再び敗戦の悲惨な日本にしないために

 ネットを見ていたら、東京新聞の「親友対談 しなやかな反骨」という対談で、元文部科学省次官の前川喜平さんと城南信用金庫顧問の吉原毅さんの対談が出ていた。
 組織の中で流される事なく生き、かつその組織の中でトップも経験した二人の対談が、若い頃から、仕事の中での事などについても話されている。小泉内閣と現在の安倍内閣の違いなどもよく分かる貴重な対談だ。
 城南信用金庫の吉原毅という人は、福島原発事故の時に、この信用金庫の姿勢を反原発の思想で運営してとても話題になっていた人だったと思う。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201907/CK2019073002000118.html
対談は、(1)だけでなく、(4)まで続いて行くので読んでみてください。

 こういった人達が組織のトップにいて活躍できるような世の中になぜならないのだろう。

 同じくネットを見ていたら、「森友問題、佐川元国税庁長官ら10人再び不起訴」に関連して、その事件をスクープした元NHK記者 相澤氏(今はNHKをやめて他に移る)の記事があり、
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190806-00197290-hbolz-soci
そこを見ると、中に、このような部分があった。
『~それでも相澤氏は「NHKに恨みなどはまったくありません」と語る。「組織とはそういうもの」と、冷めた見方をしているようだ。
「NHKの現場の記者の多くは真面目で、腑抜けた上層部とはまったく違う。NHKには、優秀で気骨のある記者やディレクター、カメラマン、職員がたくさんいるんです。私は、NHKを今でも愛しています。
 今、NHKの実権を握っている上層部の人々は、NHKを愛していない。私のほうがずっとNHKを愛していますよ。彼らは、自分たちの時代が安泰であれば、後はどうでもいいと思っている。はっきり言って、上があかんのです。上を総取っ替えしないと~』

 以前にもブログに書いたが、太平洋戦争を振り返って、日本は兵隊レベルでは確実に強いが、将校レベルでは同じくらい、将軍のレベルでは確実にアメリカが強かった、と書いてある本があったが、その構造は現在でも同じなのだろう。
 現在、確実に色々な世界レベルでの戦いに負け、日本は世界での地位を低下させていると思う。

 我々、力の無い一人ひとりが、本当に人間としてりっぱで心を持った実力のあるリーダーを選ぶ目を持つことが今、本当に重要な事なのだろう。再び悲惨な日本になど絶対にしたくないと思う。