小牧山城址の登山道

 昨年暮れ、上田市のタウン紙の情報欄に、小牧山城址の登山道を地元で整備して登る行事の紹介があり、行って見たいものだと思っていたが用事で行けなかった。また、いつも地元の山について教えていただいている両角さんからも、この道についての情報を教えていただくことがあり、早いうちに行ってみようと思っていた。
 ちょっと天気は曇りぎみだが、雪も降ってはこないので、出かけてみた。
 中腹にある小牧山城址へは、遠足の引率で下見や本番などで、3,4回行っているので、それほど面白いところ、という期待はしていない。いつもの渡部園芸の所から登り出す。標識など新しいものがつけられていた。
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 城址からの北側の風景。以前行った遠足の時にはこいのぼりがつけられていたが、今度は吹流しだった。小学校の遠足ではここでおべんとうを食べて下山する。さらに登る方向の南側の風景。上の城というのがあるらしい。そちらへの道も整備されているようなので行って見る。
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 けっこう急でトラロープがつけられていた。
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 上の城に到着。ここから切堀の崩れたような場所を登って、三角点ピークへ到着。
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 ここには三角点が二つあるが、手前の小さい方は国土地理院の4等三角点。後の中途半端な大きさのものは、上田市の三角点。以前太郎山の尾根でも見たことがあるが、昔の事だろうが、花崗岩を使うなど市も紛らわしいものを立てたものだ。
 そこから、しばらく行って下ると、須川湖側からの道に出ることができた。以前、須川湖側から車で来て見たが、ヤブなどで三角点が見つからなかった事があったが、こんどは南北どちらへの道もしっかり開かれているわけだ。
 
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 そのまま下山しようとしたが、帰りに、ちょっと下の城の本郭に再び行ってみた。登山者が記入するノートがカンに入っているが、それを見たら、男坂を登ってきました。けっこう急でした。などと書いてある。いつも登っているのは女坂というようだ。そういえば以前、遠足の下見に来たとき、畑にいた地元の方に聞いたら、以前使われていた急な道も別にあるような話を聞いたのも思い出した。標識も新設されていたので、その男坂を下ることにした。その道は下の城の前郭の先端から急激に下りていた。運動靴の紐をしめなおす。
 
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 なんと、ちょっと下るとクサリがついているではないか。独鈷山ですらクサリは無いのに、ここは本格的だ。
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 やぶっぽくて見通しが悪く、この写真では見えないが、崖の縁をコースが登っていくようになっていた。
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 すべり落ちると大怪我をしそうなけっこう危ない場所が続く。クサリはダテについているのではなくて、本当に必要に思えた。
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 それでも、標高差は100m位なので、石祠のある場所を経由してすぐに下の谷におりたった。
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 帰りに気づいたが、渡部園芸へ着く手前(西)にある神社の所に「男坂登山道」のはじめの標識があった。車を神社に止めて登ればよい。
 とても面白いコースで、なぜ両角さんがわざわざ連絡をくれたのかが分かった。これは、遊歩道ではなく、(戸隠登山練習用のコース)と言ってもいいでしょう。地元の力でよくこんな面白いが危険なコースを整備したのものだと、感心しました。どんなグループの人たちで作ったのでしょうか?
(後日、東信ジャーナルの記事を見て、小牧の住民有志で作る「小牧楽遊学クラブ」が上田市の「わがまち魅力アップ応援事業」で作ったと判明。)
 興味を持たれた方は「男坂」一回、上り下りしてみて下さい。ただ小学校の遠足には絶対使わない方がいいでしょう。