大川小の裁判 県や市の罪が確定

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた石巻市の大川小学校の事故について、市と県に責任があるとした最高裁の判決がでて、その罪が確定した。
 当然の判決だったと思う。

 この事故について、発生した当時から注目していたので、ブログにも二度、この事故について書いた。

 事故から二年後には遺族による本が出版され、それを読んだ感想を書いている。
https://js30.at.webry.info/201303/article_8.html

 東北地方の他の学校では、子供や教師の犠牲者は一人もいなかった。
やはり、その組織や集団を運営していくリーダーの科学的知識やとっさの判断力、行動力などその欠如によって、その集団の弱者も含んだメンバーの命運が大きく左右されてしまう、という現実を我々は見てきた。

 今回の判決は、「市、県」のレベルの責任を問う裁判だった。
 ところが、「国」レベルの方針に対して責任を問う裁判ではこうはいかないのではないか。

 東南海地震がそれほど遠くない時期に想定される中、福島原発事故の真の原因もちゃんと解明せず、多くの人の反対を無視して電力会社の経営優先で原発を再稼働させていたり、原発事故の真の原因を究明させまいとする力に忖度するような裁判所の判決が出されていたりする。そういう日本という国のリーダー達の姿がある。地球温暖化による台風の巨大化についてもしかり。
 ミサイル防衛システムや戦闘機などに金を浪費している場合ではないだろう。

 日本の『大川小学校化』は現在進行中だ