小布施のお兄さんに共感

 今日の、SBC(地元の民放テレビ)ニュースで、栗菓子や葛飾北斎の美術館で有名な小布施町が、コロナで観光客が来なくて大変である、というニュースをやっていた。新首相への課題という感じのコーナーの中でのものだったと思う。

 そこで、栗菓子店?のお兄さんが、「PCR検査がもっと手軽に出来るようになって、それをして来ていただけば良いのですが・・。」PCR検査がもっと気軽に出来るようになれば良いのだが・・。と言っていた。

 本当にこの意見に共感だ。

 大体、PCR検査を増やせ、という意見が流行の最初からあり、その頃から、この『検査』という事にもっと力を入れて色々な機械や検査の方法などに予算をガンガンとつけて、国の力も本気で投入し、キチンと体制を作ってやっていたならば、今頃は、PCR検査の陰性証明書など見せればどこでも自由に観光でき、また宿や、店の人もそういう検査を皆でして、○○市の飲食店は皆陰性です、○○温泉観光協会は現在皆、陰性です。などと定期的にやっていれば、別に「GO TOキャンペーン」などと莫大な予算を使わなくても観光だって全く問題なく今頃、人々はあまり以前と変わらず動いていた事だろう。

 PCR検査、抑制論などをえらそうに主張して、こういった状況を作った人はだれだったか国民は良くおぼえているべきだ。

 この冬だって、そういった検査態勢が整っていれば、初期の発生時に流行の芽をつむこともできるだろう。今のままではただ不安なだけだ。

 菅内閣は、安倍政権のそういった失敗をちゃんと自覚して一刻も早く根本的に考え方を修正していってほしい。

菅総理、今後どうなる事だろうか

 菅官房長官が自民党の総裁になり、日本の首相になる事が決まった。
 これは、その少し前に行われたデモクラシータイムスの座談会だ。
デモクラシータイムス
https://www.youtube.com/watch?v=ogJafv8Tx3g

 東京新聞の望月衣塑子記者なども参加して色々と、「は~」と納得する話が多かった。

 菅総裁は、官房長官の時も、地方からの要望を自民党の国会議員が持ってくると、それをちゃんと取り上げてくれ、官僚に通していくという手腕にたけていたようだ。そういった意味で自民党の各派閥の中に菅氏に恩を感じている人が多く、その力がとても強力だったようだ。
 要するに、従来の自民党政治の王道というか、地元の利権や要望に応える力にたけた人であったという事だろう。
 また、安倍政権を忠実に守るために手段を択ばず陰で剛腕もふるった人でもある事も知られている。

 ところが、現在、「雪深い秋田から出てきて~」と繰り返し、働きながら大学を卒業した「たたき上げの苦労人」「パンケーキの好きな令和おじさん」などあまり詳しく知らない人たちには、マスコミ総動員でイメージ戦略が繰り広げられている。
 本当は、安倍政権下で、陰ですごい強権をふるってきた人である事にはマスコミは触れない。

 「ふるさと納税」を作った人、インバウンドの観光を盛り上げた人、と言われる菅氏は、「地方の事を常に思って来た、首相になったら地方を~」などと言っていて、私は「ふるさと納税」などした事も無く、どういった良さがあるのか分からないのだが、確かに地方の事を色々と親身に考えている人ではあるのかなあ~、とも思えてきていた。

 ところが、この座談会を聞くと、そういった事ははっきり違っているのだと分かった。
例えば、菅氏は秋田の出身で高校まで過ごした故郷だが、イージスアショアを秋田に持って行く予定の時に、秋田に応援演説に行った時に、全くイージスアショアの事に触れないでいたのだという。
 イージスアショアなど故郷にとっては敵の攻撃目標になる百害あって一利なしの恐ろしい施設だった。分かっているからこそ選挙戦で持ち出さなかったのだ。

 また、横浜では、カジノ誘致で横浜市民の大勢の反対の民意を取り上げず、菅氏はカジノ誘致という安倍政権の方向を継続推進しようとしている。
 第二の故郷の横浜の市民の民意を無視して、一部の黒い利権を重視している訳だ。

 また、記者会見で「沖縄も地方では無いのですか?」との質問も出た事が話されていて、確かに菅氏は、沖縄の民意には非常に冷たく当たっていた印象がある。もちろん沖縄はれっきとした日本の地方であり、アメリカの属領では無い。

 本当に国の骨格と言うか本筋のような大局をはっきりと掴んで国民に真の幸せをもたらすことが出来るような人では無いのではないかと心配されてきた。

 例えて言えば、戦前で、日米戦争開戦に向けての工業生産向上のための方策などがうまく作れ、実践できるような目の前の実務に優れた政治家であったとしても、根本的な、「太平洋戦争をしたら大変な事になる、と理解してその流れを止める」ように考えるといった本物の政治家では無いように見える。あるいは予想を裏切って首相になったら変身するのだろうか?

 総裁選に敗れた石破さんは、藻谷啓介の「里山資本主義」を紹介していたのだという。
 また、安倍政権下での疑惑の解明をすると言っていた訳だ。自民党の国会議員にはそういった気持ちの人はほとんどいない事も今回の総裁選で良く理解された。