日本の子どもの「精神的幸福度」が最下位に近い ユニセフ報告書

 ユニセフは日本を含む先進国や新興国など38か国を対象に各国のさまざまなデータをもとに子どもの幸福度をはかる調査を7年ぶりに実施し、3日、その結果を発表した、とネット上のニュースでも、テレビのニュースでも報じていた。

 『その結果は、
 日本の「子どもの幸福度」の総合順位は20位でした(38カ国中)。
 この総合順位は、以下の3つの分野を総合した順位です。
〇精神的幸福度:37位(生活満足度が高い子どもの割合、自殺率)
〇身体的健康:1位(子どもの死亡率、過体重・肥満の子どもの割合)
〇スキル:27位(読解力・数学分野の学力、社会的スキル)』
                            
 『それによりますと、1位がオランダ、2位はデンマーク、3位はノルウェー、そしてスイス、フィンランドと上位をヨーロッパの国が占め、日本は20位となっています。』  NHKnewswebより、

  日本の身体的健康というのは、幼児の時代からの医療のレベルが高いとか、学童期の保健衛生の仕組み、などの理由からなのだろう。国民皆保険とか社会や学校でのスポーツがさかん、という事もあるのだろう。

 ところが、学力や特に精神的満足度が低い(下から2番目)という事は、現在の日本の子どもを取り巻く環境が非常に悪いという事で、本当に一刻も早い改善が求められる。

 このブログで何度も書いている事だが、以前、「世界イチバン」というNHK総合の番組でオランダや、フィンランドの小学校を取り上げていたことがあり、オランダは「世界一子供が幸せな国」フィンランドが「世界一学力が高い国」だったか、それぞれの学校制度の良い所を紹介しいて、こういった国に学び、日本も本気で改革してそれらの良さを取り入れるべきと何度も書いてきた。いくらでも日本ならやればできる事だったのだ。
 
 このNHKの番組は、原発事故があってしばらくしてから、世界の進んだ物事から学ぼうという感じで作られていた気がしたが、自民党政権になりNHKがおかしな事になってしまってから直ぐに内容が変質し、また番組も終わってしまった。

 この8年近い間に、元々低い日本の子ども達の幸福度は、世界最下位へと低下の一途をたどっていったのだろう。学力だって低下の一途なのだろう。
 
 内田樹が言う通り「知性と倫理性を著しく欠いた首相が長期にわたって政権の座にあったせいで、国力が衰微しただけでなく、国民の知性・倫理性も目に見えて劣化した」の通りなのだ。

 そういった安倍首相のさらに特に子分のような人達が文科大臣になり、さらに前川喜平氏のような優れた文科省の官僚を陥れるような日本だから、この結果は当然の事なのだろうと深く納得した。

白井聡の資本論についての本でも読むか

 安倍政権の8年近くの政権の意味についてとても納得の文を載せていて共感した「白井聡」なのだが、私は、今まで「菊と星条旗」の本を読んだり、地元紙に終戦の日にちょっと載った文を読んだくらいで、いま一つ詳しく彼の考えを知らなかった。

 そこでもっと知ろうと、ユーチューブなどを見たり、彼のツイッターがあるので、見たりしていた。
 まず昨日は、ユーチューブにあった、この動画を見た。
白井聡講演会
 https://www.youtube.com/watch?v=nc-I8RKE_Nk&t=671s
 これは、「菊と星条旗」の内容の事であり、今まで彼にいだいていたイメージがよりはっきりした。日本という国について、とても分かりやすく根本的な事を語っている事をあらためて感じた。
 
 白井聡のツイッターを見ると、新刊に資本論についての本を出版したと書いてある、今までの著作と感じが違うが、どういう事なのだろうと思い、今日はこちらのユーチューブ動画を見てみた。
斎藤幸平×白井聡トークイベント(斎藤幸平・編著『未来への大分岐』刊行記念)
https://www.youtube.com/watch?v=EZN4MtLzx8o
 
 なぜ、資本論についての本を出したのか、この動画を見ているとよく分かる。この二人の話を聞いていると、今まで、私も色々なところから得て、ブログなどに書いたりしていた、知識の断片がこの二人の話で意味を持って結びついてきたように感じられ、とても興味深い動画だった。

 ネット上を見ると、安倍首相の退陣会見を見た「ユーミン」が涙を流したという事に対して、白井聡が「ユーミンが死んだ方がいい」と言うような事を書いて批判した事について(詳しくは私はよく知らないが)ネット上で炎上したという事で、それについて、素直に自分の非を認め、ツイッター上で謝っている様子も分かった。

 *これについて、事実はこうだったという物が他のツイッター上にあった。
 参考までに
 『(確か「死ね」とか「死んだ方がいい」とかいう直截的な表現ではなく「荒井由美のまま夭逝すべきだった」という表現だったように思います。意味する事象は同じですが、私は悪意ではなく失望と惜しむ気持ちを感じました。』

 彼の文章や動画などを見ても、やはり若さもあり、反応が早いというか、周りに気を使うような感じでは無くて、自分の思いを噴出させるような感じで、(それが魅力なのだが)怒りに感じた事を思わず書いてしまった気がする。それほど安倍首相に対する怒り、安倍首相を支持する国民への失望が大きかったのだろう。きっと「ユーミン」の歌も中、高生頃には好きだったのかもしれない?
 
 今日見た動画を見たら、白井聡も山本太郎にすごく期待していた事が分かった。都知事選でも山本太郎が破れたりして色々と現在の政治情勢には絶望感も大きいのか?
 
 安倍政権は若い世代に割と人気があり、暗澹とした気もちになった。しかしこういった白井聡のような若い世代の人(学者だが)も日本には存在しているのが希望でもある。