う事を何でもヘイコラ聞く自民党と比べて、ソビエトや中国からの党への干渉をはねのけてきた日本共産党の方がよっぽど気骨があるなあ、という感じもする。

 この講演での自民党政権への批判は、17年後の今でも全く現在的でもある。
記事へトラックバック / コメント


「新聞記者」 望月衣塑子著を読む

2017/10/29 10:09
 森友問題の時から菅官房長官の記者会見の時に鋭く質問し、話題になっている東京新聞の記者の書いた本。
画像

 衣塑子は「いそこ」と読み、大正時代の詩人、萩原朔太郎にちなんで「何かを作る人、ものを創造していく人になってほしい」という母親の願いにちなんでつけられたのだという。

 ネットでこの本が紹介されたので読んでみたいと思い購入した。
 
 どうして新聞記者になろうと思ったのか、演劇などに打ち込んでいた子供のころから、大学時代の体験、新聞社へ就職するようになった経過、入社してからの体験などの事も書かれていて、とても興味深く面白く読める。

 新聞記者として努力して実力をつけたり視野を広げたりしていく様子、関わっていった政治の収賄事件、武器輸出の取材などから、いよいよ森友学園の問題にぶつかってくる。菅官房長官への質問の場面や、前川前事務次官への取材、また詩織さんレイプ事件の詩織さんへの取材、など、私がネットなどで断片的に知る事件について、実際にそれらの方々に取材したその時の様子が書かれていて、真実の様子がしっかりと分かる。
(その詩織さんが24日、外国特派員協会で記者会見をしたとネット上に出ていたし、望月記者もネットで発信していたが、主なテレビや新聞などで出ていなかったのか?調べたらこれがあった。http://www.asahi.com/articles/ASKBS5QN0KBSUTIL02P.html

 権力にぶつかっていくこの人の渾身の取材などから安倍政権の本当の不気味な恐ろしい姿が、次第ににじみ出て来るようで読んでいても背筋が寒くなる様な気がしてくる。

 また、マスコミの権力とのなれ合いに本当に危機感をおぼえる。
しかしその中での心ある人たちが多くいること、ネットも含めた色々なジャーナリストなどの人たちと、スクープ主義を離れて協力して権力の闇に立ち向かっていこうとしている望月さんの姿が書かれていた。

 この本は、単なる現在の政治情報を知るための週刊誌的な意味の本と言うより、混迷した日本の現在、子育て、親子関係、家族、仕事、社会にいかに生きて行くかという事、など様々重要な示唆やメッセージを含んだ現代の基礎的な本の一つではないのかな、という気がした。

 現在の安倍政権について知る事はもちろん、生き方や、教育について考えている方々にもお勧めの本なのではないか。
記事へトラックバック / コメント


半年も国会をちゃんとやらないのか

2017/10/27 07:09
 昨日の地元紙(信濃毎日)に『森友値引き「6億円過大」』と大きな見出しで出ていた。

 売却額の妥当性を調べていた会計監査院が撤去費は2億〜4億円程度で済み、値引き額は最大約6億円過大だったと試算している事が分かったとの事。
 本来なら会計検査院では選挙前に分かっていた事なのだろうが、きっと選挙が終わったから情報が出されたのだろう。

 安倍首相は、森友学園の土地値引きについて国会で追及されると、「その事については、まさに今、会計監査院が調査している訳でありまして〜」と言って答えを逃げている姿が何度かあった訳だから、今度は、ちゃんとそれについて『謙虚に』『真摯に』説明してくれるのだろう。

 ところが、自民党の案では、11月に特別国会を実質3日間だけやるだけで、来年まで国会は開かないとの事だ。そうなるともう国会を半年も開かない事になるらしい。安倍首相の「謙虚で丁寧」な説明は聞けない事になる。
 逃げるために国会まで解散し、さらに国会を開かないという国会の私物化だ。
 安倍首相は、子供の頃、夏休みの宿題を全くやってなく、平気でうそをつき、人にやってもらって通り過ぎた話がリテラに出ていたが、それとそっくりだ。

 自民党議員は首相が「国会を開かない。」と言えばそれに唯々諾々と従うのだろうか?
選挙中に「私に国会で汗をかかせてください。」と必死に有権者に訴えて当選したのではないのか? 国民の代表として国会で話し合うために国会議員になったのではないのか。
国会が無ければ、どこで汗をかくのか?国会を開かないで何の仕事をしているのか?

 国民は、森友・加計学園の問題を、選挙さわぎがあったらすぐに忘れてしまうような「子ども」ではない!
記事へトラックバック / コメント


NHKニュースで日経とダウ平均株価比較のグラフに驚く

2017/10/26 07:56
 今回の選挙の最中、NHKなどのテレビニュースでは、現在、過去最高の好景気であり株価が連続上昇している、リーマンショック前の段階を抜いた、「すごい」というような事を流していた。
 ただ、好景気?実感は無いです、という街の声も報じてはいたが・・。

 選挙演説でも安倍首相は、株価が上がっているのは景気が良くなっている事です、民主党時代を思い出して下さい、と主張していたと思う。求人も増えている、と言っていたが、ただ、これは団塊の世代が大量に辞めたから人手不足になっていて当然の話と識者も指摘していたし、確かに客観的に見てそんな感じなのだろう。

 他の解説などでも円安で輸出大企業は儲けて内部留保がすごくなっている、などと伝えられていたので、まあ、確かに求人広告も増えてきて日本は儲かっているのかな、という印象はあった。

 しかし、私には内容が分からないが、日銀が大規模な金融緩和や、国債や株などを大量に買い、株価を支えている、実態は出口が無く今後大問題となる、まさにインパール作戦、というような情報もネットでよく見る。本当はどうなのか?

 ところが、選挙が終わった日だったか、次の日だったか、NHKのニュースを見ていたら、『株価が上がったと言っても日経平均株価とアメリカのダウ平均株価を比べてみると、日本の株価は多少上がったと言っても現在も大して変わらない状態であり、アメリカの株価は、リーマンショックの時に下がったが、アマゾンンなど新たな産業が興って日本と違い上がっている、』という解説をして、そのグラフを見せてくれた。

 そして、日本にはアメリカのような新たな産業が興っていないし、実際は低迷の状況と言っても良いと伝えていた。
 「え〜。」そんなに差がついたのか、景気の本質がそれほど良くなっている訳では無かったのだ。
 そういえば、最近、日本を代表する有名企業の大損害や不祥事がやたら多い。本当に大丈夫なのか?という気もしていた。

 そのグラフはネットで見れるのかと思っていたら、「世界経済のネタ帳」というサイトで同じような物を見る事が出来るのが分かった。
 http://ecodb.net/
 そこの、「株価」という所にある。(1)に日経平均株価、(2)にダウ平均株価で、初めに2014年からの変動のグラフがあり、その下の(年次)に過去1988年からの変動を見ることが出来る。
 (NHKのニュースでは、ダウの金額の価値を日経と同じ単位に直して、同じグラフ上に表現させていたせいか、このグラフよりもっとズ〜ンと日経とダウの差がついて見えた)

 1988年からのものを見ると、日本では1988年に4万円近くなり、これが最高で、その後、リーマンショックなのだろう、2002年まで下がり続けている。
 最近少し上がったが、それはちょっと良い程度で、史上最高の景気などという物では全くない。
 一方、アメリカはリーマンショックで下がったが、その後うなぎ上りだ。新しい産業が興っているからとの事。

 日本の民主党政権は2009年から2012年までで、確かに一番低い部分ではあるが、全体を通してみると、右肩下がりに大きく下げ続けた責任は、「自民党政権」であったという事が良く分かる。
 自民党は自分の失敗を民主党のせいにしている、と言われても反論できないだろう。

 よく、金子勝教授が原発事故とその後と、リーマンショック後のその後の日本の政権の無責任さが同じだ、また、日本が新しい産業の形を作っていかないとドンドン時間が失われて世界に取り残されていく、と言っているが、この二つのグラフを見ると良く分かる。
 日本は、まだ原発輸出や公共事業など20世紀的な政策をやっていてもう本当に世界から遅れてしまうのではないか。また、借金も世界の先進国中最悪なんでしょう?
 自らの原因による原発事故の責任を民主党政権に押し付けている卑劣、という批判が経済政策でも本当は同じことが言えるのではないか?

 初閣議の後、麻生大臣が「株価が上がったという事は政権が認められたという事だ。」などという感じで言っていたが、政権交代が無かったから、ただ外国人投資家がちょっと買っただけの話で中身はないのだろう。安倍政権下では、基本的にアメリカの株価が上がっているし、日銀が介入しているから、日本も下がりようがないのだろう。
 大体、株価がリ−マンショック直前のように上がる世の中が本当に良い世の中なのだろうか?

 それにしても、NHKはどうして、こういった素人にも分かりやすいグラフを選挙が終わってから出してくるのか。

 大体、日本人は株などどのくらいの人がやっているのか?
 これも疑問に思って調べたらネットで直ぐに出てきた。日本人の預貯金の保有率は91,9%であるのに対して、有価証券の保有率は18,2%だった。(我が家でも株などやっていないのでかつて4万円などと知らなかった)
 ただ、年収が多いほどその割合が多く、アメリカでは50%が保有とあった。(証券会社のサイトなので、もっと日本人も、株をやった方がいいという宣伝の内容のものだが)

 こつこつと真面目に働いて、株で儲けよう、などと考えていない日本人が多いのだと思う。また、大部分はそんな余裕なお金もある訳では無い。やっても小遣い程度を儲ける、そんな人たちが大部分なのだろう。

 選挙戦を通じ、マスコミは、そういった人たちを「騙して」いたような気がする。
 選挙が終わってから、やっとこのような、素人が日本の景気について考える事の出来るグラフを事を出してくるのだから。

 おそらく、『こういった内容は選挙が終わってから出せ』とどこかNHKの上層部からの指示があったか、あるいは、現場の骨抜きが「忖度」(そんたく)したのか、本当に国民が考えるための「公共放送」の役割を意図的に放棄している。

 もう、我々は『政治的愚民』であってはならないのだと思う。テレビ、新聞、だけでなく、ネット時代だから、戦前とは違ってちょっと注意して自分から探求すればいくらでも真実が簡単にわかってくるのだから。

*金子勝ツイッターからコピー
 『薄氷の官製バブル2】日銀の直近の報告では、日銀の国債購入はさらに増え、日銀総資産は10日間で2兆円増。アメリカの中央銀行をしのぐ515兆円になった。雪だるまとなったジャブジャブ中毒から目をそらすのに改憲ですか。加計認可ですか。』

 
記事へトラックバック / コメント


国民投票は、来年か? 天皇も「公布」したくないだろう

2017/10/25 08:53
 テレビやネットを見ると、つい腹が立ち、何か言わねば、と思って色々書いている私だが、最も根本的な所が分かっていなかった。
 それは、昨晩、妻と話していた時の事、「憲法改正の国民投票って、両院の国会議員の3分の2で発議されるわけだけれど、その国民投票ってどのくらいで可決されるのかな」という話になった。
 私達は、何となく、国民投票で3分の2をとらないとダメのような気がして気楽に考えていたのだが、いざネットで調べてみると、以下の様だった。

『日本国憲法第96条
1  この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
2  憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。』

 つまり、三分の二以上の賛成で発議されたら、もうすぐ、国民投票となり、過半数とれば、憲法が変えられるのだ。

 そして、『過半数』というのが良く分からなかったので、ネットで調べてみたら、何と、前の安倍内閣において「国民投票法」というのが強行採決され、それによると、過半数は『投票者数』と決められたのだという!

 そういえば、勤めていた頃、そんな事がテレビのニュースで問題になっていたような気がする。でもその頃は衆参の国会議員の3分の2以上で発議だから、国民投票など可能性はまだなく安心だ、などと報じられていたような気もぼんやりと思い出した。
 その頃は、勤で忙しくて、政治への関心も低く、今日のこの事態など思い浮かべられなかった愚民だった。(今もそうかもしれないが)
 それにしても、安倍首相と日本会議の執念がすごいことが分かる。

 以上のような事だからこそ、『3分の2』『3分の2』とニュースで注目していたのだ!
 国会議員の3分の2が取れたら、国民投票の投票者の過半数などハードルは低い!!
 何せ、国民は50%くらいしか投票しないし残りの人は無関心だからだ、NHKやマスコミの協力でいくらでも多くの国民を誤魔化せる。現在の北朝鮮への事を見ても分かる。

 立憲民主党の枝野代表が選挙中、語っているように、「憲法違反の安保法案のもとで、自衛隊を書き加えると、自衛隊が海外で戦争が出来る国になる」だから、それは反対。「もし改憲なら首相の解散権の制限を」と聞いてはっきり意味が分かってきたのだが、現在、国民はあまり深く考えずに、もう国民の間に定着している自衛隊だから、自衛隊の事を書き加えるのは良い、と考えているような気がする。過半数は超えるのは今の状況ではそれほど難しい事ではないかもしれない。

 もしどうしても自衛隊の存在を書き加えるのなら、自衛のための軍隊と限定べきなのだろうか?そうすると9条の他の内容と矛盾してしまうのだろうか。
 安倍首相は、「謙虚に、丁寧に、」などと言っているが、安保法案、共謀罪、国会を開かず、解散してしまう、など今まで全く与野党で話し合う事は無く、すべて強引に多数決で押し切ってしまった。今までの経過を見れば、国民投票になったら「よく話し合えば良い」などと考えている余裕は与えないだろう。

 つまり、国会で発議されたらもう、そんなような事をじっくり国民に丁寧に考えさせたりなどさせず、直ぐに投票へと進み、その結果、今までの戦争をしない国、日本は無くなり、自衛隊は、日本の防衛、自衛でなく、アメリカの命令で海外で戦争に協力が出来る軍隊となるのだろう。そして北朝鮮や中国との戦争にアメリカによってかり出されるのだろうか。

 昨日の地方紙(信毎)の信毎セミナーという所を見たら、歳川隆雄・インサイドライン編集長が、安倍首相は来年の通常国会末の6月ころに憲法改正を発議するーとの予想を示した。とあり、昨年12月に首相はプーチン大統領と秘密裏に二人だけで密約をし、それは「2019年に日ロ平和条約を締結する、との情報があり、20年中に歯舞、色丹2島を返還する事を来年発表し、内閣支持率を高め、憲法改正に利用する。という見立てを示した、と書いてあった。
 次の参院選とともに国民投票かという事もどこか新聞に書いてあった。

 安倍首相は、先日の美智子妃の考えなどにあるような皇室の願い、など無視し何としても9条を変えるか空文化したいのだ。
 今回の改憲勢力3分の2の選挙結果の深刻さにあらためて気が付いた。
 
 枝野代表が、「もし国民投票になったら、国民と国会の外で戦う」というような事を言っていたが、もうその戦いは始まっているのだろう。天皇陛下もそんな事を『公布』したくないに決まっている。我々愚民である国民が目を覚まし、否決に立ち上がるのを願っているだろう。

 *ネットを見たら、今、ネトウヨなどによってだろうか『極左皇后』という言葉が発せられているようだ。そういった人たちが強烈な安倍信者の核なのだ。
 
記事へトラックバック / コメント


長野県の衆院選の状況

2017/10/24 12:13
 今朝の地元紙(信濃毎日)の記事から、長野県の状況を拾って調べてみた。

 まず、県内投票率は60.40%で、前回よりは上回ったが、戦後2番目に低い投票率であったとの事。

長野県は5区あり、
・自民3議席(内比例1)
・希望2議席 
・無所属1議席 
・公明1議席(比例)を得ている。
希望、無所属は、旧民進党の議員。前回と比べ、自民は比例で2議席を失う。公明は比例で1議席獲得、という状況で、全国の傾向とは違っているといえる。

 無所属が勝利した1区は、希望の踏み絵に反発して無所属で出た議員だ。野党共闘が成立していた。

☆ 県内小選挙区党派別得票 (記事は細かい数字なので、千の位で四捨五入した)

 自民(当選2) 39万票
 希望(当選2) 29万票
 共産       8万票
 維新       6万票
 社民       4万票
 諸派       1万票
無所属(当選1) 18万票
となっている。「自民、維新、諸派」 VS 「希望、共産、社民、無所属」 で見ると
「36万票 VS  59万票」 となっている。

☆ 比例代表北信越ブロック党派別得票数、長野県 (記事は細かい数字なので、千の位で四捨五入した)
自民      29万票
立憲民主   23万票
希望      21万票
公明      10万票
共産      11万票
維新       6万票
社民       3万票
幸福       1万票
無効       2万票

との結果だ。長野県からは立憲民主から立候補した人はいなかったのだが、比例区の票は23万票もあり、希望を上回っている。

記事へトラックバック / コメント


立憲民主党は従来の社会党と同じか

2017/10/24 12:02
 ときどき見ている「リテラ」に、この選挙結果を受けて書いていたものがあった。
内容は、以下のようなもの。

「自民圧勝でも光はある!立憲民主党は共産党や山本太郎と連携してネトウヨに対抗する草の根リベラルを育てよ」
http://lite-ra.com/2017/10/post-3534.html

 この文の全体の内容についてはともかく、中のこの部分で、今回の立憲民主党躍進の情報をさらに知る事が出来た。『引用』

『〜もちろん立憲民主党の議員たちのメンツだけを見る限り、どこまで信用できるのかという問題はある。本サイトとしては、野党としてなら、立憲民主党より共産党にこれだけの議席があったほうがはるかに頼りになったとも思う。
 
 しかし今回の立憲民主党躍進の立役者は、元SEALDsメンバーを含む市民連合であり、さすがに彼らを裏切ることはしないだろう。選挙戦途中、枝野幸男代表が二大政党制を肯定するような発言をしたり、野党共闘を組む共産党をないがしろにするような態度をとった際などは、市民たちが批判の声をあげ、枝野代表もそうした声を受け軌道修正してきた。〜』

『〜枝野代表は昨晩も、これまでの拙速な政権交代を目指しての数合わせの権力ゲームに対する反省を語ったり、憲法改正、対米従属に関連して、日米関係は重視するとしながらも、これまでの親米タカ派の人脈とはちがう、ハト派のアメリカとの人脈形成を模索したいと発言するなど、対米・外交においてもオルタナティブな路線を志向しているようだった。〜』
* オルタナティブ・・もう一つの新しいスタイル

『〜それは、国会という枠のなかでのことだけではない。自民党が下野時代にネトウヨを組織化し、たんに自民支持を広げるだけでなく、嫌韓ヘイト、弱者叩き、ミソジニーといった反人権・反民主主義的な価値観を煽っていったが、こうした動きに対抗して、草の根でリベラルな価値そのものを広めていくような戦いが求められる。民進党時代のように極右勢力の左派叩きに過剰反応して、ネトウヨ的世論に迎合して保守ぶるのではなく、正面からリベラルな価値を訴え、裾野を広げる戦いをすべきなのだ。海外でも移民排斥やトランプ現象が盛り上がる一方で、サンダースやコービンが高い支持を集めている。世界的に見れば、これもひとつの大きな潮流なのだ。〜』
*ミソジニー・・女性蔑視
 
 私が、選挙中に立憲民主党のツイッターを見て何となく感じた事は、何か従来のものとは違うな、という感じと、とてもすがすがしい雰囲気が漂っていた。ネットの使い方にも詳しい高い能力のある人が参加しているのだろうな、といった感じも受けた。

 このリテラの記事を見ると、立憲民主党の選挙運動を盛り上げた大きな力は元SEALDsのメンバーの力もけっこう加わっていたのだと分かる。(もちろんそれだけではないだろう)
 SEALDsといえば安保法案反対の時、大きな力を発揮した若い人たちの活動だったが、解散してしまって残念に思っていた。今回、その力が発揮されたのだと分かった。

 核兵器禁止条約を成立させていった人たちも世界の若い人たちであったような気がする。
 このリテラで提案するような、ネトウヨの価値観と逆の民主主義の価値観を草の根でネット上に広げて行く活動も若い人たちやネットが得意な人たちに活躍してもらえばよいではないか。

 昨日のTBSのお昼の番組で、「立憲民主党は従来の社会党のような政党であり、保守の国日本では大して力を発揮しない、」と言うような事をコメンテーターが言っていたが、やはりそれはすべて合っている訳では無い。肝心の部分を見ていない事が分かった。

 このSEALDsに参加したような若い人たちが加わったり、海外のそういった勢力と連携できるような姿の政党になれば、それは新しい動きであり、世界的にも普遍性を持った政党になる。
 従来の民進党の姿でない、こういった面では新しい政党になってほしい。
記事へトラックバック / コメント


マスコミは出鱈目を垂れ流すな

2017/10/23 14:20
  今日のTBSの昼のワイドショー的な選挙を振り返る番組を見ていたら、すでに目の上のたんこぶとなってきたのだろうか、「立憲民主党」つぶし的な発言をコメンテーター達がしていて、やはりこういったマスコミは本当にダメだなあ〜、と思った。
 選挙期間中も立憲民主党の盛り上がりはマスコミでほとんど取り上げず、私も仕方ないのでネットで情報を見ていただけだった。

 立憲民主党の躍進が気に入らない感じで、こういった政党は日本では一定程度以上は広がらない、とか、旧民主党と違いが無い、などとコメントしていて、そこまでは一理あるかもしれないが、その後、「枝野さんや菅さんは、あの原発事故の時に全面で対処していたんですよね。その失敗した事を追求すれば、もっと立憲民主を選挙中に適切に攻撃出来た(勢いを止められた)のだが、公明党がそれをやっていた。」
 というような事を、語っていてたまげてしまった。

 私は、原発事故以来、色々と注目して、それなりにテレビ番組や本なども読んできたが、あの時は、自民党でなく民主党政権下で、菅首相や枝野幹事長などが対処していてそれでも良かったなあ、と思っていた。
 もちろん満点の対応など出来るものではないのは仕方なかったと思うが、原発を、共産党議員の危ないという国会での指摘を取り上げず推進していったのが、歴代の自民党政権だったり、自民党政権下の安倍幹事長だったりした訳で、もし安倍首相だったら、危機の大きさも菅元首相のようにちゃんと認識できなかったり、事故を隠蔽しようとしてさらに悲惨な結果になっていただろう。

 「飯田哲成ツイッター」を見てみたら丁度、その事が書いてあった。
 これは、選挙中の話なのだろう。

 『福島第一原発事故を起こした張本人の安倍首相や自民党が自らの責任に知らん顔して、まるで菅直人氏や民主党の不始末かのように責任転嫁する卑劣。当時、不眠不休で最悪事態を食い止めた菅直人氏のリーダーシップ、そして枝野氏、福山氏、辻元氏は、いつか来たるべき「脱原発内閣」の組閣で絶対に必要。』

 飯田哲成氏はもちろん再生可能エネルギーを推進する有名な人だし、原子力の専門家でもある人である。
 TBSの昼の番組のコメンテーター達は、飯田氏より原発事故の事に詳しいのですか?
 マスコミはでたらめを垂れ流すな!と言いたい。
記事へトラックバック / コメント


衆院選の結果から

2017/10/23 11:11
 今回の衆院選は、終わってみれば、解散前と勢力図は変わらない結果となった。
 秋葉原での安倍首相の今回の最後の選挙演説は、ネットで見れるが、熱狂的な日の丸の旗に囲まれている。そんな雰囲気の様子を見ても、安倍首相に最後までやらせるという国民の判断なのだろうか?

 立憲民主党が出来て躍進、野党第一党となり、公明党や維新の党が議席を減らし、日本のこころが消滅し、北海道や新潟のようにちゃんと野党共闘が出来たところは野党が勝っていたり、山尾議員や辻本議員のような人が当選したり、わが長野県でも、与野党対等の結果となっていて、(自民は議席を減らしてもいる)そんな所に注目すると、あながち悲観するものでは無いような気もする。
  躍進した立憲民主党の枝野代表が、これからは永田町の論理による政治ゲームのような事をするのでなく、国民の声とともに進む、というような事を言っていたが、それが出来れば。今後、何か新しい政治が始まるのではないか、と期待もされる。

 一番問題の安倍首相を辞めさせる事には失敗してしまった。その責任は小池都知事の排除発言であり、前原氏の誤算だったのだろう。しかし、仮に希望の党が大躍進しても、けっきょく民主党の時と同じようにダメになった事だろう。
 ただ、安倍首相という日本にとってのリスクを変えさせることが出来ただろう折角のチャンスを逸した責任は大きい。

 今後、朝鮮半島情勢はどうなっていくのだろうか?調子に乗った安倍首相がトランプ大統領と一緒になって、日本を亡国に陥れはしないか、というのが杞憂であってくれればいいのだが。今回、そういうリスクを国民は自ら積極的、消極的に選択したともいえる。

 逆に、私の心配は杞憂であり、トランプ大統領と馬が合う事を利用して、北朝鮮との国交回復や拉致被害者の解放などする事が出来て、また核戦争の脅威を無くしてくれたら、それこそ安倍首相は歴史に名を残せるのだろうし、私の批判も外れるがうれしいのだが、そんな事が出来るだろうか?

 沖縄選挙区では、前回に引き続き野党候補が勝っている。自分たちの日常に基地問題があり、朝鮮半島の有事には、もろに攻撃を受ける可能性があるだけに、沖縄県民は現在の状況を真剣に考えているからなのだろう。
 本土では、状況は沖縄と本当は同じ事なのだが、そういった想像力は働かない。日常の忙しさや苦しさの方が第一に重要だ。また、政治は目の前の生活とは関係ない裏の権力ゲームや日常生活の上下関係の様なものと関係している感じの嫌なイメージしかない。そんな事に関わる気を失ってしまうのが現実なのだろう。
  だから、投票率も低くなってしまったままだ。仮に投票へ行くとしても、人に頼まれたとか、ちらっと見るテレビのイメージなどで判断してしまう事も多いだろう。

 さらに、多少政治に関心のある人でも、今回は、希望の党の失速で政権交代もないと分かれば、台風もあったり、ワイドショー的な政権交代ゲームに参加する面白さも無くなって投票に行く面白さも無くなってしまったのだろう。
 
 今回の、衆院選を追って見ていると、立憲民主党の発足のいきさつや、一定の国民の強い支持を得た事、立憲民主党の枝野代表が言っている言葉に、日本のこれからの政治の在り方を見たような気がする。
 永田町の論理で無く、国民の生活や気持ち、「下からの政治」、地道な本当の民主主義が浸透して、そういった雰囲気が日本にも実現してくれば、この日本の低投票率といった現状もしだいに解消してくるのではないか。

 よく北欧やドイツなどの高投票率や政治への関心と日常生活とのつながりの事が話題となるが、日本でもそういった政治風土が発芽したのが今回の選挙なのではないか、という気がした。
 かつての民主党主導による政権交代は、何か、永田町の政権ゲーム的な雰囲気が漂っていたと思う。

 これからも、あせらず立憲民主党や野党連合をしっかり見て行きたいと思う。

記事へトラックバック / コメント


天気が悪いので投票率は返って高まるのでは

2017/10/21 10:43
  土日の天気が悪いので、秋の行楽シーズンだが出かける人が少なくなる。そして、家でネットなどで情報を見ようとすれば、けっこう本当の情報に出あえ、投票しなければ、という気になるのでは?期日前投票もけっこう増えているようだ。といった希望的観測なのだが、どうなる事だろう。

* 昨日のブログにコピーした文章の、伊勢崎賢治氏のその時の動画も出ていた。
ぜひ、実際の様子を。
https://www.youtube.com/watch?v=y7VrtDmtzbI

* 昨日の新聞に、美智子皇后の誕生日に、この一年を振りかえって感じたのは、の質問に答えたものが載っていた。その中で、私も知らなかった事なのだが、
『〜 中滿泉さんが国連軍縮担当の上級代表になられたことは、印象深いことでした。「軍縮」という言葉が、最初随分遠い所のものに感じられたのですが、就任以来中満さんが語られていることから、軍縮とは予防のことでもあり、軍縮を狭い意味に閉じ込めず、経済、社会、環境など、もっと統合的視野のうちに捉え、例えば地域の持続的経済発展を助けることで、そこで起こり得る紛争を回避することも「軍縮」の業務の一部であることを教えられ、〜』 などと述べていた。

 さらに、もちろんこの事についてもふれていて、
『〜平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器の問題に関し、日本の立場は複雑ですが、本当に長いながい年月にわたる広島、長崎の被爆者たちの努力により、核兵器の非人道性、ひとたび使用された場合の恐るべき結果等にようやく世界の目が向けられたことには大きな意義があったと思います。そして、それとともに、日本の被爆者の心が、決して戦いの連鎖を作る「報復」にでなく、常に将来の平和の希求へとむけられてきたことに、世界の目が注がれることを願っています。』
 政府が言うべき言葉を言わず、政治に関わってはいけない皇室が言うべきことを言っているというこの今の日本の状況なのだ。北朝鮮問題も皇后の考え方で取り組むべきだ。

* 田中真紀子が日刊スポーツのインタビューに答えて、
「自民党の人たちは安倍さんを黙認してきた。仮面をはがせば全部安倍さんですよ。当選させてはならない。国民にしっぺ返しが来ますよ」と警鐘を鳴らした
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710190000110.html


記事へトラックバック / コメント


 『<超重要*拡散> 伊勢崎賢治さん、山尾しおり応援演説 全文』を見た。

2017/10/20 10:32
 ネットを見ていたら、こんな重要かつ緊急な情報があったので全文コピーした。
伊勢崎賢治氏といえば国連職員で紛争地で活躍していた人、テレビでも良く出てきた人だ。
山尾しおりの応援演説での話だという。

以下コピー


<超重要*拡散> 伊勢崎賢治さん、山尾しおり応援演説 全文

「今、日本の国防の最大の脅威は、安倍政権です。これは、リベラルな立場で言っているんではなくて、極めて専門的な立場で申し上げています。その理由をおはなしします。」

=========

今、僕の紹介にありましたが、NGO職員とか、国連の職員。
僕もたぶん、護憲派で、リベラルで、平和主義者、みなさんと同じ・・(拍手)
・・だという印象をもたれているかもしれませんが・・、(笑い)
実は違った側面もありまして、 実は、僕は防衛省の自衛隊の先生です。もう10年やってます。ただの自衛隊ではありません。東京の目黒に統合幕僚幹部学校というのがあるんですね。陸海空の精鋭を育てる、高級過程というところで、幹部と候補生を10年教えてます。
なにを教えているか。戦争の勝ち方です。それを教える人がいないんです、日本には。なぜかというと、戦争にどう勝つかは、アメリカが考えるんです。自衛隊ってのは、非常にいいにくいんですけど、アメリカの二軍なんです。アメリカが考える戦略にどう従うか、ということだけをずーっと戦後70年考えてきた。

「もしかしたら戦争が回避できるかもしれない」
そういうことを主体的に考えたことが、日本はないんです。70年間。これはほんとなんです。自衛隊のカリキュラム、幹部候補生を教えるカリキュラムがそういうふうにできちゃってるんですね。

ボクはあまりテレビは観ないんですけど、今日の朝、たまたまみたら
朝からですね、自民党の安倍さんが出ているんですねCMに。
「この国を守る!」・・筆頭に出てくるのが、北朝鮮の脅威なんですよ。

僕は自衛隊の先生でありますし、国立大学の教員でもありますし、教えてる自衛隊の最高司令官は、安倍首相です。 その立場で非常に言いにくいんですけども。

今、日本の国防の最大の脅威は、安倍政権です。(笑い、拍手)
これは、リベラルな立場で言っているんではなくて、極めて専門的な立場で申し上げています。その理由をおはなしします。

実は、先月、今から3週間前 ぼくはソウルにいました。トランプ政権がこれから戦争やるやる、って言ってる ソウルって、北朝鮮の国境から、50キロちょっとしか離れてないんですよ。
ここから名古屋駅のちょっと先ぐらいです。そこに敵がいるんです。大砲向けてるんです。そこに呼ばれたんです。 

だれが僕を呼んだんでしょう。
アメリカ軍、陸軍の太平洋地区 最高司令官のロバート・ブラウン大将です。いちばんえらい人です。
ソウルでこの時期に太平洋地区の32カ国の、陸軍の最高司令官だけを呼んだ会議を開くから、そこで講演してほしいと依頼されました。アメリカに呼ばれたんです。
なんで、この時期に、アメリカの陸軍がそういう会議を開くか。
それもソウルですよ、ソウル。

アメリカは、一枚岩じゃないんです。
アメリカには大統領府がある。イケイケどんどんですね。安倍さんみたいに。
アメリカには、国務省があるわけです。外務省にあたる。
国防総省があるんです。軍があるわけです。軍の中でも、陸、海、空とある訳です。その中の陸軍です。戦争回避したいんです。彼らは。

なぜかというと、戦争が始まっていちばんおはちを食うのは、陸軍なんです。
それは、空軍であれば、基地を飛び立って、爆弾落として帰ってくるだけ。それだけですよ。爆弾落として、そのあとどうするんですか?
敵を倒すのは政権を倒すのは簡単なんです。アメリカの技術をもってすれば。
金正恩なんて、すぐ殺せます。
なぜ、それをしないのか。 リスクを考えているからですよ。

戦争というのは、敵国の政権を倒すだけで終わりじゃないんです。
その後に、人民がいるんですよ。
その人たちを統治しないといけないんです。そこではじめて、戦争に勝ったというんです。
日本人わかんないでしょ、この難しさ。だって、我々はうまく統治されたわけですよ。私たちは唯一の成功例なんです。我々が。
ところが戦後、アメリカはアフガニスタンで失敗した。だから私が呼ばれたんです。その前はベトナム。イラク。すべて、敵は倒したけど、そのあとの占領統治で失敗した。つまり、戦争に失敗してるんです。
だから、「開戦した場合のコストとリスクを将軍たちに教えてくれ」、という依頼でした。
これも、アメリカなんです。
大統領は、やれやれ言ってますけど。そこを考えて、じゃぁ日本政府はどうするか、って考えなきゃいけないんですよ。

ところがどうしたわけか、トランプ政権の足元で、きゃんきゃん、きゃんきゃん、小型犬みたいにきゃんきゃん吠えてる国があるわけです。これが残念ながら、我が国の首相なんです。

もし、開戦したらどうなるか。ソウルが火の海になる。50キロしか離れてない。
米軍を胎内に置く我々も狙われるかもしれない。たぶん、そこまでだったら、アメリカは総力をかけてあの政権を倒すでしょう。 倒した後が、問題なんですよ。
だって、200万人いるんですよ。あっちの軍が。
トップの首を落としたら、簡単に投降すると思いますか? しないんです。
そっからが大変なんです。内戦になります。

アメリカはいつでも、手を洗って、自分のとこに帰ってきます。
戦場となるのは、朝鮮半島かもしれない。ソウルかもしれない。もしかしたら日本かもしれない。
これが日本や韓国、こうした立場に置かれた国を「緩衝国家」といいます。
つまり、大国の戦争の狭間にある。戦場となるのは、我々なんです。
アメリカ本土じゃないんです。それも、通常戦力でできるわけです。何万人も死にます。試算が出てます。

だから、気をつけてほしいわけです。だって、アメリカの陸軍の軍人たちが、自分たちの代表に、気をつけさせるために、こういう会議を開いてるんですよ?
なーんで、日本の首相が煽ってるんですか?  ・・でしょ?

今、会場にお子さんたちがいらっしゃいますが、今ある平和がお子さんたちの代に、もし、なかったとしたら、それをそういうふうにさせる、最大の脅威は、
大変申し訳ないけど、安倍政権です。 安倍政権です。

ぜひ、これは、ほんとに ご近所の方に、ここに来られているみなさん、伝えて下さい。このままにしていたら大変なことになります。 ぼくだけじゃないんですよ、実は言ってるのは。自衛隊のOBたち、それも幹部経験者の一部の方はキャンペーンをはじめました、実は。粛々と。反政府運動はできないけども、立場としてね。安倍さんのあのやり方は、まずい。日本の国防を脅かす。
国防をだれよりも知ってる方が、そういってるんですよ。
絶対、安倍政権は倒さなきゃいけない。

山尾さんの話をします。
山尾さんが勝たなきゃならない理由はふたつあります。

一つは、もちろん、ここの自民党に負けるわけにはいかない。あったり前です、こりゃ。 絶対に勝たせてあげて下さい!

もう一つは、たとえ山尾さんがここで勝っても、たぶん、自公の力は弱まらない。つまり、ここで山尾さん勝っても、自公に勝てるわけじゃない。
それに対抗するには、それに反する勢力が、まとまらなきゃいけない。
まとまってますか?いま。 まとめる力が必要なんです。
それを期待しているんです。 (大きな拍手)

今回、幸か不幸か 無所属になったのは、ボクは結構うれしいんですね。逆に。
だからこそ、彼女のしがらみのない発言とか、指導力が、逆に発揮できる。

で、並み居る政党が、逆に彼女の元に集う。
その力を見初めたから、僕は彼女を応援しているんです。(大きな拍手)
野党をまとめるために、山尾しおりが必要です。

それだけじゃないんですね。僕が彼女に期待するのは。
戦後、世界のモラルに影響を及ぼすような、リードするような、日本の指導者、現われましたか?
たとえば、今のカナダの首相、トルドーさん。かっこいいですよ!難民とか、イスラムとの戦いについても、米国にはない新しい価値観。 忘れちゃいけない、ドイツのメルケルさん。また政権を維持しました。ああいう、一国のリーダーだけじゃなく、それ以上のものに。
その力を 彼女に、ボクはみたんです! (大きな拍手、歓声)
絶対、彼女はやるでしょう!  ね。
ボクは、ついて行きますよ(笑)ホントに。 あの、側近として。こき使って結構ですから。(拍手)

そういうわけで、今日の僕のメッセージは二つです。

絶対勝たせなきゃいけない理由は、この地元です。
もう一つは、彼女は、日本を率いるリーダーです。
世界のモラルをリードする人間です。 そこです。

ほんとにほんとに、僕は、なにもしょってません。一研究者ですから。
安全保障専門家を自負しています。
今の自衛隊の幹部すべて、幸か不幸か どんなにえらい自衛隊の幹部でも、戦ったことないんです。それはよかったかもしれない。
ボクは逆に戦う現場にいました。国連の多国籍軍を率いる立場にありました。アメリカ兵とも行動を共にしました。 実際 僕の命令で、人が亡くなっています。
その立場の人間として申し上げます。
今一度、申し上げます。

安倍政権をこのままにしておいたら、我々の子ども、孫、今ある平和は続きません。
最大の 国防の脅威は、安倍政権です。これを、僕の立場で、申し上げます。
ありがとうございました。  (大きな拍手)

 
〜〜10月17日 愛知7区 山尾しおり 瀬戸つばきホール
      「立ち向かう集会」にて

伊勢崎賢治さん(東京外語大学大学院平和構築学教授)の応援演説でした!

       
               文責・小原美由紀      』
記事へトラックバック / コメント


続きを見る

トップへ

月別リンク

上小30山のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる