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zoom RSS  パン屋についての連想 文科省検定

<<   作成日時 : 2017/04/20 10:06   >>

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 夜の7時にいつも、NHK・BSで日野正平の「こころ旅」というのを見ている。テレビをつけたままにしていたら、昨日は、その次に「パン旅」という番組をやっていた。

 興味も無いのだが、惰性で見ていたのだが、「パン屋」を取材してそれを紹介するような番組であった。
 見ていると、グルメ的ではあるが、いわゆるグルメ番組というのとは違って、NHKで良くやくやっている「食材」や「食文化」などの現状を発掘して取り上げるような範疇の番組に入る物のようだ。

 昨日は「サンドイッチ」について取り上げていて、東京にあるサンドイッチで話題になっているらしい3つの店を紹介していた。
 どれも、あまり目立つような店ではないのだが、その「サンドイッチ」のすばらしさに驚いた。

 コンビニに売っているようなサンドイッチしか知らない私でも、食べてみたくなるとともに、栄養的にも健康的にもいいように感じるものだった。
 そして、こんな事には詳しくないのだが、非常に食文化的にも創造的だったり、技術的にも高いレベルのものであるような気がした。

 ある店主は、ニューヨークで出会った「ベーグル」というパンに感動して、アメリカにわたってそれを身につけ、その「ベーグル」というパンでサンドイッチを作っていて、看板も出ていないようなちょっとした売店のような店だが、大勢の家族連れが来ていた。  
 ある店ではイタリアの有名な肉の料理店へ修行に行って肉の扱いを身につけたオーナーシェフが作っている美味しい肉をはさんだサンドイッチだったり、高校時代にボクシングをやっていて、減量の苦しい中で見た宮崎駿の「魔女の宅急便」のパン屋に惹かれてパン屋になって、独創的なパンの味を追求しているパン職人などが出てきた。

 すごいなあ、と感じるとともに、そういった若い人たち(ベテランという感じではない)に感心した。

 そこで、思い浮かんだのは、最近話題になった道徳教科書で、国を愛する心を教えるということから教材の文章にある町の「パン屋」が「和菓子屋」に検定で修正されたという話だ。

 いかに、日本のこういった「進んだ現状」と、検定をした文部省の官僚の人間的というか文化的、能力的レベの差が分かる。

 きっと、文部省の官僚は、『食文化』などへの関心も無く「味」の感度も低く、役所では出世しか意識が無く、上からの指令の無意味な検定作業を夜遅くまでやらされて、パンといったらコンビニのパンしか食べた事の無い。ごちそうといったら値段でしか判断することが出来ないような『生活や心の貧しい』人間たちなのだろうなあ〜、と想像がつく。
 和菓子屋が悪い訳ではないが、今ではパン屋だってりっぱな日本文化だ。

 要するに、「人間レベルの低い」人たちによって日本の方針が動かされようとしているのだろう。

 昨晩はその後、チャンネルを変えてNHK総合テレビの9時のニュースもちょっと見ていたら、20歳の早稲田大学の女子学生が、世界の大陸の最高峰と南北極地を踏破した「グランドスラム」という冒険家に与えられる名誉な称号を世界最年少で得たというニュースをやっていた。
 世界で何十人くらいしかいないのだという。

 その人のインタビューを聞いていたが、すごくしっかりして、またチャーミングでもある人だったが、両親が離婚した家庭であったり、父親の海外転勤で、様々な海外での転校でつらい思いをしたり、などの苦しさを克服しようとする事が根底にあったのでは、などと解説もされていた。
 13歳の時に登山に開眼し、登山が好きになって挑戦を続け、スポンサーも自分で見つけたり、応援する人も増えていき、夢を実現させていったとの事。今度は世界の海へのクルージングの冒険へと続くという。

 ここでも、最近の教育勅語の事件を思い出したが、日本会議推薦の『臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦;相和シ』などという物を暗記させることで、すばらしい日本人が出来ると考えて、押し付けようとしているのが、安倍首相夫妻はじめ、現政権の閣僚たちである。(教育勅語を学校で扱って良いと閣議決定)。

 この人のように「夫婦相和」さない家庭ても、現実には、そういった狭い世界では育たないこのような「すごいグローバルな日本人」が誕生しているのである。

 戦前の「修身」を真似た「道徳」などという教科は、学校で教える事など出来ないし、そもそも教科としていらないのである。
 
 さて、ニュースのあとで、クローズアップ現代+で、作曲家の坂本龍一が新しいアルバムを出したという事で、アナウンサーがインタビューをしていた。

 不寛容が力を増しつつある世界に対する抵抗、多様性を大切に考える事を本質とする音楽との事だ。
 その中で、アメリカが活動拠点の坂本龍一は、トランプが大統領になりショックを受けたのだが、それでも、アメリカではトランプ大統領に反対と、変わらず声を上げ続ける人たちもしっかりいる事は、やはりアメリカなのだ、日本はそれに比べると問題だ、とか、芸術が政治に口出しする事を非難する傾向が日本に有る事など、アナウンサーと一緒に今の日本を問題視していた。

 「う〜ん」NHKも国営放送などと軽蔑されている現状だが、まともな番組を作ろうと現場ではがんばっている人もいるのではないのかな〜。

 ネットを見ると、朝日や毎日新聞も、最近、元気を取り戻してきてちゃんと批判している、という事が書かれていた。これは「森友学園」の問題が大きな力となっているのではないか、との事だ。
 本当に、このことによって、「裸の王様」のように、現政権の真実の裸の姿が、一瞬ではあったが、はっきりと白日の下にさらされ、国民の前にさらけ出されたのである。「覆水盆に戻らず」のように、いくら多数で力でそれを無い物にしようとしても、国民の心には刻まれているのではないか。

 国民も、しっかりと自分の目で色々な情報を見て、判断し、人に言われたから投票するでなく、自分で見た事を信じなければいけないのではないか。
 

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