12日のNHKスペシャルも興味深そう

 昨日、NHKの朝のニュースについて書いたのだが、今朝も、今度の12日の夜のNHKスペシャルが紹介されていて興味深そうだ。
 題名は、
『かくて“自由”は死せり ~ある新聞と戦争への道~』NHKスペシャル12日の午後10時~ というもの。

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『なぜ日本人は、戦争への道を歩むことを選択したのか。これまで"空白"だった道程を浮かび上がらせる第一級の史料を入手した。治安維持法制定時の司法大臣・小川平吉が創刊した戦前最大の右派メディア「日本新聞」である。1925~35年に発行された約3千日分が今回発見された。発刊当時、言論界は大正デモクラシーの全盛期。マイナーな存在だった"国家主義者"は、「日本新聞」を舞台に「デモクラシー=自由主義」への攻撃を開始する。同志の名簿には、後に総理大臣となる近衛文麿、右翼の源流と言われる頭山満などの実力者が名を連ねていた。国内に共産主義の思想が広まることを恐れた人たちが、日本新聞を支持したのである。さらに取材を重ねると、日本新聞は地方の読者に直接働きかける運動を展開していたことも明らかになってきた。そして、ロンドン海軍軍縮条約、天皇機関説排撃など、日本新聞が重視した事件がことごとく、社会から自由を失わせ軍の台頭を招く契機となっていく。知られざる日本新聞10年の活動をたどり、昭和の"裏面史"を浮かび上がらせる。

※登場人物に扮した俳優が、当時の原稿や発言を朗読。小川平吉役は、伊武雅刀さん。他に石丸幹二さん、正名僕蔵さん、小林勝也さん、高瀬哲朗さんが出演。』

 以前、NHKスペシャルで日本の大新聞が戦争を煽った事を取り上げた記憶がある。
今回もそういった事なのか、と一瞬思ったがそうではなかった。
 現在、日本は右傾化が強まり、戦争前夜と似てきたと様々な人が指摘している。もちろん昔と今と同じではない事は確かだが、何かそこに通底するものがあるような気もする。
 しかし、それが何なのか、我々にははっきり分からない。
 今回のこの番組は、その辺のところに焦点が当たったとても時宜にかなった今まであまり無かった番組なのではないか。
10日や11日にも戦争関係のNHKスペシャルが放送されるようだ。

 折しも、地元紙(信濃毎日)の社説で、「防衛省が2020年度予算の概算要求で、過去最大の5兆3千億円超を計上する方針を固めた。」と、必要最小限の装備なのか、と社説で批判していたが、もう後戻りできない地点にきているのではないか?国民は本気で考えるべきところに来ているのだろう。