デモクラシータイムスで、児玉教授の話をまた聞く

 長野県では、緊急事態が解除されるという事で、何か新型コロナも終息に向かっているような気がし出している人も多くなってきたようだが、まだ油断できないという事が、この児玉教授のデモクラシータイムスの話を聞いていると良く分かる。
https://www.youtube.com/watch?v=2AxgLORNl0k

 この児玉教授や金子教授の話を聞いていると、やはり本当の事が分かる感じだ。小池都知事もマスコミもはっきり伝えない事も知る事が出来る。
 新型コロナ対策では、色々と人々が声を上げて、やっと少し検査の事など動き出してきたのかと思っていたが、やはり根本的なところは大して動いていかない事が分かる。
 大学の優秀な日本人の力も、政権がおかしいために、全体では全くその力が生かされていないようだ。

 この動画は、検察定年法の問題が大きくなってくる前のものだと思うのだが、政権は、この児玉教授の話しているような危機感を理解も出来ないし、考えようともしていない。こんな人々が日本のリーダーという事をあらためて国民は知るべきだ。
 本当に、国民はこの政権を成立させてしまったがゆえにいかに今後、大きな犠牲を払わねばならなくなるのか?
 今は物言えぬ戦前とは違う。我々は、もっとしっかりして声を上げなければいけないのではないか。

 先ほど、安倍首相の緊急事態宣言の解除の会見の放送を見たが、日本はG7中で圧倒的に死者が少ない、と威張っていたが、児玉教授は、今のままの態勢で解除していけば、アメリカやイギリスのようになる可能性を警告していた。
 ここで、威張るのではなく、児玉教授のこの動画でも見て、謙虚に対策をたててほしい。
 
 そして、一番は、G7などと比べてごまかすのでなくのではなく、お隣の韓国、台湾、ベトナム、そして人口比からして中国、などの国と比べたら、みじめな結果な現実をちゃんと言え!!

28歳の現役力士 新型コロナで死亡のニュース

 夕方の「Nスタ」ニュースで現役の28歳の力士が死亡のニュースが流れた。
 その発病からの経過が発表され、こういう現実だったのだと改めて良く分かった。
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 この力士も、38度台の発熱があった時に、すぐにPCR検査を受ける事が出来て、アビガンでも飲めたり、病院で対処療法も適切になされたら、元気な若者なので、死亡までにはいたらなかったと思われる。糖尿病の持病があったという事だが、力士として出来るくらいなので年配者の糖尿病とは事情が違うだろう。
 この表には出ていないが、血痰が出て救急車を呼んだと言っていたような気がする。
 本人や周囲が不安に思ったり苦しんでいても一週間も新型コロナに罹ったと認められなかったのだ。
 厚労相は、「国民が誤解していた」と言って非難が上がっているが、本当に寝言を言うな。

 現在、感染者が減ってきて一時の危機的状況では無いのだと思うが、いつ第二波が起こって来るかもしれない。
そんな時に、コロナの今、国では、出すべきでないような検察官の定年延長の法案が政権から出され、反対のツイッターの運動が起き、国会でも野党が一斉に反対している。与党でも反対を表明している議員もいるようだ。
 それなのに・・。

 安倍政権は、本当に新型コロナ対策の失敗について、まだ全く自覚、反省していない。少し感染者が低下してきている今、第二波に備えて、PCR検査の拡充とか、抗体検査も行えるようになってきているので、さらに検査を増やして実態をつかむとか、第二波に備えて、軽症者の隔離施設や、重症者ベットの拡充、そして一番は、治療薬についての最大の力を入れる事、等々、国は初動の失敗を反省して本気で色々と取り組まなければならない時に、また、オリンピックを延期させるためにコロナ対策が遅れたのと同じ構図で失敗を繰り返すのか!

 中国、韓国、ドイツ、など一旦、下火になった国でも、再び増えだしている。北海道でも一旦、下火になってからまた増えている。季節的な影響で少しウイルスが弱まっているとしても、やはり人々に免疫が無いから、完全には収まらないのだろうか。この調子でいけば、やはり晩秋から冬、来春にかけての第二波は来る可能性が大きいと考えておいた方が良いのではないか。
 そのつもりで、国は、この力士のような例を起こさないよう全力で取り組むべき時に、本当に怒りと言うか悲しいというか、自民党は皆、こんな安倍政権に唯々諾々と従っている人々の集団なのか?

昨日のNEWS23 検察庁法改正案について

 昨日のNEWS23では、検察庁法改正案の問題点を分かりやすく伝えていた。
 これは、本当に火事場泥棒のようなひどい事だと良く分かった。
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 国会での枝野氏の様子、昨日の国会中継では共産党の議員もこれについて触れているのをちょっと見た。
 NHKのニュースではあまりふれていなかったような気がする(良く見ていなかったが)
 昨日までで500万近くもツイートされていたのだ。
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 これは内閣が検察幹部の定年の延長を都合のよいように決める事が出来る法律だという。
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 500万ものツイッターの最初の投稿をした人のツイート
 やはり、このコロナの時に行う事に我慢できなかったようだ。政権がいかに国民より政権の延命の方が重要かと考えているかが明白。
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 この黒川氏を検事総長にしようという政権の思惑があるのだと考えられている。
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 与党の内部からもこのような声があるという事は本当に誰が見てもひどいものなのだろう。
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 もと検察庁のこの人も問題だと語る。
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 そして、国家公務員法の改正と抱き合わせで法案を提出し、それによって法務大臣への質問をさせないようにしているという。
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 芸能人たちも次々に反対の声を上げている。
 今回は、コロナの事もあったのか、今までになく芸能人たちの声も大きいようだ。
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 しかし、政権は今週中に法案を成立させようとしているという。
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 番組では、この弁護士の人に解説をお願いしていた。
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 検察庁というのも国の機関だが、総理大臣のところも検挙できるために、別の法によって国家公務員法から独立が保障されているようになっていた。しかし、この改正によれば、定年後、平検事になって定年延長という所は別に問題が無いが、検察庁のトップの方は、内閣の承認によって定年時の役職のまま68歳まで勤める事が出来るようになるのだという。つまりその時の政権の内閣にとって都合のよい人をトップに据えて置けるという事だ。
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 コメンテーターの星さんも、これはこの内閣のやってきた事の中でも最悪の悪法だと述べていた。
 また、現在、河合議員の選挙違反容疑の事、桜を見る会の事、などあり、検察と内閣とは緊張関係にある、その中でこういった事をやっているのは非常に問題だと批判していた。
 安倍政権自体が、自分たちもかなり危なくなってきたと思っているので、こんなコロナ危機に乗じて火事場泥棒的にやろうとしているのだという事が何となく分かって来た。韓国の大統領たちのようにならないよう、布石を打っておこうとしているのだろう。
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 ちなみにネット上で探すと、こんな物もあった。
 ・『黒川検事長が不起訴にした事件

小渕優子経産相 「政治資金規正法違反ドリル問題」
松島みどり元法相 「うちわ選挙区配布問題」
甘利明元経済再生担当相 「UR 都市再生機構への口利き疑惑」
下村博文元文科相 「加計学園パーティー券200万円不記載」
佐川宣寿元国税庁長官以下37名「森友学園での公文書改竄問題」 』

 さらに、民主党政権下での検察改革に抵抗して、陸山会事件などで裏で動いた人のようだ。韓国で検察改革といってムン・ジェイン大統領がやろうとした時に、逆に検察側に抵抗され危なかったが、ああいった感じの検察の力をふるった人のようだ。

 



新型コロナで、日本の教育について根本的に考える良い機会

 学校が再開されず、勉強が進まずに不安だという声が多く、授業日数が足りなくなるので夏休みや冬休みを潰して授業時間を確保するとか、9月入学に変える、など色々と騒がれている。しかし、それは「消化されねばならぬ仕事(勉強)が終わらない。時間不足で大変だ」といった話である。
 最近、よく見ている脳科学者の茂木健一郎のユーチューブ動画では、日本の教育の根本的な問題点についてよく指摘されていて同感する事が多い。

 まず、茂木さんのこの動画を見てほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=FxBRWGZHY3g
 私は、定年退職まで地方の公立小学校の教員をやってきた。日本の最も平均的な教育現場にいた人間だ。その私もこの茂木さんの言っている事は根本的には全くその通りだと思う。

 私は勤めているあいだ、ずっと自分のやっている仕事が本当に良い事だとは思えないような、自分のやっている事が、子供にとって良いのか?なるべく子供に害の無いようなやり方は何だろう、といった感覚がいつもこびりついていた気がする。(教員としての能力の無さもあった事も大きいかもしれないが)

 現在、退職してから10年たったのだが、原発事故後、色々と折に触れて自分の過ごしてきた学校での仕事について感じた事を書いてきた。今、読み直してみても自分の気持ちが変わったとは思えない。

 わりと最近ブログに書いたこんな事が、けっこう現在の状況から見ても良く合っていて、そんなに的外れでなかったなあという気がする。
 https://js30.at.webry.info/201908/article_25.html?1588985557
 今回のコロナ問題で、小学校などは家庭の『託児機能』がいかに大きかったのだなあ~という事があらためて私も含めて国民が実感したことだ。その点、教員自身ももっと自分の社会的役割について自覚した方がいいなあ~。

 学校と言ったら「勉強を教わる所、する所」という感じでいたが、明治時代では無い今の世の中、ネット環境や色々な手段で、わざわざ学校でなければ知識を学べないのではなくなってきている訳で、それより、学校(特に義務教育)の場では、家庭に代わって子供達が健やかに過ごせ、育っていく、という環境を作る事が一番重要だとあらためて国民が感じた事だ。
 それには上記の私が書いたブログのような感じで、一日の学校生活を過ごす案が良いのではないか。まあ午前中くらいは従来のような学校的な場もあった方がいいだろう。

 現在、日本では、引きこもりの人の人数と外国人労働者の人の人数と同じだと、この頃、調べたら気が付きブログに書いた事があった。
 引きこもりにならないためには、義務教育段階くらいの一日の全生活の「充実」が予防と言う面からも大きいのではないか。現在、学校と社会の大きな枠組み自体が肥大、硬直化して、自由の無い押しつけになり、子供ののびのびとした成長を捻じ曲げたり、しおれさせたりしているのではないか。
だから、そういった事に対する子供の発達の研究などが本格的になされ、現代の世の中に合い、しかも真に子供の成長のためになる学校に思い切って変えないといけないのだと思う。

新型コロナウイルスの季節性はどの程度の影響があるのだろう?

 しばらく前の首相の緊急事態宣言の延長の演説を聞いていて感じた事だが、コロナウイルスの季節性についての事について首相も専門家も何も言っていなかった。
感染者数が、「ウイルスの季節性」によって減ってきているのかもしれない、その可能性について触れることも、専門家は、はっきりとは分からないと思うが、国民にしっかり伝えなくていいのか?
 でないと、また秋、冬になって必ず第二波が発生することや、発生して来た時に、しっかり気持ちの上で備えられないのではないだろうか。

 色々な所で的確な解説をされている女性の専門家の岡田教授が、今朝のサンデーモーニングでやはり夏にかけて減っていくと思われるが、その間に秋、冬、の第二波に備えて、色々と準備していかなければならない、と発言していた。

 首相の話を聞いていると、国民が自粛努力をしている結果、感染者が減ってきているのだという事しか言っていない。
 確かに、自粛努力によって減ってきている事は確かなのだろう。しかし、もしかして、国民の自粛努力による減少だけでなく、気温が上がったり湿度などの関係でウイルスの勢いが弱まってきている要素もかなり大きいのなら、また新型コロナウイルスへの現状認識がどこかでおかしくなってきてしまう。

 その辺の可能性について、触れておいた方が良いのではないか。

 ネットにある、本と雑誌のニュースサイト「リテラ」に、
『 稲田朋美と松川るいが緊急事態宣言下で靖国神社参拝、非難殺到
自民党・稲田朋美と松川るいが緊急事態宣言のさなか靖国神社に参拝! 非難殺到で松川はツイート削除も安倍一派のカルトぶり露呈 』
 という記事がしばらく前に出ていた。

 私が、少し前の自分のブログに、
『 今回、この新型コロナウイルスへの国の対応を見て、あらためて、日本の歪んだ「非知性」の行き着く果てが露わになっている事を実感する。嫌韓に賛成の「日本会議」の会員になっている国会議員の皆様は、自らの信奉する「靖国神社」や「伊勢神宮」へコロナ退散の祈願に皆でお参りに行けばよいではないか。どうして行かないのか? 』
 と、皮肉で書いたのだが、まさか非常事態宣言が出されている時に、本当に靖国神社にお参りに行く国会議員がいるとは思わなかった!

 驚くとともに、こういった事実をもっと国民に知らせた方が良いのではないかと思った。

 稲田朋美といったら安倍首相のお気に入りで防衛大臣までやった人だ。
 松川るい、という国会議員を調べると、東大を出た人だという。東大のレベルは、アジアでも下の方になってしまっているようだが、本当にそうらしい。現在の東大に入ってもこんな人や、クイズ番組で活躍するような人材しか出せないのだろうか?どうなっているのか?

 自粛や季節性など科学的な根拠を元に対策を考えるのが政治家の役目なのに、「私達が、国民を思い、靖国神社に誠心誠意、お参りしたからこそ、コロナウイルスが退散していった」などと本気で言い出しそうな、国会議員が首相のお気に入りでは、日本は第二波にはとうてい立ち向かえない。大変な事になってしまう。
 
 

新緑の林道歩き

 快晴の金曜日、車で家から10分もかからない場所から歩き出せる近くの林道。新緑の色が微妙に違っていたり、野鳥の囀りが聞こえてきたり、気温もそれほど高くないのでこの季節は気持ちが良い。
 家の近くでは、標高900m以上くらいでは山の桜がまだ咲いていた。
 林道の途中の切通しに『枕状溶岩』のような物があるが、写真の物はそれなのか?または他の成因の物なのか知識が無いので分からない。

 1時間半ほど登り気味に歩き、登山用のコンロを持って行って道端でラーメンを食べ、沢筋にちょっと入ってコゴミ(出たてのクサソテツ)を食べるために少し採ってきたりした。
 もちろん、そんな林道を歩いている人はだれもいない。
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コロナウイルス 最新の知見と問題点の指摘〈必見〉

 この頃、弟に教わった脳科学者の茂木健一郎のユーチューブ動画を良く見ている。
腹立たしかったり、暗い不安な気持ちになる事が多いこの頃の世の中だが、この動画は、短いし面白く、何となく脳が元気になるような気がする。
色々な物があるが、最近のこんな物があった。
https://www.youtube.com/watch?v=RDltQgYMVzU
 このユーチューブ動画が終わったら、自動的に次の動画にこれが出て来た。
 こういう出て来る動画の順番は、どうやって決まるのだろうか?
 次の動画は、児玉龍彦教授と金子勝教授の出て来るデモクラシータイムスのシリーズであり、「最新の知見と問題点の指摘」がなされていた。
https://www.youtube.com/watch?v=biRtZzoM9NA
この二つの動画の並び順が絶妙だ。
 ぜひ、順番に見て下さい。

福島の山だより4

 福島からの山だよりが届きました。
 山の雪もだいぶとけてきたようです。

 『 連休中は人出もあるかなと思ったので自粛していたのですが、今日天気が良かったので一か月ぶりで野地温泉から鬼面山に2時間の運動をしてきました。家から野地温泉まで車で50分かかるので10時に家を出て3時ころ帰ってきました。

前回登った時は残雪が多かったのですが、さすが今年は雪解けも早く、80%は夏道が出てました。天気も良くて、最近買ったコンロを試すことができて良かったです。平日だったので2組3名しか山で会いませんでした。吾妻スカイラインが来週からオープンするらしいので行動範囲を広げそうです。』
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PCE検査制限の訳 朝日新聞記事

 6日(水)朝日新聞に、2日のTBS報道特集で出ていた山梨大学の学長の内容が出ていた。報道特集では、ぼんやり見ていたので、山梨大学の偉い人くらいしか覚えていなかったが、この記事を読むとはっきりどういう方か分かった。
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 記事にもあるように『~国の専門家会議が2月下旬に「限られたPCR検査の資源を、重症化のおそれのある方の検査に集中させる必要がある」と表明したためとし、「検査上限を世界水準からかけ離れた低値にとどまり続けさせる大失態を招来した」と強く批判した。』
 という事なのだ。

 そもそも保健所だけでやろうとしたのが無理だったという。
『~未曽有の事態の今だからこそ、権威にひるまず、権力に盲従しない、真実一路の姿勢がすべての医療者に求められている』と訴えた。』
 と記事にある。

 大阪維新の橋本氏もPCR検査不要論をまくしたてて昼の「バイキング」で東国原氏に食って掛かっていた姿を思い出す。(さらに、その後、TBSの夜のニュースキャスターをチラッと見ていたら、安住アナウンサーが、橋本徹氏に対して、「橋本さんはすでにPCR検査をされたという事ですが、それは政治家という事で直ぐに検査を受けることが出来たのですか」という質問を怒ったような感じでして、橋本氏は少しカッとしたようだったが、それを聞いて驚いた。橋本氏は、少し発熱か?不安になったら、検査不要論の自説を引っ込めて何か便宜をはかってそそくさとPCR検査をやったのだ。こういう姿を国民はしっかり覚えておくべき)

 国のリーダーたちは、専門家会議の委員をどうやって選んだのか分からないが、最新の医学的知見や、世界の情勢に本当に詳しい人を選んでいたのだろうか?一時代前の権威者たちが多かったのでは?
 最新の感染症の研究が出来る京産大の獣医学部設立希望を妨害して、お友達のお粗末な加計学園の獣医学部を無理やり許可した事を振り返っても、そういった方面の情報に関心も無く情報に疎いリーダー達である事は想像がつく。

NEWS23で、韓国のPCR検査施設を報道

 韓国では、感染者数が0となり、すでに市民生活は普段通りとなった。死者数も日本より少ない状態で終息を迎えている。(日本は今後もっと増えていくのだろう)

 5日(火)のNEWS23で、韓国のPCR検査施設について伝えていた。韓国のドライブスルーなど検体採取についての事や、軽症者を収容する施設などについては、前から報道されていたが、実際のPCR検査施設の内部について初めて日本の取材がされたという。

 取材されたのは、ソウル市内にある一つの大きな検査センターの様子だ。この一つの建物だけで、現在の日本全体の検査より多い一日一万件の検査数が行えるのだ。

 集められた検体にバーコードが貼られるところまでは人手で行うが、後はオートメーションで行われる。完全に工場のように自動化されていた。(写真は番組途中から気が付いて撮影、もっと前の部分は撮れず)
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 写真には撮れなかったがこの画面の前に、日本の保健所でのPCR検査の様子が紹介されたが、すべて手作業で行い、結果の読み取りも技術を持った人の手で行っていた。韓国の映像が、工場で自動的にやっているのに対して、日本のはちょっとした研究室で少人数で調査しているような雰囲気だ。

 韓国では、現在、PCR検査の試薬なども多量に生産して、必要な国に輸出しているという。そういった方向へ産業としても力を入れているようだ。
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 日本への支援も考えているようだが、日本が助けを求めていないようだ。現政権は、色々と韓国の輸出について難癖をつけてきたのでミエで言い出せないのだろう。
 そのために日本での死者が増え続けるし、今後の冬のシーズンに向けて韓国の力を借りるのは必須なのではないか。

 日本の保健所などの検査技師会の副会長の人にインタビューしているのを聞くと、本来、保健所は大量の検体検査という事は考えていない場所で、そういう設備は持っていない。民間ならそういった施設もある所があるのだという。

 国の方針が、「クラスター対策」という事だけで、事態の拡大に対応せず、大量のPCR検査をせず、クラスターを潰す範囲?の数で保健所で検査をする、という方針を最初に決めてしまって、その方針転換をすばやくやらなかった(まだ現在きちんと正式に方針転換を言ってないそうだ)ために、そういった民間の企業や病院の施設の利用とかがスムースにいかず、検査数が増えていないようだ。
 国がまだぐずぐずしているので、都道府県ではまだ民間に頼めず、民間による検査数が0の所もあるという。

 韓国では指令塔としてこの方が活躍し、全く寝ていないくらいの奮闘ぶりで、この方はこの間に髪の毛が白くなってしまったという。
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 東アジアの国々や世界では、このコロナウイルスの対応でリーダーへの国民の信頼が高まった国々がいくつかある。それは、そういうリーダーを選べている国民の力でもあるのだろうか。

新型コロナウイルスは武漢の研究所起源なのか?

 トランプ大統領がそんな事を言い出しているのだが、初め聞いた時は、またトランプ大統領が選挙対策でフェイクニュースを宣伝している、と思ったのだが、テレビニュースに武漢のウイルス研究所の写真が出て来たのを見て、確かに変な気持ちが湧き上がってくる。

 写真を見ると、武漢のウイルス研究所はけっこうすごい施設のような感じだ。
 こんな大規模なウイルス研究の拠点があるのなら、武漢の市場で変な病気が出てきたり、医師が警告するような事をSNSに載せたような状況があれば、当然、この研究所では直ぐに反応して動き、対策を考えたり、何かやるのではないか?
 我々は武漢にそんなウイルス研究所があった事など後になって知っているのだが、そんな動きも無く、政府が隠したような動きも変だなあ~という気がしない事もない。

 ネットを見ると、色々な情報が出ていた。
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200504-00176764/

 そういえば日本でも「情熱大陸」で東大で研究している方が「ウイルスを作った」という内容をやっていたが、武漢の研究所も同じような事をしているのか?ウイルスを作るという事は遺伝子組み換え作物などと同じような人間がコントロールできない危険な生物が出来てしまうような未来のSF的な危険があるのではないか?
 そんな予感が今回のコロナウイルスに対する恐怖感を感じる理由だという内山節の論文の一部を農文協の本の紹介で最近見た事を思い出す。
そのほんの一部をコピーしてみた。
『正体不明のウイルスの気持ち悪さ
第一の点についていえば、新型コロナウイルスがどのようにして、なぜいま発生したのかもよくわからない。一応中国の武漢あたりで野生動物を食べた人から感染がはじまったということになっているが、実際にはさまざまな異説もある。~』
 まあ、人間によって作られたウイルスという事では無く、野生起源のものが管理が悪く研究所から流出という可能性の方がありそうだが。

 もし、トランプ大統領の言うように、武漢のウイルス研究所から流出したとしたら~、中国はもちろん否定している訳だが・・。
でも、フェイクの得意なトランプ大統領だし、中国も民主的な活動家をすべて逮捕してしまうような言論封殺のおかしな国であるので、どちらの主張も直ぐには信じられないという所だろう。

 
 

ベトナムの経済活動再開 なんと死者0

 今朝のテレビで、ベトナムの経済活動再開のニュースが伝えられていた。
 ベトナムでは、感染者が200人くらいで、何と、死者が0人だったのだ。
https://www.viet-jo.com/news/social/200429134931.html

 流行の初期にベトナムは中国からの入国を制限したようなニュースをテレビだったか新聞だったかで見た記憶がある。
 中国に対して、台湾と同じように厳しい見方を持てる国、というような解説がその時にあった記憶がある。
 その後、あまりマスコミではベトナムについてのニュースを伝えていなかった。

 台湾が新型コロナウイルスの流行を完全に防いでいるだけでなく、ベトナムも完全に防いでいたのだ!

 やはり、最初の段階で、中国からの侵入を止めておくという事は大切だったのだろう。
 日本は、国立感染研のDNA分析で、第一波の中国からのウイルスは止めたリ、クルーズ船からの感染も止めた、という事が分かっているという事だが、次の海外からの流入を止める余裕を無くしたり、またオリンピック誘致などという方向へ政権が気が行っていたり、威張る事など全く出来ない。
 それに、ベトナムや台湾の状況を見ると、こんなに差があるという事は、もしかしたら国立感染研のDNA調査の件数が少なくて信頼できないのかも、という可能性もあるのでは?
 何せ、PCR検査数ですら世界標準に比べて全くお粗末なレベルなのだから。

 国民は、首相の演説だけ聞いて、「日本良く頑張っている」などと「日本凄いぞ」的なテレビ番組と同じような無知な自己満足にひたっているなら、ますます日本は先進国の座から滑り落ちていってしまう。何といってもPCR検査数が日本の色々な実力の現実を示しているのだろう。

「箸無しでご飯を食べる」「日本もコロナ対策こそグローバルスタンダードに」

 金子勝ツイッターを見たら、
『【先進国最劣等の検査数】大阪ではPCR検査が追いつかず、発熱があっても保健所受け付けず最長10日待ち。厚労省―感染研―保健所は機能不全に陥っている。改憲よりやるべきことをやっていない。自主採取も認めず、PCR検査機をもつ大学も閉鎖で文科省も不作為でますます深刻化。』
 とのツイートがあり、
大阪でのニュースが伝えられていた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050300126&g=soc

 昨日の「TBSサンデーモーニング」私は用事で見ていなかったが、妻の話では(妻も詳しく見ていた訳では無いが)ある病院の医師が、「PCR検査というのは、例えが適切ではないが、ご飯を食べる時に箸を使うのだが、その箸のようなもので、PCR検査なしで医療で立ち向かえというのは、箸無しでご飯を食べろと言っているような物だ。」「政府にどんなに強く訴えても全く動く気が無い」と言っていたとの事。

 政府は、作為的に老人などがある程度、死んで年金問題など解決するようにこの機会を使って秘密裏にねらっているのだろうか?などと考えてしまう。アビガンだって、直ぐにでもPCR検査が出来なくても、かかりつけ医の判断で副作用の心配の無い人には使う事が出来るようにすれば良いではないか。日本の薬なんでしょう。
 
 昨日、久しぶりにユーチューブで「れいわ新選組」の山本太郎の動画、
「【記者会見】補正予算反対の理由 れいわ新選組代表 山本太郎 2020年4月30日」
を見てみた。
 100兆円の財政支出など私には良く分からないが、大西つねきなどの言っている理論に基づいて言っている事だと思うが、ちゃんと筋が通って論理的な事を、別に原稿用紙を読んでいる訳でもなく、相変わらずどんなマスコミやジャーナリストの質問にも納得の答えで答えていた。
 そこで、絶妙の答え方だなあ~と感心したのは、9月入学の問題についてだ、質問に答えて、この問題が浮上したのは、本当に子供の事を考えて出て来たものではなく、今、取り組まなければいけない問題から目をそらすために出されている事であり、世界のグローバル基準に合わせてそうしなければいけない、という事だが、グローバル化という事で国内の産業がいかにひどい目にあってきたか「グローバル化の大切さを今、言うのなら世界のグローバル基準のコロナ対策をしろ、と言いたい」というような事を言っていて全く「ざぶとん一枚」という感じだった。
 聞いていて分かった事だが、小池知事が都知事選の「選挙運動」として色々とマスコミ露出を行っている事も分かった。大阪知事との共同なども、きっと大阪維新との協力関係など政治的な何か裏のにおいがただよっているのは、その事なのかと、理解できた。
 山本太郎が都知事選に立候補する可能性も排除してはいない、との事で、何か都知事選も面白くなりそうな感じがしてきた。

 この記者会見の最後の方で、コロナ対応で、世界の指導者についての意見を聞かれたが、山本太郎の政治に対する基本的な姿勢が良く分かる場面があった。
 彼の経済政策もそういった所からも発想されている事がわかる。
 詳しくは、ユーチューブ動画で見て下さい。
 

5月2日のTBS報道特集

  新型コロナ~検査数を増やすには、という内容と北朝鮮の問題であった。
ここで言いたいのは、コロナ関係の事についてである。

 PCR検査が受けられないとか、検査数が増えていかない、という問題についてマスコミでもだいぶ取り上げられるようになって来たので、国も重い腰を上げて手を打つだろうからもう大丈夫だろう、と思っていたら、全くそんなことは無くて、ちっともPCR検査数が伸びて行かない事が分かった。
 一体、国は何をしているのか、今日も東京都ではけっこう皆で本気で自粛しているにも関わらず、感染者が多く出ていて、亡くなってから感染が確認されたような例が先月に多かった事も報じられていた。

 番組を見ていたら、PCR検査は保健所などの厚生省関係の所ではもう限界なのは色々なところで言われていて分かっているのだが、民間でももっと多く出来る、というような事を民間の検査業者の人が言っていた、国より民間の方が多くならなければいけないという。厚労省にプライドがあって業者に自分たちの検査数より多くならないよう、発注しないのだろうか?予算の関係なのだろうか?

 それと、私が一番、印象に残ったのは、山梨大学の医学部の(どういう人かちょっと良く見ていなかったが関係の一番偉い人)が、番組で語っていた事だが、今回のPCR検査数が先進国で一番低いような状態では「日本の恥」であると言っていた。

 この方は、SARSなどでも山梨大医学部付属病院で実際に対策を指揮した方で、今回も1月の時点で、大学でPCR検査を出来る体制をすでに整えていたという。さらに山梨県で幼児が死亡した例が出てきて、これはPCR検査をどんどんやらないとダメだと分かったのだという。
 その方の話では、「日本は医療先進国である。大学の医学部や研究所などでやろうと思えば膨大な量のPCR検査が出来る」のだという。

 これは、前にデモクラシータイムスで、東大の児玉教授が萩生田大臣が大学に関わるな、と指示を出して、関わらせないようにしていると言っていたが、真偽は分からないが、その内容と同じで、私にはDNA研究の詳しいことが分からないのだが、兎に角、大学や理研など文科省の関係の実力を持った大きな力が関わってきていないのである。
 そしてその事の分析、説明が、マスコミでは全く取り上げられていないのが本当に不思議だ。私がピント外れの事を考えているのだろうか?

 なぜ日本では、大学の医学部や研究所も含めたオールニッポンで戦わないのか?本当に、これで『医療先進国』と言えるのか。全く恥ずかしい状態である。
 厚生省と文科省の縄張り意識が邪魔しているのだろうか?そうだとすると、まるで、戦時中の海軍と陸軍のようである。

 おまけに、文科省の方は、9月入学などと東京都知事と大阪都知事のパフォーマンスにのっかってそんな事に首をつっこみ出している。

 9月入学もいいけれど、今は、まずPCR検査がちゃんと韓国やドイツ並みに出来るようになってからそんな事を言い出すべきである。オリンピックを誘致するために対策を遅らせ、東京に感染を広めてしまったという大きな失敗をした小池知事も、まだコロナ対策がちゃんと出来ていないのだから、パフォーマンスで誤魔化さず、まずそこをちゃんとやってからにしろ!と言いたい。
 安倍首相もコロナ対策の失敗を隠すべく憲法改正などと言い出すのだろうか?
 本当に「日本の恥」ばかりである。
 

新型コロナウイルスは「季節性」はあるのか?

 今日の山中教授の情報を見ると、

『山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信』
https://www.covid19-yamanaka.com/

「東京と大阪のPCR検査陽性率」というのが出ていて、大阪の場合が統計的にわりと信頼できるようで、これによるとやはり、陽性率は確実に減っている事が分かる。
 緊急事態宣言で国民が自粛している効果が出ているのだと思って、がんばろうという気持ちにプラスになって良いのだが、「季節性」という事についてはどの程度の要素があるのだろうか?
 暖かくなってきてカゼが減ってきたからというのが主な原因なのだろうか?
 普通のインフルエンザも、冬に流行って、春すぎぐらいに自然にぐっと減って来る。
 新型コロナもそういう傾向があるのだろうか?

 5月くらいになると、色々なカゼなどの病気がぐんと減って来る事はだれもが体験している。
 新型コロナは我々に免疫が全く無いので、すごく罹りやすいという事は分かるが、「季節性」という事はどのくらい感染力におよぼす要素があるのだろうか?

 ネットをちょっと調べてみたが、季節性といった傾向はあるかもしれないが、まだ分からない、あまり期待しすぎないようにという物が多かった。

 このBBCのニュースあたりが妥当な情報なのだろうか。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-52226172

内田樹の論評 最悪を想定しない国民性 -危機管理 と日本人―

 先日、地元紙(信濃毎日)に内田樹(うちだ・たつる)氏の論評が載っていた。最近、文芸春秋に載ったものと同じ内容だと思うが、今回の新型コロナウイルスの問題に関わり、日本人の物の考え方、感じ方の深いところはそういう事なのか、と納得のいく感じがした。

 危機管理というのは最も明るい見通しだけでなく、最悪の事態を想定し、そこに対して準備しておくことだ。儲けや効率を重視してそれを無視するといざ危機になった時に対応できない。
 そういう危機管理の基本がわかっていない人が日本では政策決定を行っているという。
 先の戦争指導部はそうだったという事で、第二次大戦中の軍部の事を書いていたが、本当にそうだったのだろう。
「作戦が失敗した場合、被害を最小にするためにはどうしたらよいか」というような事を言うタイプの参謀は遠ざけられ、希望的観測だけで綴られた作戦を起案する参謀が重用されたという。

 私も、太平洋戦史の本でミッドウエー海戦の時に、作戦を図上でシミュレーションして、かなり大きな確率で損害が出ると結果が出たが、続く勝利に、希望的観測というか何かそういった精神論で、損害予想は無視しての決行が作戦指導部でされてしまったような回想録を読んだ記憶がある。
 色々な資料を読むと、戦前から戦争中の戦争指導部は一事が万事そんな感じの神がかり的な雰囲気だったことが分かる。

 現在の日本人の傾向もその通りで、内田樹が大学在職中も、「これがダメだったらどうしますか?」というような事を言って不興をかったことが何度もあったという。
『 』引用部分
『~ 「君のような敗北主義者が敗北を呼び込むのだ」と怒鳴られたことがあるし、もう少し穏やかに「人はこれから次第に状況が悪くなるという話をすると気がめいってきて、頭が働かなくなるのだ」と説明されたことがある。
 たしかにその通りで、「最悪の事態にどう対応するのか?」という問いを前にすると、日本人は思考能力が一気に低下する。これは国民性と言ってよい。「プランAが失敗したら」という仮定そのものを一種の「呪い」のようにみなして,忌避するのである。』

 それは、どういう日本人の心性の深い所から来ているかと言うと、『言霊』の力を信じるという所から来ていると分析されている。 
『引用』
『「言霊の幸(さき)はふ国」においては、言葉には現実変成力があるとみなされている。祝言を発すれば吉事が起こり、不吉な言葉を発すれば凶事が起こると信じられている。それゆえ、日本では「プランAがダメだったら」という仮定は「凶事を招く」不吉なふるまいとして排斥される。そんな国で危機管理が出来るはずがない。
それを嘆いてもしょうがない。そういう国民性なのである。経済が低迷してきたら、「五輪だ、万博だ、カジノだ、リニアだ、クールジャパンだとものに憑かれたようにわめき散らしていたのは、あれは主観的には「祝言」をなしていたのである。未来を祝福して、吉事が到来するように必死で祈っていたのである。別にビジネスライクな計算に基づいていたわけではない。あれは「祈り」なのである。「言霊の力」で現実を変成しようとしていたのである。勘違いしてほしくないが、私は「それが悪い」と言っているのではない。日本人というのは「そういう生き物だ」という事実を指摘しているだけである。それを改めろと言っているわけではない~」』
と述べ、日本人には危機管理が出来ない心性が標準装備されている事を知り、『危機管理』の面では、それを自覚して危機に備えていかなければいけないという。

『引用』
『今回の新型コロナウイルスによるパンデミックでも、「感染は日本では広がらないだろう」という疫学的に無根拠なことを信じ、広言していたが、それを「嘘をついた」というべきではない。あれは「言霊」だったのである。「感染は広がらないだろう」と言えば、その通りのことが起きると信じて、善意で言い続けていたのである。「東京五輪は予定通り開催される」も同じである。~』
そうでない場合を想定して早めに対策を考えることを「不吉な事をいうな」として避けて来た。それは「不作為」や「怠惰」からでは無く、それが日本流なのだという。
山下泰裕氏の態度など、まさにそんな感じだった事を思い出す。

『彼らは「何も準備しない」という呪術的ふるまいによって「準備しなければならないような事態の到来を防ぐ」ことができると信じていたのである。』

『~そうやって見直すと、今回のパンデミックにおける日本の失敗が同一のパターンを飽きずに繰り返していることがわかる。そろそろそのことに気づいてもいいのではないか。気づかなければ、同じことがこれからも繰り返されるし、いずれはそれがわが国の命とりになる。』
と結んでいる。

 東日本大震災や福島原発事故が起こった時に、第二の敗戦と言った人がいたが、さらに事前に大地震や津波、原発事故の危険性などを予見していた人が様々にいたのに、政権や大多数の人はそれらを無視してきた事などを知るにつれてその感が強くなった事を思い出す。
「原発の安全神話」は、原発を推進する人たちが自分の都合で作った訳だが、一般の国民も深く検討する事も無く、それを信じればそれは疑う事の無い事実となり、実現されるという「呪術的思考法」があり受け入れられたのだろう。
事故の可能性などマイナス思考を言う反対派の人達は、普通で無い不吉な存在なのだと。

 その後、内田氏の言われるような、『五輪だ、万博だ、カジノだ、リニアだ、クールジャパンだとものに憑かれたようにわめき散らしていた』事が、日本人のかなりの人達にとって、日本経済の凋落や、原発事故の現実から目を背けたい心性から生じていたような気もする。どれも本当に経済的に有効だ、などと思っていた人は少なかった訳だから。
何か最悪の状況を想定せず、大陸や南方へと戦線を拡大させていった戦前、戦中の軍部の心性、原子力の平和利用、プルサーマルで無限のエネルギーを自前で調達、といって原発事故など無視して、どんどん関連設備を建設して行った心性、それらとどこか似ていた。

 海外では、脱原発とか地球温暖化対策への本気の転換とか、着実にやり出している国や人々がいるが、日本はイマイチだ。「不吉な事を言うのは凶事を招く事になる」と感じている日本人にとって、地球温暖化の可能性など大丈夫と祈っていれば巨大台風が来ようが、夏に猛暑が来ようが大丈夫なのである。

 『そろそろそのことに気づいてもいいのではないか、気づかなければ、同じことがこれからも繰り返されるし、いずれはそれがわが国の命とりになる。』と内田氏が言われている事は、本当にその通りなのだろう。
 我々は命取りになる前にどうしていけばよいのか?


山中伸弥教授の新型コロナウイルスについての情報発信がある

 政府はパチンコ屋の開店について特別法で規制するなどという方向へエネルギーを使い出している。マスコミもパチンコ店などを時間を潰して取材している。
 現政権はカジノ法案を推進してギャンブルを公的に推進の方向なのだが、パチンコもギャンブルの一種で、ギャンブル依存症の人達が止められずやっているのだからカジノでも今後、同じ事が起こる事だろう。

 何事も本当の姿が分からないと根本が誤った方向へ進んでしまう。

 色々と、ネットで情報を探しているが、このサイトがある事を知った。
 ノーベル賞受賞者で有名な山中伸弥教授のこのサイトが医学的にも正確で我々が色々な情報を得て行動指針としていくのに適しているのではないか。

『山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信』
https://www.covid19-yamanaka.com/

クローズアップ現代+でやっとPCR検査を取り上げた

 昨日のNHKクロ-ズアップ現代プラスで、やっとPCR検査の不足について、正面から詳しく取り上げていた。他のマスコミも今まで断片的には取り上げてはいたが、ここでは現場の実情とその理由をわかるように伝えていたと思う。何といっても遅いのだが。
 まさに、待ったなしの緊急事態の問題が進行しているのだ。
 このままでは医療崩壊も進み、医療従事者に犠牲が出てしまうだろう。

 私も、3月に入ったころ、しだいにぼんやりとこれは大変な事になりそうと心配し出していたが、はっきり日本のPCR検査の方針が間違っていたと知ったのは、ネットの「デモクラシータイムス」で「児玉龍彦×金子勝】の出てくる回を見たからだった。

 また、マスコミが台湾や韓国のコロナウイルス対策が成功したらしい事を取り上げない事にも不信感をいだいていた。そこでは何をしたから成功したのか?当時、欧米の悲惨な例ばかり放送されていた。成功している事例を伝えず、失敗している国の事ばかり伝え、それより日本はいいような意味でやっているのか大変不満であった。

 昨日のNHKの番組で、初めて、対策の進んでいた韓国の現実を目の当たりにして、「ああ、日本は政治や科学など色々な面で本当に韓国より遅れた国になってしまっていたのだなあ~」と衝撃にも似た感じになった。
 韓国はSARSだかで何十人の単位で人が亡くなった経験を元に、それに備えてすぐれた組織と設備を準備していたのだ。
 やはり、「国民の生命を本気で大切にする」という意識がすごい。政権交代の可能な与野党が存在している政治の緊張感がそれを可能にしているのだろうか?

 日本では一時、政権が主導したらしい「嫌韓」の言説が巷にあふれ、マスコミや、そういった本が本屋の棚に積まれているのを見て、すごく嫌な気分になっていた事を思い出す。それらが全く「非知性的」な歪んだ感情の産物であるように感じられた。
 今回、この新型コロナウイルスへの国の対応を見て、あらためて、日本の歪んだ「非知性」の行き着く果てが露わになっている事を実感する。嫌韓に賛成の「日本会議」の会員になっている国会議員の皆様は、自らの信奉する「靖国神社」や「伊勢神宮」へコロナ退散の祈願に皆でお参りに行けばよいではないか。どうして行かないのか?

 原発事故を起こし汚染をまき散らしながら、全くそこから学ばない日本。今回の事てもこのままでは大量の死者を出し、コロナ危機が去った後も、何も反省せず、アメリカよりはましだったと自慢をし、さらに第二波にそなえ憲法を変えなければなどと言い出すのだろう。

 昨日のクローズアップ現代プラスに厚生省の偉い人が出てきて、PCR検査についてのアナウンサーの質問・疑問に答えていたが、あきれてしまった。
「ご理解をいただいて~ございます。皆様で~思います。」などというようないやな言い回しで、「PCR検査をしぼるこの初期の方針は途中から間違っていた、反省している、直ぐ変更する予定。今後、これをこうして、何をいくつどうしていく予定」などという心からの国民を思ったお詫びの言葉や、具体的な納得できる言葉は全く無く、安倍首相の答弁を思わせる様な言葉の羅列だった。というか安倍首相の答弁や宣言も官僚の書いた物を読んでいるだけと言うから、同じような感じに思ったのは当然なのだろう。自分たちは間違っていないというような言い訳的な事を言っていたり、今後予算を付けたから現場で動くと思います、という人任せの無責任な言葉を慇懃にいかにもていねいっぽく言っているだけだった。これだから本当に国民の方を向かず、自己の保身で忖度して動くような高級官僚が多いのだろうな~。こりゃだめだ。とがっかりした。

 日本、何がどう間違っていたのだろうか?
 今回のコロナウイルス流行で、政治の何がおかしかったのかはっきりさせなければ。このままでは本当に日本沈没だ。

 

今、日本で流行っている新型コロナは、欧米からもたらされたもの

 今朝(29日)の、「あさチャン」というニュース番組を見ていたら、日本で今、流行っている新型コロナウイルスは、欧米起源の物である事が国立感染研の調べで分かった、という事だ。

 だから、初めに中国から来たウイルスはクラスター対策で潰せたという事と、クルーズ船起源の物も無かったという事だ。
 問題は、欧米などの海外での流行が拡大し、その後、日本に帰って来た日本人や入って来た外国人からうつったという事だ。
 当時、流行の海外からの入国者にただ体温を計って、チラシを配っただけの入管の対応が問題だとマスコミでも色々とやっていたが、やはりそこが問題であったと分かる。

 だから、最初の段階では中国からの物はクラスター対策で潰せたが、その後の対応が間違ったという事が分かる。
 全部が間違ったのではなく、「ここの対応が問題だった」とはっきりした事は今後の第二波、第三波について考えるのにも有効だろう。

直接コロナ対応されている看護師からの最新情報

 知り合いの方から、新型コロナの情報が配信されてきました。
 とても正確で貴重な現場からの情報と思いますので、多くの人の目に触れた方が良いと思い、拡散のためにここにご紹介させていただきました。

 以下のものです。
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 直接コロナ対応されている看護師からの情報です。
娘は直接コロナの担当ではありませんが、知り合いからのメッセージだと私に送ってくれましたので、この場を借りて紹介させていただきます。

『東京の大学医学部付属病院で看護師をしている者です。
この度、4月頭からコロナ外来に選出され、毎日PCRや入院手続きなど実施しています。今私から最新の情報を発信できるとおもい、情報をアップします。まず大事なのは漠然と怖がらないで、きちんと理解して適切に怖がろうということです。空気感染ではないので、ふわふわ飛んているのではなく接触!飛沫!人のしゃべるツバ!この見えない概念の理解が大事かなと思っています。マスクとマスクをしていれば基本的にうつりません!
以下、100人くらい問診した結果からの情報です。

<症状の特徴>
コロナウイルスは7日〜10日にピークを向かえます。
1、最初に倦怠感が顕著に出る
2、頭痛がほとんどの人で出現
3、下痢(回数は多くない)も多い
4、途中から味覚と共に嗅覚も全くなくなる人が半分位いる
5、発熱 軽症:微熱がだらだらと続く
     中症:39度台くらいまで上がる
     重症:38度以上がずっと続く
  特徴は一旦7日目くらいにおさまってまたぐんぐん出る
  日内変動はある
6、咳や痰はあまり多くない印象
7、若くても息切れが出てくる
8、喘息や喫煙歴、糖尿病があると重篤化しやすい
9、肺炎像は両肺に淡い影がはっきりと出る
(レントゲンよりCTでしか読影できないことあり、CTがいいです)
<現在の治療>
対症療法のみ。当院では
○発熱、頭痛:カロナール(イブやロキソニンは✖︎)
○抗生剤は基本的に効かないので飲まない
○咳:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
○痰:カルボシステイン
○下痢:整腸剤(ミヤBMなど)
カロナールは400mg〜500mg/回 3回まで

<PCR受けるまでの流れと結果>
1、発熱と上記症状があった場合保健所に電話。ひどいと2時間繋がらないとか丸2日間繋がらないという現状がある。繋がらなかったら他の近隣地域の保健所に電話してください。
2、経過観察と言われることが多い様ですが、そんな時は近医にまず電話をしてから受診。だいたい上の薬+医師によっては抗生剤を出して自宅待機となる。 
3、解熱しない、もしくは症状が消失しない場合は遠慮なく保健所にもう一度電話する。
4、それからPCRの検査を受ける場所を指定される。
5、病院や検査所から直接電話がかかってきて受診の日時を聞く。
6、保健証と現金を持って検査場へマスクをしていく。
(保健が効けば料金は1000円程度。CTなどを撮影すると6000円程かかる)
7、薬が必要であれば依頼して帰宅。帰宅は交通公共機関を使わない。
8、翌日保健所が検体を持っていく。今検査が立てこんでいて月曜日に出した結果が金曜日にならないと戻ってこない。つまり5日間位かかる現状。
9、自宅で呼吸苦が出たら保健所に電話。万が一繋がらなくて危険を感じたら迷わず救急車を呼ぶ。
10、症状が落ち着いたら今後はPCRしないで2週間後から普通の生活になる方向。家族も2週間同じ対応で。

<実際にうつる場所の印象>
1、居酒屋や外食店のホールスタッフの手が怪しい!毎回手指消毒していなければウイルスのついたお皿をさげて次の人のお皿を運んでいる可能性が十分あります。
2、ライブハウス系の人はよく来ます。
3、陽性の出た人の家族はほぼみんな陽性です。
4、孫が祖父祖母宅に遊びに行って濃厚接触をする。
5、病院関係のクラスターとその家族や、それらの人と接触した人。

<入院となった場合>
1、指定病院がなかなか空いておらず、とにかく医師が電話して探し回る場合が多い。その間患者は待っていて家族が荷物をまとめて持ってくる。入院したら面会は一切禁止。現金、持参薬も一切持ち込み禁止。
2、とにかく病室の中から出れないで対症療法のみ。
3、呼吸状態が悪化したら、ICUで気管挿管し人工呼吸器をつけるしかできることはなく、あとは患者の免疫力で回復を祈るのみ(悪化しても回復する患者もいる)
4、万が一のことがあった場合は最後まで家族に電話をして状態を伝え、火葬してから遺族に遺体を返す。入院になった時点で軽症化するまで一切誰とも会えず、そして重症化したら一気にあっけなく…という印象があり、ここが怖いところです。
5、軽症になったらすぐに専用の移送の車でホテルへ移動して療養。結構これは早い段階でスムーズにいきます。新患者や重症者のベッド床を確保するために。

<私が気をつけていること>
1、口から入るのが一番うつるので食べる前、ドアノブなどどこも触らない状態にしてから、爪や指と指の間までしっかり洗う!これにつきます!
2、1日8時間睡眠(睡眠を十分にとる)
3、現金は一切触らず全て電子マネー。
4、クラスターになっている場所や病院はできる限り行かない。
5、携帯電話は食事中触らない。帰宅後はまず第一に消毒してから家にいれる。
6、マスクの表面は絶対に触らない。ポケットにしまった手は汚染されていると認識する(マスクは基本1枚/日)
7、タクシーに乗らない。実はコロナ患者さんはタクシーで移動してる人が多いので、タクシーは基本的にコロナウイルスウヨウヨです。

<患者の流れ>
1、3月の3連休で陽性となった患者のPCR検査はピークアウトしてから実施されている。若い人が多く軽症が多い。
2、4/5週はその家族が続々ときて陽性になっている場合が多かった。高齢者にうつり、重症な肺炎も多々見られるようになった。
3、4/12週はクラスター本人とその家族も一気に陽性となった印象。
4、陽性になった患者の同居人はだいたいうつるので適切な隔離方法を指導している。 

以上です。必要以上に怖くなるような情報は避けたつもりです。
日本は他国よりだいたい2週間程、対策や実行が遅れている印象があります。お金の心配も絶対あると思います。ですが、目先のことより、今ぐっとこらえることが大事な命を救ってくれます。私が今いる病院の中もまさにコロナ戦争ですが、みなさんに応援してもらって私達医療従事者は頑張れています。本当に感謝しています。長々と失礼しました。   

2020年4月18日 看護師』