テレビ朝日の報道ステーションでも明日の大嘗祭について批判

 夕方、テレビのニュースを見ていたら、明日は大嘗祭が行われ、その建物が建てられています。とその全景が上空から映された。
 「ああ、大嘗祭というのは明日なのか」と初めて知った。
 何だか、白木の建物ではあるが、風格も何も無くいかにも儀式というか行事のためだけに形だけ復元したような映画セットのような大げさではあるが品の無い建物に感じられた。

 そしてその建物の費用が16億円と出ていたので、「え~、あんな物に何で、16億円もかけるのか、前だかに秋篠宮も批判していたよな」「宗教的な行事だから天皇家で静かに京都ででもやればいいんじゃない、税金でやるなんておかしいよ」と妻も同感のようだった。

 その夕方のテレビでは、特に批判は無く、物足りなく感じられた。各地の産物がささげられるような事を紹介していたが、そんな事もやってもいいけれど、大げさにやらなければ、そんな事は物産展みたいな事だから、大してお金のかかるようなものでは無いのだろうと思われた。

 夜になって、先ほど、ちょっとテレビのチャンネルを回していたら、テレビ朝日の報道ステーションで、ちょうどこの大嘗祭の事をやっていた。
 絵図などもあって、解説も分かりやすかった。
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 見ると、平安時代~江戸時代は、当時の技術で5日間で出来るもので簡素にやっていたのだという。それを明治時代になって、天皇制国家を作るためという意味で、大げさな物にしたのだという。どおりで私が感じた物は、いわゆる本当に歴史あるものではなく、何となく、戦前に建てられた国威発揚のみにくい神社風な雰囲気を醸し出していたのはそれだったのだ。
 江戸時代の絵図の簡素な物の方がよっぽど美しい。
 「伝統に基づいて」云々を言う人がいたらこう言えるだろう。「天皇の権威が低いから簡素な訳では無く、天皇の権威が絶大な平安時代からこのような建物だったのだから、別に大正、昭和の真似などしなくても良いのだ。そんなものは全く歴史的でもない。」と、それに宗教的な儀式に税金を使うのは憲法違反ではないか。

 また、やっぱり秋篠宮が昨年、この大嘗祭についてちゃんと提案していたのだ。
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 報道ステーションでは、コメンテーターの後藤謙次氏が、秋篠宮が、象徴天皇制の将来のことを本気で考え、国民の気持ちを考えて、このような問題提起を昨年したのに関わらず、現政権はそれを無視して前例踏襲とやってしまった。とはっきり批判していて同感した。これは私の考えだが、きっと天皇家よりも日本会議の意向にそったのだろう。

 秋篠宮の発言は、おそらく上皇や天皇など天皇家一家の気持ちなのだと思う。秋篠宮は、代表して言いやすい私がはっきり言おう、と発言したのだろう。