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zoom RSS ゴーマニズム宣言「小林よしのり脱原発論」 を読む。

<<   作成日時 : 2013/04/04 08:55   >>

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 この本を推薦する言葉がネット上にあったので、アマゾンで注文しようと、見てみると、現時点で、76件ものカスタマーレビューが書いてあった。
 私が、アマゾンで買う類の本では、こんなに感想が投稿されているものは、はじめてだった。
 内訳は、
星5つ(47)
 4つ(6)
 3つ(3)
 2つ(4)
 1つ(16)
 となっていた。
 評価する感想がとても多かったが、反発する感想も多少あり、話題になっている様子がうかがわれた。
 さっそく買って読んでみた。

 内容はこんな感じだ。
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 「小林よしのり」は漫画家であり、途中から、「ゴーマニズム宣言」というシリーズで、政治的問題について、色々と本を出して発言している人だ。
  このシリーズは、マンガというよりマンガと文章の中間といった感じのものなのかもしれない。(途中に文章だけの章も多少はさんである。)

 とはいえ、私はそれほど良くは「小林よしのり」について知ってはいない。
 私が、「小林よしのり」を知ったのは、自分の子どもが小学校の時に、「おぼちゃまくん」というマンガを読んでいたのを、ちょっと見てみると、絵の上手さ、と内容のナンセンスな冗談っぽい批評精神のようなものが、なかなか大人が見ても面白いレベルのものだなあ、と子どもと一緒に楽しんで読んでいた事があった。しかし、これは本当に「マンガ」に分類されるものだった。

 その後、「同和教育」にたずさわっていた頃、ゴーマニズム宣言シリーズで「部落差別」について扱ったものを読んだ記憶もある。内容はほとんど忘れたが、ちゃんとした内容が書いてあった記憶がある。

 その後、何か右翼的な感じのシリーズのものが話題になったりしていたので、小林よしのりのそれ以後のシリーズは、私は読んだ事がなかった。

 今回、この『脱原発論』を読んでみると、漫画家の想像力によって、原発事故や原発というものの内実について、近づいていき、また、小林よしのりの絵の表現力によって、本で読んだり、NHKのテレビなどで見ているイメージとはまた違った迫力を持って、現実の本当の姿を私たちに訴えかけてくる感じがする。
 実際に、福島へ行ったり、原発の問題についての情報や資料なども、色々な所から多方面にわったて得ていて、とてもよく調べられている感じがする。

 原発のどうしようもない現実の姿、それを取り巻く人々の姿もしっかり描かれていて、 「小林よしのり」の怒りがぐんぐん伝わってくるような感じだ。

 また、自然エネルギーへの未来への希望も感じられる。

 とてもシリアスな内容のマンガなのだが、とはいえ、節々にマンガらしいユーモアも絵の中にちりばめてはある。
  
 今回、この本を見ると、小林よしのりは、昭和28年生まれ、私より3歳若い、同世代の人といっても良い方と知った。
 この「脱原発論」に関しては、小林よしのりも、私が感じて、ブログに書いている事と、ほとんど同じ事を感じている内容だった。
 日本国民、だれだってそういう事を感じている人が多いのだなあ、とあらためて感じた。
 アマゾンのカスタマーレビューの割合を見てもそう感じる。

 「原発推進派」への反論が、細かすぎて、ちょっとわずらわしい感じがするが、全体として私も☆五つだ。

 皆様もぜひ一読、一見、してみてほしい。
 中高生の話し合いに使ったり、若い人にも勧められる読み物ではないか。
 

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